2010年10月29日
写真:お待たせしました!タンザニア、ルアハ国立公園にて。私のお仲間達です?!
ライオンはお腹が一杯の時はまるで猫のよう……。時々車の真横まで来て、オープンカーだと覗きに来たりします。その時は「Stay still !」(じっとしている)が鉄則。車からは絶対に降りてはダメ!
ちょっと前の事になりますが、東京の友達からメールが来て「狩するライオンに戻りましたか?」と聞かれました。
そう7月に日本を出発する時の私は、日記にも記した通り、すっかり狩りを忘れた動物園のライオンのように、受身でアグレッシブに生きるパワーが弱まってしまっていたように思います。そんな自分がとてもいやでした。
友人からのメールには、「もうちょっとで戻れそうです」と答えて、そして今………だいぶサバンナのライオンらしくなって来たと思います……と言うより、そうでなければ、ここではとてもやってはいられません。日本と違い、黙っていたら、なかなか事がスムーズには進まない社会。あっちで腹立て、こっちで呆れ、そっちで悔しい思いをして、あっちこっちそっちで吠えている内に気付いたら、パワーが回復していました。私がサバンナのライオンならば、今ならば、仲間と一緒にバッファローを仕留められるでしょう。
初めて日記を読んでいる方は「何でライオン?」と思われるかもしれませんが、Mizkoはアフリカの野生動物が大好きです。
そして実際に野生動物やブッシュマン、マサイ族と共有した多くの時間から、現代社会では”全く役には立たない知識”も実はちょっとだけ持っています。たまにそれを披露するとびっくりされるので、隠しています。ライオンについても、サバンナのライオンと動物園のライオンの大きな違いは、体験から良~~く知っています。
前回の日記では、イタリアンファッションを購入したお話をしました。都会ではドレスを、サバンナではサファリ服に身を包み四駆を運転するMizkoです。ほぼスッピンで!!(怖!)