マダムMizkoの海外diary

画像: ミラノ式ハッピーアワー

ミラノ式ハッピーアワー

2010年08月19日

写真:こんなカフェでハッピーアワーは如何ですか?

やっとイタリアの夏が戻って来ました。でも昨夜は冷え込み、羽毛ふとんを出そうかと思うほど寒かった!
ここ1週間ほどよく雨が降りました。ドイツでは洪水で亡くなった方もいるくらいの悪天候。
夏女Mizkoは太陽が大好きなので、毎日毎日の雨に憂鬱になっていたところでした。

ミラノには独特なハッピーアワータイムがバーやカフェであります。
日本のハッピーアワーと言うと、アルコールのドリンクが安くなりますが、ミラノではいつもと同じか一般的にはそれより高くなります。
しかしそれにブッフェ(バイキング)が付きます。
カウンターに並べられるブッフェはそのお店によってさまざまで、値段も5~10ユーロ位でしょうか…。
イタリア人はバールやカフェで食前酒を飲んでから、食事に行くことが多いですが、ミラノではこのハッピーアワーのはしごで夕食を済ませる人も多いです。
時には並ぶものがお粗末で、決してハッピーアワーと呼べず、私はアンハッピーアワーと悪口を言っていますが、お店によって種類も豊富で、美味しいところも沢山あります。
何種類のピザやパスタも並ぶので、色々なイタリアの味を楽しむのにもこのハッピーアワーは見過ごせません。
一杯目はこのお店。二杯目は他のお店とすれば、また違う味を楽しめます。
私はミラノのこの八ビーアワーが大好きです。
ハッピーアワーに10ユーロも出せば、巨大なシャンデリアがぶら下がるお店で、美味しく、心は優雅な時間が過ごせます。

お洒落なカフェのテープル席では、カウンターの食べ物をお皿に入れてウエイターが席に持って来てくれる場合と、バーのようなところでは、自分で取りに行き、席で食べる場合があります。
カフェでもバーでも座らずに立ち飲みの場合は、勝手にカウンターから取って食べます。
初めの頃はこの光景がつまみ食いをしているようで奇妙でしたが、慣れれば気楽で且つ楽しいです。

時間もお店によって異なりますが、午後5時頃から9時頃までです。
この間に飲み物しか頼んでいないのに、あれこれ食べ物が運ばれて来たら、「ハッピーアワー」と思って下さい。

ミラノにいらっしゃったら、是非このハッピーアワーを体験してください!
(但し、8月中は閉店しているお店が多いです)

これに慣れているMizkoは東京にいても午後6時頃になると、仕事が残っていてもソワソワ落ち着かない。
古くからのスタッフは知っている……Mizkoの体内時計はそろそろハッピーアワーのお時間!!
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