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マダムMizkoの海外diary
新たなるアモーレ(彼)見っけ!!!
2012年03月05日

(ドイツ、ニュールンベルグ 3月4日)

写真はショーウィンドーのMr.マネキンです。「いや〜かっこいいな〜〜この彼!」とMizko一目惚れ!動かぬ髪無しのMizkoの新たなるアモーレ???明日も会いに行こう!国によってもマネキンの顔や体型が違うので面白いです。

ドイツのデパートや大きめの商店は土曜日20時閉店で、日曜日は全てのお店が終日閉店です。
昨日の19時40分頃デパートにいたら、あちらこちらから聞こえて来ました……レジでのお金を数える音。
まだまだお客さんがいるのにお構いなしで、どのレジでも店員さんがお金勘定に夢中!!!

それでドイツに暮らしていた頃のある日を思い出しました……
当時の閉店時間18時の15分位前にドラッグストアに行きました。
店員(腹立たしい人だったので、「さん」付けはしません)はその時もレジのお金勘定をしていました。私の入店に思いっ切り嫌な顔をしましたが、無視して私は急いで必要な物を買い、おつりが1マルクでした(ドイツ通貨は当時マルクとペニッヒでした)。
そうしたらその店員は無言で私の目の前に100個のコインをジャラジャラと乱暴に置きました。
1マルクのおつりを1ペニッヒのコイン100枚で渡したのです。
1ペニッヒコインの山が1マルク分づつ分けられていたので、すぐにその100枚と分かりました。
勿論1マルクのコインも何枚も私の目の前にありました。

そんな態度を取られて、黙って100枚の1ペニッヒコインを貰ってくるようなMizkoではありません!
しかしその時の私のドイツ語は、文句が言えるほど上達していませんでした。
そこで私は黙って100枚のコインを持っていたビニール袋に全部入れて、レジから店内に戻りました。そしてある物を手に取り再びその店員の所に行き、一個だけコインを抜き取り、無言で彼女の顔を見ながら、残りの99個のコインを彼女が私にした以上に乱暴にジャラジャラ〜〜〜ッと置き、静か〜にお店を去りました。
Mizko99ペニッヒの歯磨き粉お買い上げ!Mizko無言の抵抗でした。

このフランケン地方の人々は今でこそ大分親切になりましたが、当時は排他的と言うかとにかく感じが悪い人が多かったです。最初の頃はどうしてこんなひどい態度を取られなければならないのかが解らず、悔し涙をどれだけ流したか分かりません。
しかし涙を流す度にここで生きる力が身に付きました。
上記の思い出話はそんな一例です。
そして今では、そんな感じの悪いドイツ人に遭ったならばドイツ語で対抗します。