マダムMizkoの海外diary

画像: 真夏の夜の夢?!

真夏の夜の夢?!

2010年08月12日

写真:ミラノのネクタイやさんです。カラフルできれい!!

(前2話からの続き)
フォワキン似の彼が突然いなくなり、それから30分位した時でした。
私はその時の驚きを今も忘れはしません。

真っ暗な古い石畳の道をこちらに真っ直ぐ歩いてくる男がいます。
そうです!例の彼です。
黒のパンツの上はぴったりした真っ赤なシャツに着替えています!!
オーラがいつもに増して迫力があり、私を見る目が、まるでインパラ(鹿の一種)を狙うライオンのように怖くて、ライオンに追い詰められたインパラのように私はもう身動きが出来ませんでした。
これにはそこにいた誰もが「挑戦!」と読みました。
と言うのも、実はその時私には連れの男性がいて、彼が真っ赤なシャツを着ていました。
私の左隣に座っていた連れも「なんだアイツ!!」と不快な声を発しました。
フォアキン似の彼は一言も発せず、それまで一度も私の隣に座ったことはないのですが、迷うことなく右隣に座りました。
日に焼けた素肌に着た真っ赤なシャツは、誰が見ても私の連れより似合う!
しかし彼は隣にいながらも私に背を向け一言も話し掛けず、ただ憎らしいほどかすか~にコロンの香りがしていました。
皆動きを止めて私の出方を静かに見ていました。
そう…皆理解していました。その真っ赤な背中が私に尋ねている……「Si o No?( Yes or No?)」と。


そんな事が起きるのも、アモーレの国イタリアだから?それとも真夏の夜の夢?または古い石畳の魔法でしょうか…?
その時のMizkoの答え……?
Si(yes)であれば、今私はここでこうしてはいません。
じゃあ何故No?
言葉巧みで行動が伴わないのも嫌ですが、パフォーマンスがどんなに熱く積極的でも、会話が物静かで、ジョークも言わない男性…Mizkoを良くご存知のお友達の皆さん、Mizkoに似合うと思いますか?
皆さんの声が一斉に聞こえて来ます…「NO!」。
ですよねぇ~!
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