マダムMizkoの海外diary

雨の静かな日曜日
2011年09月04日
日本に戻って来て思う事は何点かありますが………
先ずは毎回成田に着いて思う事は、申し訳ないのですが、特に女性がとっても幼く見えてしまうのです。
まあそれも仕方のない事?!
何しろ夏のミラノでは、見事な胸の谷間を思いっ切り出して、フェロモンムンムンの美しい女性達に、同性と言えどもノックアウトされそうな環境に毎日いますからねえ。
それにごめんなさ~~~い!なでしこジャパンのプレーヤー達が少年に見えてしまうのです!それも矢張りイタリア女性と比較してしまうからでしょうか?
2年振りの日本の夏はやっぱり暑い!ミラノより暑い?と言われれば、ミラノのような薄着が出来ない分暑いですねえ。
今回つくづく感じたのは、ミラノの暑さと日本の暑さで違うのは、何よりも暑さに対する人々の態度です。
日本人はもう体全体で暑さに負けている。
ただでさえ猫背が多い日本人の男女……暑さで疲れた様子で益々背を丸めているし、ただでさえ自分の足に合わない靴を履いている日本人女性が多いのに、暑さで気が抜けたのか、歩くというより、だらしな~く足を(靴を?)引き摺る様に、ペッタンペッタンと靴の音をさせながら表参道を歩いている。
挙句の果てに成田空港でも電車でもどこでも寝ちゃっている。
暑さに参っているのは一目瞭然。
ミラノとは大違いです。
ミラノでは、どんなに暑くても暑さに負けてしまっているような態度を、公衆の面前であからさまに出している人は見かけません。普段から公共の乗り物では寝ないし、それは暑くても同じです。
暑さに負けるより、皆眉間に皺寄せて、暑さと闘っているような感じです。
「ったく暑いわね~~!」「いい加減にこの暑さどうにかしてくれ~~!」って怒っているようです。
私自身も後者です。暑さに腹立って、歩き方はいつもに益してビシッと速くなり、素足に履いたピンヒールのふくらはぎに力が入ります。
物乞いに物売りに手当たり次第のナンパ男に付き纏われるような生活をしていると、暑くたってモタモタ歩いちゃいられません。そんな生活が身に付いているので、表参道で夏バテ顔でチンタラチンタラ歩いている人達がうっとうしい~~。
「あなた、表参道を歩く時くらい、もうちょっと気合い入らないの?タダでさえ世界で日本の未来を心配されている時に暑さに負けててどうすんの~~!」と心で吠えて、Mizkoはどんどんとそんな人達を追い抜いて行く。
確かに東京も暑いですが、「私は暑くてこんなに参っています」っというような顔や態度を知らない人に意図も簡単に見せてしまうということが、ボケーとしていたら何をされるか分からない経験を海外で長くして来た私にはとても理解出来ないし、アフリカのサバンナの動物社会なら、アッと言う間にライオンに狙われて食べられちゃう!
まあそれだけ弱さを全く知らない人に見せても、まだまだ安全な国ということなのでしょうか。
でもそういう方・・・一歩日本を出たらお気をつけあそばせ。
今写真のハイビスカスが強い雨に打たれています。
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