Mizko's Via Marcona

（２月１６日）

男性のReaderの皆さん、バレンタインデーにメッセージも送らずごめんなさい。
実はこの間に移動して今Mizkoはもうミラノの自宅です。
「さあミラノに帰るぞ～」と決めてから出発まで数日！私は思い立つと決断から実行まで早い！
そんな決断にスタッフ初め周囲もびっくり。急にMizkoの周辺は慌ただしくなります。バタバタバタバタ！
そんな前置きなしの急な出発にも関わらず、いってらっしゃいメールにお電話、皆さん本当に有難うございました。出発当日にも早朝なのにご連絡有難うございました。

特に………

Aちゃんへ
不調なのに頑張って明るい声を聞かせてくれて有難う！

SYへ
出発前に会うのは時間的に無理かなと思っていたけれど、もう一度会えて嬉しかったです。私の勝手な都合に合わせてくれて有難う。

神宮前4丁目のお店のKさんへ
ある人に「絶対あなたのお店にしかない焼き菓子を食べさせたい！」
私の願いを寒い中のデリバリーで叶えて下さり、本当に嬉しかったです。そのある人も「美味しかった」と言っていました。有難うございました。

地元表参道の私の愛するバーの三人へ
本来お休みだった二人もわざわざ出て来てくれて、三人揃っての「いってらっしゃい」は感激でもう泣きそうでした。
他のお客さんも断り、貸し切り状態な上にすっかりご馳走になりました。
いつもお店では我儘ばかりの私なのにこんなにしてもらい、皆の気持ちがとても嬉しかったです。心から有難う。

母国から母を取ったらただの国…
と母亡き後には日本に対しての思いがそんな投げ遣りな時もありますが、こうして沢山の「いってらっしゃい。気を付けてね。また帰ってきたらね！」に送られて、また皆さんの「お帰りなさい」に迎えられ、本当に私は幸せ者です。
揺れる経済、政治、どの情報を信じて良いかも分からない日本で、私の唯一確かなものがそんな皆さんの存在です。だから私はどこに行っても日本に帰りたい！

今回のヨーロッパ滞在中も、例え日本人私一人でも、外国人に対ししっかり顔見て意見も言えず、言いなりでニコニコはいはいだけの日本人にはなりたくない！こうした日本の皆さんの存在が私を支え、それを可能にしてくれるでしょう。
会えない間は成長の時…再会の際フル充電したMizkoをお楽しみに。

Readerの皆さん、暫くはMizkoのヨーロッパでの暮らしをご一緒に…。

写真；ミラノの自宅付近