マダムMizkoの海外diary

画像: 気持ちは日本時間。体はミラノ時間。

気持ちは日本時間。体はミラノ時間。

2010年11月13日

写真:私が日本に戻って来て一番恋しいイタリアの彼です。彼はシチリアのパレルモで知り合い仲良く(?)なった私のアモーレです。

日本に戻ってこの一週間、なんだか時差ボケのためにとんでもない生活パターンでした。こんな日もありました………。

お腹が空いて目覚めたのは午前4時前。目覚めもすっきり!!「さあ何を食べようかな?」アドレア・ボッチェーりのCDなんか聴きながらお野菜を切り出してお一人様湯豆腐鍋……。「やっぱりボッチェーりの歌声は素晴らしい!」なんて一人で感動。その内「そうだ、湯豆腐にはやぱっり日本酒よね」と独り言言いながら、日本酒を探す。冷蔵庫に首を突っ込んで「あれ~~~日本酒どこ?」。久々の日本の我が家で、どこに何があるかが分からず。「あ~~良かった!」キャビネットの中に前回尾道のY鮨さんで頂いた尾道のお酒を見つけた。お気に入りのグラスに注いで「う~~ん!美味しい!」。ほぼ4ヶ月振りの日本酒に感動しながら一人ほろ酔い。
そんな私の背後ではボッチェーりが素晴らしい歌声で『オーソレミオ』を歌っている。こんな時間に湯豆腐に日本酒にボッチェーり……「私…こんな時間に何やってるんだろう?」という疑問が頭を過ぎる・・・・でも直ぐに「人生色々。私はわたしだもん。マッ!いいんじゃないの。」と疑問も消えて、また日本酒とボッチェーりに酔いしれる。心もお腹も満たされて「さあ~~そろそろ寝ようかな…」と椅子から立ち上がり、洗い物を始めようと窓の外を見たら明るくなってる!!!「そうだ!これから仕事仕事!!!寝ちゃいられない!!!スタッフも来る!!」、そうして現実に戻って仕事への支度をする。いつものぬるめの半身浴の長湯じゃ湯船で寝ちゃいそう。熱めのお風呂に入り、目を覚まそうとするが、体は寝よう寝ようとしているので、時差ボケはなかなか辛い。何事もなかったようにスタッフの前で振舞ってはみても、睡魔が私を襲う。いつもより余計に喋り、必要以上にチョコチョコ動き、睡魔と闘いどうにか仕事を終えた。

この日のMizkoは内臓も含め体内時計はミラノのままで、目覚めた朝4時は私にとってはミラノの前日夜8時でした。

一週間経った今もまだなんか変です。ヨーロッパに住む日本の友人達も、2週間位一時帰国で日本に戻ると、ずっと時差ボケで、時差ボケが治った頃にヨーロッパに帰るようになると口を揃えて言っていました。ミラノに住む日本人の女友達と表参道で会った時には、午後4時には「眠い眠い!」と何度も大口あけて欠伸をしていましたっけ。お洒落な表参道を歩きながら。とてもアモーレの国イタリアの住人とは思えなかったです。
私もこの状態じゃ楽しみにしていた友達との再会も儘ならず……。午後6時頃に眠くなって、午前4時頃に超ハイテンションで「会いましょ!」なんて言ったところでだ~~れも遊んでくれません。夜お出掛けするにはお昼寝、それも3時間位必要で、お昼寝なしだと午後6時には寝ちゃうなんてお子ちゃまみたいな活動時間のMizko です。時差ボケが解消され、再会で一緒にお酒を飲むことを心から楽しみにしています。

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