マダムMizkoの海外diary

Mizkoのファッションチェック
2011年06月10日
写真:ドゥオモ広場はいつもすごい人。スリには気を付けましょ!
ドゥオモにお祈りに行きました。
大震災後初めてなので、なが~いお祈り。あなたの健康と無事も勿論お祈りしました。
日本のファッション雑誌を見ていると、ミラノやパリの町を闊歩する人々の多くがファッション雑誌さながらのスタイルとセンスなのでは…なんて錯覚してしまいそうになりますが、ところがところが……。
有名なブランドショップが並ぶ通りでは、そんな方方をお見かけしますが、一般ミラネーゼは
厳しいイタリア経済の中、安く賢くお買い物をしてファッションを楽しんでいるようです。
そして、ここがファッションの町ミラノだとはとても信じられないような服装の方も沢山お見受け致します。
そんな中・・・
先日タクシーから降りて来られた一人の男性…。
肩ほどまでの長さの黒髪のほとんどが白髪。そして髪には少しウエーブが。
何とも言えない茶色のスーツを着ていらっしゃる。靴もまたスーツとは違った茶系。
それにこれまた何とも表現できない薄いブルーのシャツ。茶のスーツとこの色のシャツのコンビネーションが憎い!そして街角で胸のポケットからネクタイを取り出し、今そこでネクタイを首に巻いている…。そのまたネクタイが何とも言えない美しいイエロー。
いやいやいやいや!トータルでずば抜けたセンス!!それがまたとってもお似合いになっている。正にファッションの町ミラノを感じた瞬間でした。
まだまだ女性にさぞおモテになるのでしょうねえ~~。ロマンスグレイでこのファッションセンスのおじさまならば。
こうして男女共に数は少ないですが、東京でも決して見られないセンスの方方をお見掛けした時には、ファッションの町ミラノに暮らしている実感が湧きます。
その一方で・・・
以前に比べるとぐっと少ないですが、この季節、日本人観光客の方方もチラホラとお見かけしています。
そこの日本人マダム!ミラネーゼにはサングラスは付き物ですが、こんな雨の日に黒いサングラスをするのはおかしい。それにマダム、ミラノ観光にいらっしゃるのに頑張り過ぎましたね。そのボディにピッタリの長袖ストレッチシャツ…キレイなゴールドと言うより”黄金色”は浮き過ぎます。
それに雨の肌寒い日に、白のパンツで、素足にぺったんこのサンダル、そして白のポーチを斜め掛け。下半身はまるでピーチにでも行くよう…。手には大きなプラダの紙袋。「日本経済はまだまだ大丈夫よ!」と強調したいのかもしれませんが、黄金ストレッチシャツには参りました。
この下半身はビーチファッション、上半身はツタンカーメンみたいなファッションでプラダのブティックにいらっしゃたんですか~~~~~ありゃまあ~~~(Mizko…ため息吐息)。
せめて歩き方には気をつけて!歩く度に「ペッタンペッタン」と鳴っている…その音勘弁して欲しい。