マダムMizkoの海外diary

画像: 今夜もZANZAREとの戦い?!

今夜もZANZAREとの戦い?!

2010年08月29日

写真:左は火の点いたレモンのローソク、蚊の退治用の電気ラケット。右上はローソクと蚊取り線香。右下は夏の夜のお出かけの必需品の蚊除けスプレーと刺された場合のスティック型の薬(キンカンみたいな薬で便利)。

本日のMizkoは例のzanzaraのお陰で寝不足……。

1)zanzara (zanzare) 2)sciopero 3)mammone (mammoni) 、この3つは生活に必要な言葉として、私がイタリアに住み初めて覚えた単語です。
1)は蚊 2)ストライキ 3)マザコン の意味です。()は複数形です。
ここではこの3つがとっても多いのです。
今回は1)についてお話しましょうね。

私もミラノに住むまでは、こんなに蚊の多い町だとは知りませんでした。
お洒落なパー、カフェ、レストランのテラスにも例の渦巻きの蚊取り線香がテーブルの下に置かれている……。
蚊取り線香の香りは日本とは違って、お花だったり、レモンだったりします。色も赤や黄色、オレンジがあります。
その上にレモンのローソク。
中にはそれぞれのテーブルに蚊除けスプレーが置かれている……そうすると、「何て気の利いた良いお店なんでしょう!!」なんて感心してしまいます。
スプレーが見当たらない無い場合でも、お店の人に言うと、お店に用意されている場合も多く、それを使わせてもらえます。
どこかで読んだ記事に、ミラノにはそれは沢山の種類の蚊がいるようです。

以前お話しましたが、ほとんどの公共の乗り物にエアコンがないので、暑いせいか地下鉄の中にまでいることもあります。
突然前に座っている人が立ち上がり、両手をパチパチやっている……そんな姿……「なんの宗教??」と思いたくもなりますが、そう蚊を追っているのです。

それにほとんどの家に網戸というものがありません。
我が家は小さい窓には網を張りましたが(それも自分で)、テラスやバルコニーに行く開き窓(ドア?)の高さが2.5mほどあるし、網をつけると出入りが不便なのです。
ですからどうしても蚊取り線香、レモンキャンドル頼りです。日本からも色々持って来てはいますが、ここの蚊は手強い!!!
名前からして手強そうじゃありませんか??ザンザーラですよ!!(複数形はザンザーレ)

ナヴィリオ地区のお話をしましたが、運河があって、お洒落なお店が並び、Mizkoがミラノでも大好きなスポットの一つです。
まだミラノ生活に慣れないある夏の夜、運河沿いのお洒落なバーで飲んでいたときでした。
勿論蚊除けスプレーは、肌が露出している所には十分にして行きました。
しかししぱらくすると、背中が変……。痒いより痛い!
ちょっと背中に手を入れてみると、小さな硬いグリッとしたものが出来ている。一つではなく、いくつか指で確認しました。
いつもの蚊に刺されたにしては、感触が硬い!その内背中だけが熱くて気分が悪くなり、急いで家に帰って背中を見てみたら、グリグリが16個も出来ている!!! 痛痒いけれど、痛い方が強い!
イタリア人の友人に話したら、「服の上からも万遍なくスプレーしなかったでしょ?!だめよ、夜、野外に行くときにはどんなにドレスアップしてても、またジーンズみたいな厚手でも全身にスプレーしなくちゃ!頭もね!!」と言われました。確かに服の上からはしていませんでした。

それから数日は熱っぽくて寝込みました。ザンザーレの種類の中でも特に手強い一種に襲撃(?)されたようです。痛みや痒みが消えた後も、刺された跡が完全に消えるまでに時間が掛かりました。
しかし私には長年世界中を一緒に旅する秘密のお水があります。その時もそのお水でシップをしたらかなり楽になりました。
(そのお水に関してもまたお知らせしますね)

と言っている内にザンザーレが登場する時刻になりました。レモンのローソク点けて、蚊取り線香点けて、ラケット用意して戦闘準備(?)に入ります!

今夜はザンザーレに睡眠を邪魔されずに熟睡した~~い!!





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