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マダムMizkoの海外diary
パート3。人との距離感とBaci e abbraccio(キスと抱擁)
2010年11月12日
写真:日本でも御馴染み「ペック」のミラノ店での"cotoletta alla milanese" ミラノ風のカツレツです。今宵のMizkoはこれでワインが飲みたい気分です。お相手はあなたで……(?!)。大きいですけれど、とても薄くて軽いです。ソースはなしで、レモンとオリーブオイルを少々かけて頂きます。

新商品をお待たせしていてごめんなさい。只今スタッフと商品整理と写真撮影に大忙し。でもお披露目第一弾はもう直ぐです!!第一弾は「カラフルでキュートな4人娘」がテーマです。お楽しみに!


今回COME VA?"から連続2回に渡り在伊日本人の方々のご意見に私の意見を添えてご紹介して来ましたが、その中に「日本に帰ると人と人の距離感にすごく違和感を感じる」という記事もありました。これには私も同感です。

何度かイタリアでは「お客様は神様」ではないことはお話しましたが、その分お店の人達とも挨拶を交わすところから始まり、お互いに上下関係もなく距離感を感じません。

今回も私の日本への帰国にあたり、八百屋さんのお母さんも「気をつけて行ってらっしいよ」と私を抱きしめ、Baci。ケーキやさんの太ったおばちゃんも、わざわざカウンターの中から「暫く会えないわね。抱きしめさせて」と出てきて、Baci と骨が折れるかと思うほど力強く abbraccio。カフェの男子諸君もなんだかんだとお別れの言葉に加えてチョコをくれBaci e abbraccio。美容院の店長も「Mizkoはジャポミラネーゼ(店長が私につけた日本人のミラネーゼと言うこと)なのにまた日本かぁ~~。メールくれよ~~!」と言ってBaci e abbraccio。スタッフの皆もまるで何年もの別れのように何度もBaci e abbraccio。
.いつも行くカフェのデブでハゲのおじさんは、偶然にも男性用の化粧室のドアが開いていて、彼は石鹸で”それは熱心”に手を洗っているところに私の姿を見つけました。そうしたら、石鹸で泡だらけの両手を揉みながら化粧室から出て来て、「いってらっしゃい!また会いましょうね。また会いましょうね。・・・」と10回位言いながら、流石に石鹸だらけの手で私にabbraccioは出来なかったけれど、唇尖らせて私の両ホッペにbaci。

こうして日本ではお友達未満の人達ともイタリアではそんな親近感なので、習慣の違いと言えども日本に戻るとさみし~い気持ちになります。更にマニュアル化して感情もなくロボットみたいな相手と話す時には益々さみし~~~~い気持ちになります。それに私は子供の時からBaci e abbraccio が自然だと思える環境に育って来たので、特にそういう気持ちになるんだと思います。