マダムMizkoの海外diary

Mizkoの不安 Part 2
2010年10月04日
写真:前回の旅、サンマルコ村にて。この花瓶、実は折りたたみのプラスチックなんです。ストックホルムで見つけました。Mizkoはお花が大好き!お花がない生活は寂しいので、ちょっと長めの旅ならばホテルのお部屋にもお花を飾ります。いつもはホテルのグラスを使っていましたが、この花瓶なら持ち運びが便利なので、私の旅には欠かせない一品になりました。また収納も楽なので、ショップの商品としても帰国後ご紹介しますね。赤い花瓶も素敵ですよ。この時は野原に咲いていたお花を摘みました。
前回からのつづき……。
確かに中国人経営の日本食レストランの中には「これちょっと違うんじゃない???」と思うメニューも沢山あり、ヨーロッパ人に日本食に対してへの誤解を与えてしまう心配もあります。
握りのご飯が多くて、その上にボテッと羊羹のように乗せられた鮭。すし職人の方々が見たら泣けてしまうでしょう。
前回パリでも、日本食レストランが集まる一角も中国人ばっかりで驚きました。
お昼時、中国人経営の二軒のラーメンやさん(店名もメニューも日本語で、本場中国の麺を売るお店ではない)の外には長い行列……日本人のお店はガラガラ……やるせない。
バブルの頃には日本人街として多くの日本人で賑わっていたドイツ、デュッセルドルフも、多くの日本企業が撤退し寂しくなりました。
日本食品店は韓国人がオーナーで、その彼に雇われている日本人が、日本語で「あんたグズねぇ」と怒られていました……またまたやるせない。
中国人経営の日本食レストランが増えるのも仕方がないですが、日本人経営のお店より美味しく、地元の人達にも人気があると言うのもなんだか複雑な気持ちです。
ある日本食レストランの日本人オーナーでさえ、日本人を雇用せず、アジアのホテルの日本食レストランで働いた経験者を雇用しています。
彼らの国より高いお給料を支払っても、日本人より安上がりで済む上に、(彼らにとっては)高いお給料のためによく働くと言う理由でした。
最近、昨年のアカデミード賞のドキュメント映画で受賞した「The Cove」が繰り返しテレビで放映されました。イルカを次々に殺すシーン、イルカの血で真っ赤に染まった海の中に人がいるシーン、浜辺で、死に切れずまだピクピク動いているイルカの上を人が歩いているシーンは見るに耐えません。映画の中では当事者が、日本の文化だの伝統だのと言っていますが、こういう事実を知らない日本人は日本に沢山いると思いますし、特に世界における日本はこれからどうなってしまうんだろう……と思わずにはいられない今、このような「日本の一面」を世界で紹介されるのも、海外に住む身としては辛いところです。
前回からのつづき……。
確かに中国人経営の日本食レストランの中には「これちょっと違うんじゃない???」と思うメニューも沢山あり、ヨーロッパ人に日本食に対してへの誤解を与えてしまう心配もあります。
握りのご飯が多くて、その上にボテッと羊羹のように乗せられた鮭。すし職人の方々が見たら泣けてしまうでしょう。
前回パリでも、日本食レストランが集まる一角も中国人ばっかりで驚きました。
お昼時、中国人経営の二軒のラーメンやさん(店名もメニューも日本語で、本場中国の麺を売るお店ではない)の外には長い行列……日本人のお店はガラガラ……やるせない。
バブルの頃には日本人街として多くの日本人で賑わっていたドイツ、デュッセルドルフも、多くの日本企業が撤退し寂しくなりました。
日本食品店は韓国人がオーナーで、その彼に雇われている日本人が、日本語で「あんたグズねぇ」と怒られていました……またまたやるせない。
中国人経営の日本食レストランが増えるのも仕方がないですが、日本人経営のお店より美味しく、地元の人達にも人気があると言うのもなんだか複雑な気持ちです。
ある日本食レストランの日本人オーナーでさえ、日本人を雇用せず、アジアのホテルの日本食レストランで働いた経験者を雇用しています。
彼らの国より高いお給料を支払っても、日本人より安上がりで済む上に、(彼らにとっては)高いお給料のためによく働くと言う理由でした。
最近、昨年のアカデミード賞のドキュメント映画で受賞した「The Cove」が繰り返しテレビで放映されました。イルカを次々に殺すシーン、イルカの血で真っ赤に染まった海の中に人がいるシーン、浜辺で、死に切れずまだピクピク動いているイルカの上を人が歩いているシーンは見るに耐えません。映画の中では当事者が、日本の文化だの伝統だのと言っていますが、こういう事実を知らない日本人は日本に沢山いると思いますし、特に世界における日本はこれからどうなってしまうんだろう……と思わずにはいられない今、このような「日本の一面」を世界で紹介されるのも、海外に住む身としては辛いところです。