Mizko's Via Marcona

(２月８日）

実はMizkoはここのところ納得行かない！
こう言うと、この日記を良く読んでいらっしゃる方は、「あ〜〜また始まった！」と思われるでしょうね。今回は何に納得行かないかと言うと……自分！
只今Mizkoは自分に納得が行かない！

まあこれは今に始まったことではないのですが、日本にこうして３ヶ月もいると毎回起こる現象なんです。
日本で嫌なことがあったとか、何かが上手く行かない……ということでは全くなく、その逆です。
この日本での安心感が私には不安になるのです。
特にイタリアは１＋１が必ず２になるような国ではないし、言葉が違うだけではなく、何事もスムースに行かない方が普通な国です。
その度にMizkoは吠え（！）、戦い（！）、一山一山を乗り越えているような生活です。
何で日本では問題なくスムースに出来る小さなことに時間がかかり、相手をこんなに言い聞かせないと事が運ばないのだろう……という事が年中ですからね。

前に日記にも書きましたが、そんな生活をして東京に来ると、お店の人達が天使に見えちゃって、「なんて親切な方なんでしょう〜〜〜〜！」と思ってしまうのです。そしてイタリアの生活の中で必要だったパワーをそれほど消費する必要もなく事が運んでしまう。
そしてそんな中で生活して３ヶ月も経つと不安になって来ます。
こうしていて、海外で外国人の中で一人でまたやって行けるのかが不安になってしまうのです。
日本で仕事をして、友人と楽しい時間を過ごし、恵まれている時間であればあるほど、これでいいのかな〜〜と疑問に思ってしまうのです。居心地が良い分心配になる！そしていつしかそう暮らしている自分自身に納得が行かなくなる！
何しろMizkoという人間は冒険とか挑戦とかが大好きで、ただおだやか〜〜〜に暮らせない！落ち着いてしまうことが不安。人生にそして自分に緊張感が無くなることが怖い。

日本の生活でも色々な事はありますが、生活の基礎となる言葉もメンタリティーも違う国での生活に比べれば、ずっとやり易いですからね。それに同じ日本人の仲間がいるだけで大きな安心感があります。

亡くなった母の言葉を思い出します。
『昨日の続きをただ生きてるだけの人生なんて嫌だわ……』
う〜〜〜〜ん！そろそろ旅立ちましょうか……ネッ！
Readerの皆さんもMizkoとの心の旅の支度を始めて下さいよ〜〜！

写真：このボトルをご覧下さい！如何にも私らしいとある方から頂いた物なのですが、Readerの皆さん誤解のないように！Mizkoは確かにアニマルプリントの物をいくつか持っていますが、プリントが好きなのではなく、Wild Animalが大好きなんです。プレゼントして下さった方もその辺りはよくご存知のようで、下さる時に、「これが好きなんでしょ？」とヒョウを指差していましたっけ〜。
そうです！大好き！だからこのボトルは今やMizkoの宝物！
なかなかアフリカのサバンナでも見られないレオパードをタンザニアで見た時の興奮と感動は忘れられません。お隣はナミビアで買ったお人形です。
Sさんへ：このボトルは本当にサプライズで嬉しかったです。有り難うございました。