マダムMizkoの海外diary

画像: お買い物のhow to. Part 1

お買い物のhow to. Part 1

2010年10月26日

写真:マーケットにて。マーケットこそミラネーゼの生活が分かる恰好の場所。お店の人とお客さんの間でのご挨拶、「チャオ!」「サルべ!」「ボンジョルノ!」の大声が飛び交う。

東京も寒いとのこと……。こちらも昨夜から雨で、気温は一ケタ、さむ~~~い!

先日ミラノのとあるお店で日本人の観光客を見掛けました。無言で入店し、無言で勝手に品物を触り、値段のタグを探って値段を見て、無言で去って行きました。これって日本では普通かもしれませんが、海外で見ると異様な行為に見えますし、そういう日本人の態度を外国人の店員さん達はあまり良く思ってはいません。。
今回はそんな日本との違いを2回に渡りお話しましょうね。色々とバターンがあるので、
観光客の方が行かれるようなお店に限ります。
是非次回の海外でのお買い物に役立てて下さい。
経済力は弱くなってしまった日本でも、海外でのお買い物の際には、「マナーのいい日本人」を目指して!!

こちらでは以下のような感じでお買い物をします。(イタリアに限らず、どこでもこれらは当てはまると思います。)

1)先ずはお店に入ったら、、お店の人にご挨拶します。デパートのような大きなお店なら、自分の買い物をしたい売り場にいる店員さんにご挨拶します。

2)来た目的をはっきり告げます。どんな物を探しているのか……。お店に出ていなければ、ストックから出してくれたりもします。
見るだけが目的なら、「見せて頂きたいのですが」と言います。挨拶もせず、目的も告げずに店内をブラブラしません。

3)手に取って見たい商品は、「手に取って見てもいいですか?」と尋ねます。

4)お洋服は勝手に試着しません。店員さんに声を掛けます。

5)値段を知りたい場合には、特にバッグのように、中に値段のタグがあるようなものは、「おいくらですか?」と尋ねた方がスマートです。
ごそごそ値段のタグを探す姿は、格好のいいものではありません。特に高級なお店ほど。(本当にスマートな方は値段なんて聞かないのですが、小市民はそうもいきません)

6)見るだけでも、見たけれど買うのを躊躇した場合でも、買った場合でも「有難うございました。さようなら」と言ってお店を出ます。
買った方が何故お礼を?とお考えかもしれませんが、買わせて貰って有り難という気持ちもあるのです。勿論店員さんもお礼は言います。お互いが感謝し合うという感じです。

結局お店に入店するということは、ひと様のお宅に伺うのと同じ感覚だと思います。ですからご挨拶して入店し、行動する前に許可を貰うという感じでしょうか…

前回の日記のグリルチキンのおじさんにも、「グリルチキン一羽くださ~~い!」と言うより
ご挨拶が先です。
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