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マダムMizkoの海外diary
今こそイタリアンモードで!!(改定版)
2011年05月04日

日本に戻り早くも半年になってしまいました。
ミラノと東京の家を行き来するようになって、こんなに長い(?)日本での滞在は8年振り。
この間海外に住む外からの目でじっくり日本を観察(?)出来ました。

日本人はやっぱり考え方が真面目。特にイタリアのようなラテンの国に暮らしているとそう思います。
日本のあまりにもきちんきちんとしたメンタリティーを目の当たりにしていると、時にはイタリア的なルーズさも人生には必要じゃないかと思うようになりました。
もともとラテン的な性格なMizkoですが、まだまだラテン化し続けています。

日本には、こうでなければならない…みたいな固定観念が多すぎて、もっと自由でいいじゃない。なんでもかんでもそう型にはめなくてもいいじゃない。

大震災前の日本で「老後」と言う言葉を良く目にしたり、耳にしたりしました。「老い」を目の前にしている年齢ならともかく、20台後半や30代で将来年取った時の事を心配している。そんな時にイタリア人の友人達は「来るか来ないか分からない不確かな未来より、確実な今を大事に、そして出来るだけ楽しんで生きる。」といつも言っていました。
長い海外生活に加え多くの国々を旅して来ましたが、日本ほどこの「老後」と言う言葉に触れる国もなかなかありません。
でも大震災後は、不安だらけで一歩先さえも見えない日本になってしまいました。
今こそイタリア的考え方へモード変換は如何でしょうか?

ドイツのとある新聞の”彼氏求む””彼女求む”の欄の忘れられない記事…
”僕は身長180センチ。スポーツマン。旅行が趣味。一緒に旅行が出来る彼女募集。
78歳”
”私は小柄で、刺繍が大好きです。お料理も得意で家庭的。彼氏とお出掛けしたいです。
76歳”
午後のカフェでは出会って間もないと思われるそういう年代の方方のデートをよく目にします。皆さん、本当に人生を楽しんでいらっしゃる。お二人は周囲も気にせずチューしている…。ラブラブのそんなシーンを見ていると、恋には適齢期なんてない!と思います。
それに幾つになっても恋心が有る方は、決しておじいさんでもおばあさんでもなくお若い!私達の未来をこうしてステキに生きていらっしゃる方方もいらっしゃるのに、そんな未来をあまり早くから心配していたら、目の前のステキなことも見逃しそう。


先日はキュートなAちゃんとの女子会(!)。
まだまだ若いけれど、自分の考えをしっかり持っている彼女。今回の大震災でボロボロと男性の本性が見えた、それに人生感も変わったと言う彼女がこんなことを言っていました。
「いつ死ぬか分からないから、どれだけ残っているか分からない残りの人生は大切に、その時その時出来るだけ楽しく生きる!」……そう言う彼女には強さも感じられ、とても輝いて見えました。
Aちゃん、イタリアンモードへの変換済み!

今日の命に感謝!そして今のこの時を大切に!そして生き抜いてステキな未来に繋げたいものです♪

写真:私の大好きな地元表参道の鴨せいろ♪Aちゃんとの女子会のメニューでした。