マダムMizkoの海外diary
元気パワー溢れるイタリア人を送ります。
2012年02月29日
(ミラノ2月28日)
私は日記でもよくここの人達は本当に元気とお話して来ました。
しかし、その元気をどうやったらReaderの皆さんにお伝え出来るかをいつも考えていた時……私はこの写真の彼の笑顔に出会いました。
「これだ!」と感じ、撮影したいと思いました。
元気が溢れ出ているこの彼の笑顔はきっと写真でもその迫力は伝わるはず……と。
写真を撮らせてもらい、私は数人の日本の友達にショットを送りました。
「心からの笑顔でステキ」「迫力ある笑顔」と返答がありました。
そして本人からの許可も取り、今回皆さんにご紹介します。
彼は我が家の近くにある「Geko Pub」のオーナー、Armandoです。
Pubと言っても、朝のカフェからランチ、ハッピーアワー、夜の軽食とドリンク…と
一日でもかなり長い時間営業しています。
私は色々な時間帯でお世話になっています。
彼と兄と数人の従業員が働いていますが、主役は何といってもこのArmando。
兎に角何時行ってもこのお店は元気!…というよりArmandoの元気パワーに人が寄って来ているという感じです。
そして誰よりもこのPubで楽しんでいるのは本人Armando。
カクテルを作るのもお料理を用意するにも、それをお客さんに運ぶのも、会計も全て彼主体でしますが、何をするにも楽しそう。
仕事の合間にはお客さんと話を楽しんだり、ラテン音楽を聞いて一人歌って踊って
楽しんでる。
「Armando,おかわり頂戴!」と言っても、「ちょっと待ってね!この曲終わるまで!」とラテンの曲に合わせて一人踊っている。
そんなお店の人間が楽しいんでいる様子を感じられるお店は楽しい!
だから人は寄って来る。
そして寄って来る人をArmandoは皆友達扱いする。
私が日本から戻って行くと、遠くの方からすごい迫力で歩いて来て、私に近付き「チャオ〜〜〜!」と言って豪快にガバッと抱きしめ、ホッペにキスをする。
出会った頃は、そのあまりにも迫力ある接近に何事かとびっくりしたけれど……「あ〜〜そういうことだったのね〜〜」と納得。
彼は男女問わず、顔見知りには「お客さん」意識ではなく仲間意識で、力強い握手を交わしたり、男同士でも抱き合ったり、スキンシップも欠かさない。
お会計の後には「これは俺から!」とテキーラなんかをこっちでもあっちでも振る舞い自分も一緒に「Salute!」と乾杯する。
かなりボリュームある体型の割に良く動く!
いつも動いている。
ただいつもジーンズがキツそうで、屈むと皆の前でお尻丸出しになってもそれもご愛嬌!
腕と足の日本の入れ墨もちょっと見ない内に広がっている。
ちょっと目恐そうだけれど、会えば全然恐くない!
でも酔っぱらいが大声でお客さんに絡んだりすると、「皆楽しんでいるんだから
邪魔するな!」とこれまた凄い迫力で追い払う!
だからこのお店は女性も安心して飲めるので、女性客も多い。
少しでも時間が出来て、お天気ならばすぐに南に下って海に行く。
大人しくしていることなんてなさそう。
私の日本の美容師さんがミラノに来た時に、このお店に一緒に来ました。
彼はArmandoに一目惚れ(?!)。
「近かったら毎日来て友達になりたい。」と言っていましたが、そうならば、きっと二人は仲良しになると私も思いました。
日本では元気なMizkoと言われる私ですが、Armandoの元気は私の数十倍!!!
日本は2月29日朝ですね!
皆さんお早うございます!
Armandoに負けずに元気に一日をお過ごし下さいね。
私はおやすみなさ〜〜〜いzzzzzz
追伸:今は関東雪が降っているようですね。
皆さん、通勤気をつけて!そして風邪引かないように!