マダムMizkoの海外diary
またまたラッキー!!!
2011年11月16日
(11月16日)
バンコク滞在中に、体内のイタリア時間をタイ時間に(時差6時間)変換出来たものの、タイと日本の2時間の時差ボケ(時差2時間)が解消されぬままに、Mizkoにとっては一大イベントがありました。
それは、私の大親友がブラジル、リオから東京にやって来ました!
なんと15年振りの再会です!!!
その知らせをメールでもらったのは、バンコク滞在中でもうびっくり!!!
その上日本到着日が私の帰国日と同じ。
私はいつも日本にいるわけではないので、これこそラッキー!!!
二人が仲良しだったのは二人が20代の頃で、ドイツで知り合いました。
彼女は日系ブラジル人の3世です。
その当時はまだ私もドイツに行ったばかりで、ドイツ語学校に通っていましたが、その時のクラスメートです。
二人の会話はヘタクソなドイツ語とちょっとだけの日本語。
彼女は日本人の血を持ちながら、日本に行ったことはなく………でもほんのすこ~~しだけ日本語の単語が解りました。
私達はすぐに仲良しになりました。彼女といると、真っ黒なストレートヘアーの彼女が日本人で、ナチュラルカーリーの私が日系ブラジル人に間違われたものでした。
ドイツで一緒だったのは2年くらいでしょうか……。
彼女はその間に、同じく日系ブラジル人のご主人との間に男の子を産み、日本の童話や童謡を知らない彼女に代わって、私が童話を話したり、童謡を歌って聞かせると、ニコニコしたとても可愛い男の子でした。
それから間もなく彼女は家族とリオに帰る事になり、そのお別れは本当に辛かったです。
それから何年かして、ドイツで再会しました。
そして今回は、日本は東京で、それも私の地元表参道にて15年振りの再会となりました。
こんなに離れていても、ろくにメールの遣り取りをしていなくても、大親友と呼べるのは、彼女が私の心に根付いていたからです。
再会の瞬間・・・・・・・・彼女は見事にあの時のまま!!二人の子供のお母さんとは思えない!!!全然おばさんになっていない!!!流石に私の大親友!!!
表参道のエキチカのメトロカフェで待ち合わせをしましたが、私達にはもう周りの人達が見えませんでした。イタリアでもお馴染みのBaci e abbraccio(kisses & hug)を何度も繰り返しました。
そして落ち着いてからの彼女の第一声…
たどたどしい日本語で、「日本のボーイズ、つまんないねえ~~!」でした。
よくよく聞いてみたら、草食系男子の事を言っているようでした。
女性が持つようなバッグを持ってる。
背中が丸い。
痩せている。
皆同じような服を着ている…などなどと厳しい意見を頂きました。
流石ラテンの国の女性、即男性に目が行くようです。
でも彼女の意見が厳しいのもすぐ納得しました。
それは私が童謡を歌うとニコニコしていた男の子が、ビックリするほどハンサムな男性に成長して、PCの画像の中で笑っています。
いやいや体格も良く、ステキな男性!
こんな息子を持っている彼女なら、他の男子に感動しないのも納得!
Mizkoのお馴染みのお店を3軒ほど回り、再会の宴はお開きになりました。
数年前に大病をして、20%の成功率と言われる大手術をして完治した彼女。
そんな彼女の、「今を生きなきゃね!」という言葉が心に深く残りました。
それでご主人の急な日本への出張を機に、日本行きを決めたそうです。
別れ際に彼女が言いました……、「次はMizkoがリオに来る番よ!」
勿論次はリオで再会。それも近い内に!!!もう長い間待つのはイヤだ!!!
写真:表参道ヒルズにて