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マダムMizkoの海外diary
あの人はだ~~れ? Part 1.
2011年12月26日

(12月26日)

私は下手くそながらも色々な言語を使って生きていて、よく周囲には「どうやったらそんな風に色々な言葉が話せるようになるの?」と聞かれますが、一言ではとても答えられません。
ただそう質問する人のほとんどが、『言葉』しか考えていないように思います。

言語を学ぶという事は、言葉だけを学ぶのではなく、その言語の背景を知る………話す人たちの習慣やメンタリティをその言葉と一緒に知る事がとても大切だと思います。それ無くして外国人には本当の気持ちが伝わらない。

私の場合超ラッキーと思うことは、育った環境からかは分かりませんが、Mizkoのメンタリティーが外国人受けをする!!
自分で受けようと思うわけではなく、逆に全く飾らぬ素のままでいればいるほど、受け入れてもらえる!
自分でもオモシロイ現象だと良く思います。


例えばこんなこともありました……

タンザニアに学校建設と、井戸掘りのプロジェクトを成功させた後、日本に帰国した際にふと『アフリカンフェアー』が開催されている事を知りました。それもその日が最終日。
私は飛んで見に行きました。

アフリカのそれぞれの国がブースを設けており、そこで、観光案内や、特産物を紹介していました。
勿論私が最初に向かったのは、タンザニアのブース。
写真を見ていると、英語で・・・
黒人男性:「そんなにタンザニアに興味があるのですか?」
私:「勿論です。私はタンザニアに小学校を持っているので。」
彼は熱心に私に質問を続けたので、プロジェクトについてお話しました。
するとその彼は、傍にいた身長160センチの私より背の低い黒人の男性を呼び、今聞いた私のプロジェクトの話を簡潔に伝えていました。
その間背の低い男性は私をじっと見ていて、突然発した言葉が、
「あなた、お幾つですか?」
(はあ~~~~~~???そう来ますか???)
初めて会い、初めて私に掛けた言葉がそうでした。
(女性に会った途端、そんなことを尋ねるなんて~~!)
私は少しムッとして言ってやりました。
「あなた~、勇敢ですねえ~~!初めて会った女性に年を聞くなんて!夜道をお歩きの際には、お気を付けあそばせ!!!」
するとその背の低い男性は、お腹を抱えて笑い出しました。
それが止まりません。
(そこは笑う所じゃないんだけれど~~~!)私は大笑いしている彼をボケーと見ているしかありませんでした。

笑いが一段落すると、その男性は、
「あなたは本当におもしろい方ですね~~!近い内に是非オフィスにいらっしゃい!」と言い、名刺をくれました。
(失礼な事言って、散々笑って、今度はオフィスに遊びにいらっしゃいってどういう事???)
私は適当に挨拶をして、名刺を見もせずにバッグに入れて帰りました


(結局あの人は誰なんだろう??)

次回につづく

写真:Mizkoのタンザニアの小学校にて。
右は私のマサイ族の親友です。ちょっと見は大きくて怖そうなんですが・・・実際に会うとやっぱり怖そうなんです!!!でも話すととっても優しいんですよ~!会話は英語です。
学校のプロジェクトで一緒に働き、夜になると彼は一杯だけ赤ワインを飲みました。
私もそれに付き合い赤ワイン。野生動物やサバンナでの生活についての彼の話は本当におもしろい!!! こんな時外国語を話せる喜びを感じます!