マダムMizkoの海外diary

画像: 国境越え

国境越え

2010年08月06日

写真;暑さで募金集めの彼もこの通り、お休み中。

前回のポーランドも「イタリアからまた外国に行った」ことにはなりますが、ここでの生活に馴染むと、ヨーロッパ内の行き来は、日本で言う国内移動と変わりません。

ドイツに暮らしていた頃、EUにならないその時代でも、「週末にフランスに行く、オーストリアにちょっと行って来る」と日本の家族や友人に言うと、どんな優雅な生活をしているのかと思われたものでした。しかしその頃は国境があったと言っても、車なら陸続き、簡単なパスポートコントロールで国境越えは出来ました。
そして今ではEUという大きな一つの国になったも同然で、ポーランドにしても、通貨はまだユーロではありませんが、同じEU諸国の中ということで、大きな税関審査がある訳でもなく、国内旅行と全く変わりません。
日本は島国で、どんな近くのお隣の国に行くにも海を越えるせいか、外国というと遠いという印象があるように思えます。

ドイツ人の友人は、フランスにパンを買いに行くし、イタリア人の知人は、イタリアより安いという理由で車のガソリンはスイスに入れに行きます。スイスはEUではありませんが、簡単に行けます。
私も国境まで一時間半程のドライフで、家具はスイスにある巨大なアウトレットに行きます。

数年前に日本から友達が来て、10日余りで車で8ヶ国一緒に周遊しました。本人は国境を越えたことも気付かない…。
去年日本のスタッフが来た時も、とっくにドイツからフランスに入り、フランスのワインを飲んでいるのにまだ気付かない。
国境越えるって今ではそんなものなんです。
あるロータリーは一周するだけで3ヶ国に行ったことになります。フランス、スイス、ドイツ!!!
どっちに行ったらいいか分からず、私はそこを3周ほどしたので、数分間に3ヶ国に3回づつ行ったことになります!!

それに今ではルフトハンザイタリアがヨーロッパの各都市にどんどん格安飛行機を飛ばしているので、それと円高を上手く利用すれば、東京ー大阪間往復の新幹線代の4分の1くらいの値段で、往復出来るんですよ。
それに東諸国ですと物価も安く、ワルシャワでは五つ星ホテルが東京のビジネスホテル以下の値段でした。

国内を移動する気分で、こうして文化、習慣、言葉、食べ物が全く違う国に行けるのが、ヨーロッパの魅力だと思います。

ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内