2011年09月09日
(ミラノ9月9日)
ここの所ミラノはぐずついたお天気で、Mizkoは「もうこんなお天気は大きら~~い!」と思っていましたが、今日は朝から太陽がサンサンと照っています。
こんな日はMizkoは元気元気!
ご近所さん達もやっとバカンスから戻って来ました。真っ黒に日焼けして!
そんな中では、Mizkoは色白!?
もう9月だと言うのにまだ今年は海に行っていませんからね。
その内に行きたいと思っています。
イタリアが秋になっても、暑い国に行けばいいのですから、夏女Mizkoの夏は終わりません。いや簡単には終わらせません!
ミラネーゼ達がバカンスから戻り、町にも活気が戻って来ましたよ。
これでこそミラノです!!!
私も日本から戻り、、周囲からbaci e abbraccio(kisses & hug)で迎えられています。まるで何年も会わなかったように…。
皆の「バカンスはどこに行ったの?」の質問に、「仕事で日本」と答えると、仕事でと言うより、日本に行った事に全員が顔色を変えて大変驚きます。
まあそれを予測して、ドイツやイタリアの知人達には黙って日本に行きました。
あの大震災以来、まだまだ続く余震に加えて、放射能問題。
いくら誰が何を言っても、この原発問題における日本の公の発言は、ここでは全く信頼されていず、私達の母国日本は、すっかり「危険な国」という印象を持たれていますから、そんな危険なところに何故わざわざ行ったのか?と疑問を持たれるのも仕方がありません。
日本国民として悲しい限りですが……。
東京で、今また普通に誰もが生活しているということにも多くの人が疑問に思っています。
日本にいると、同志に囲まれている気分で、外からの目を意識する気持ちが薄れますが、こうして外に出ると、また外からの日本への厳しい目が心に突き刺さり、日本の未来が不安になります。
日本滞在中に、「頑張れ!」の文字を何度目にしたか分かりませんが、今の日本は一体何をどう頑張るのでしょうか?それすらも今私には見えなくてfoggy。
どうしたら、そしていつになったら、日本が以前のように信頼のおける安全な国だと世界に思ってもらえるのでしょうか?そんな日が本当にやって来るのかも、今の私にはunsure。
でもふっと我が家のテラスに目をやれば、そんな私の不安な気持ちを目の前のお花さん達が癒してくれます。
あの「Mizkoの枯れ園」が「Mizkoの花園」に変身です。(テラス全体を撮影出来ないのが残念。)
今日のaperitivoをここであなたと過ごせたらいいのに……missing you。