2011年06月20日
写真:ミラノで見つけたキュートな靴…Mizkoに似合うかな~~~
(ミラノ6月20日)
Readerの皆さんCiao!ミラノは今日も暑いですよ。気温もとうに30度を越しています。
前回はミラノでお世話になっている美容師さんのAlbertoのお話をしましたが、本当に
毎回彼のお店へ行く前と後…Before Afterでは、全然男性の反応が違います。
男性の視線もぐっと多くなるし、イタリアでは、信号のない横断歩道で歩行者がいても止まる車は先ずいません。そんな中、車がぴたりと私の前で止まり、中の男性ドライバーが笑顔と共に手でどうぞと示してる。
顔見知りとなると、態度があからさまに違います。
いつもは無愛想なウエイターがぺらぺらと話し掛けるし、いつもの値段でいつもより良いスプマンテを目の前で開けるし、おつまみもかなり多目だし…。
長年通っている近所のカフェのボーイズ達(一昔前に”男の子”だった連中)になると、大騒ぎ。「服も髪もとっても似合ってるよ!」「いつもよりずっとキレイだあ~~!」と私の手を取ったり、いつもよりべたべた多目にホッペにチューしたり、挙句の果てに一人が、「今日のスプマンテは僕のおごり!」…。
でもいい時ばかりではないんですよ~!
デートをしたこともない仲のただのカフェの男性すら、「この服じゃなくて、この間の黒のワンピースを着てよ!」「髪はこの間みたいにアップにしてよ。」とか自分好みで勝手なことを言いますから。私の名前も知らないくせに。(Mizkoの心中…(こんな歌詞がありました。)アンタ私の何なのさあ~~?)そう……彼らの評価は厳しいです。
男性だけではなく、女性も厳しいですよ。
会った途端に、挨拶の前に「顔むくれてるよ~~!太ったの?それとも飲みすぎ?」とか、高いベージュのレインコートを着ていたら、日本語を話すキュートなミラネーゼの彼女が、「Mizko,このコート、オヤジみたいだね!日本のオヤジ,皆こういう色のコート着てるじゃ~ん!」とか。(オヤジみた~~い???あ~~これにはMizko参りました。あれ以来そのベージュのコートは着ていません!!!)
まあこれまたファッションの町ミラノだからでしょうか???
東京で暮らしていても、表参道という土地柄から、そうそう手抜きのお洒落を普段からしているMizkoではないと思いますし、私には、この日記でもご紹介したファッションへの力強い協力者もいてくれるのですが、ここの皆さんのきびし~~い評価の中で、自分のセンスが磨けたらと思っています。またこうしたはっきりした意見や反応を沢山聞いたり見たりすることにより、何が自分に本当に似合うのかも分かります。”スキ=(イコール)似合う”ではありませんからね。良い反応を見ることで、またお洒落をする甲斐も出てきますしね。
(ファッションもアモーレも”スキ”だけじゃだめ~~!)
それにしても、これだけBefore afterで私を変えるのを、私はいつもAlberto Magicと呼んでいます。