2010年05月23日
携帯電話の待ち受け画面は、その時々の自分に必要なメッセージとしてよく変えます。
現在の待ち受け画面はこの写真です。
この日のミラノはとっても寒く、路面電車を待っていましたが、いつになっても電車は来ない……。いくら時間通りにならないイタリアでも、待っても待っても電車は来なくて、誰もがイライラした感じを見せていた時でした。
その中で、この彼だけが静かに本を読んでいて、ページをめくる時以外には身動きせずにいました。
彼の分厚い本の題名は………トルストイの「戦争と平和」でした。
若い人たちの本離れを言われる今、彼がまさかそんな名作を読んでいるとは……感動しました!そして見た目で人を判断している自分を反省しました。
待ち受け画面には、「見かけで人は判断できない!」と自分への教訓として、赤でメッセージを入れました。 これは忘れられないシーンです!!
反省!!!