ミラノ在住のマダムMizkoが世界の街を歩きに歩いて見つけた
Something Special な商品をあなたにお届するショップです

Special Links
京都市伏見区 ネイルサロン【ルキア】

ホームマダムMizkoの海外diaryイタリア生活も大変!
マダムMizkoの海外diary
イタリア生活も大変!
2011年06月15日

写真:ミラノのシルバーアクセサリーやさんのドアです。このワニ君、ワイルドアニマルファンのMizkoのお気に入り。

(ミラノ6月14日)
やっと長いかった悪天候から脱出???
ここ数日は夏日です。14日も35度。
夏女Mizko…やたらと元気一杯です。

前回はミラノに住む楽しみをご紹介をしましたが、今回は楽しいだけではないミラノ生活をお話しますね。

先日、郵便局から書留一通出すのに、掛かった時間は2時間!そんなことは度々です。
イライラして、何でこんなに時間が掛かるの?と思ったところで、「イタリアだから」なんです。

ミラノに住み始めて間もない頃、ボーダフォンで携帯を買った時のこと……
メールの操作方法が分からなかったので、店員さんに聞くと、「僕も分からない。だって携帯でメールしないから。」というのが回答。(はあ~~~???)
「あなたじゃ話にならないから、上の人出して!」と言って出て来たのが、「僕もわかんないわ~~~。電話しかしないも~ん。」(あっちゃ~~今度はゲイか~~~!)
もう全く話にならないので友人に教えてもらい、一件落着。
これまた、「イタリアだから」。

こんなことが日々の生活にいくらでもあります。日本の生活ではスムースに済むこともここでは一仕事。時と場合によっては、ただ黙って我慢しているだけではなく、しっかり意見を言って、態度で示して・・・・・何故こんなことでこんなに熱くならないと、事が進まないんだろう?と思うことも常です。ですから、東京の生活以上にエネルギーを使っています。

地下鉄に乗れば、何時も東京並みに混んでいます。

ドアが開いた途端に車内になだれ込んで来て、突然涙が流せる人。
「女房も子供も病気です~~~!お金くださ~~い!」
あれだけ都合よく涙が出るのには、呆れてしまう。
あちらの隅では、中年のカップルが、この世の終わりのように熱烈にキスして陶酔している。これぞ「最後の晩餐」か???
横の若い男性二人はラブラブで、髭モジャの男性が甘ったれた声でもう一人の男性に話しかけている。もう一方の男性は、その髭モジャの男性を、可愛いな~~という感じで、優しい瞳で見つめている。
そして車内は多国籍、多民族、多宗教の乗客で、何だか分からないにおいが漂っている。
憂鬱な気分でいると、私の耳元で甘ったるく「ちゃ~~~お~~~!べ~~ら~~~!」と知らない男が言い、即興で作曲して(?)「あも~~れあも~~~れ!」と歌い出し、ぞっとする。東京では決してする必要の無い嫌悪感丸出しの顔をその男に向けて、もう日本語で、「うるさい!!!」と怒鳴って、その場から離れる。
そして混雑の中、スリやひったくりに気をつけることも忘れない。

一度地下鉄に乗り、15分間の乗車時間内の模様をお伝えしました。
とてもとても車内で寝てなんかいられません!
表参道を行き来する地下鉄とは大違いです。

14日もたっぷりエネルギーを使ったので、これから寝ます。
Readerの皆さん、おやすみなさい!zzz