ミラノ在住のマダムMizkoが世界の街を歩きに歩いて見つけた
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マダムMizkoの海外diary:314
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2011年07月01日

もう7月ですねえ~~。ミラノも連日気温が40度近くて、道路のアスファルトも歩くとベトベトします。
「最近のMizkoはミラノにいっぱなしで、旅に出ないじゃな~~い!」なんて言わないで下さいね。何しろ半年も留守をしていたので、何かとミラノでも忙しい!
その内また旅に出ますから、暫しミラノをお楽しみ下さい。それに明日からSALDIだし!

さてさて、今回の私のBirthday Wishは2点ありました。
宝石もブランドバッグもステキな服もいらな~~~い!でもこの2点が欲しい!

そしてゲットした先ず一点は……(写真)21日の日記でご紹介した箱の中身です。
皆さん、何だかお分かりになりますか?
これはバルサミコ酢です。お酢????と思われるでしょうが、これこそMizkoが欲しかったお酢です。

Mizkoはお酢が大スキ。夏場にはお酢のオンザロックを飲むほどスキ。
そこで見つけたモデナのバルサミコ酢……それも木箱入り。
お値段………何と140ユーロ!!!お酢のボトルの隣には、理科の実験で使うようなフラスコが付いています。
しかしこの小さなボトルのお酢がそれだけ高いのは、Extra vecchio…年代ものなんです。
このWishは周囲の誰からも、本気にされませんでした。
それはそうですよね~!種類によっては、シャンパンより高いのですから。
でもMizkoは本気の本気!何しろスペシャルが大スキですから!!
あれこれ調査した中で一番高い物は、この大きさのボトルで木箱に入らず250ユーロでした。
流石にそれは高いので、木箱入りのこのボトルに焦点を絞りました。

そして今回ゲット!
良いランクのバルサミコ酢はバニラアイスにタラリと垂らしたり、白身魚やステーキのソース代わりに使いますが、Mizko式楽しみ方は・・・シャンパンにひと垂らし。
いや~~~美味しい!もう半ボトル飲んでしまいました…バルサミコ酢!

もう一点のBirthday Wishは、これこそスペシャルで、そう簡単には手に入れられません。多分数ヶ月後のゲットになるでしょう。



2011年06月27日

写真:21日Mizkoのバースデーの装いは、アニエス・ベー青山店の店長のお勧めの背中が開いた黒のドレス。
(アニエス・ベー青山店の皆さ~ん!日本にいる時より紐を緩めて、かなりオープンにして着ちゃいました。ここはミラノ。このくらいフツ~~ゥ!!)
靴はミラノで以前ゲットしたマックスマーラーの12センチのピンヒール。
髪とメイクは、この日記でも御馴染みのAlberto。メイクは皆さんが「誰?これ?」と思うくらいに別人のようなので秘密!後からは見えませんが、髪も左側の前髪の立ち方が半端じゃない!!髪もメイクもミラノならではの出来。それにドレスにも合っていたのでは?!
そしてAlbertoの粋なはからいで、このヘアーとメイクは彼からのプレゼント。
行き先はアルマーニ「ノブ」。ジョルジオ君(アルマーニ)もいました。

(ミラノ6月27日)

遅くなりましたが、改めまして、バースデーメッセージを下さった皆さん、有難うございました。久々にミラノで迎えたバースデーです。

日本の友人知人の皆さん、それに地元表参道、青山のMizkoの御馴染みのお店の皆さん・・・・・いつも変わらない心で迎えて下さる皆さんがいて下さるので、どんなに遠くへ飛んで行っても、日本は私にとって帰りたい場所です。
本当にいつも有難うございます。皆さんとの出会いに心から感謝。

そしてお会いしたことがなくても、一個人でしかない私の日記を読んで下さっている皆さんに感謝。

私に命を与えてくれた両親に感謝。
私に、人を愛することを教えてくれ、人を愛し、守り抜くには、タフでなければならないことを教えてくれた母に感謝。

今日と言う日を生きられること、女性として生まれて来れたことを神様に感謝。

そしてこれからもMizkoの人生は、アモーレ、パッション、好奇心、チャレンジ、それにアドベンチャーをテーマに元気にパワフルに前に進んで行きたいと思っています。
(ここ数年はアドベンチャー不足でした。)

そしてあなたの心の片隅に、ちょっとでもスペシャルな存在として置いて頂ける様に精進して行きます。

どうか皆さん、これからもMizkoを宜しくお願いします。

Mizkoの胸いっぱいの感謝の心を込めて…Baci e abbraccio。

そして最後に、私達の日本が、前のように誰もが安心して暮らせるような国になることを祈ります。









2011年06月21日

(ミラノ6月21日)

バースデーグリーティングを下さった皆さん、遠く離れていても忘れないでいて下さって有難うございます。とても嬉しいです。

今日の私は、Alberto Magicでまたまた別人のようなMizkoです。
今日の日記はまた後日ゆっくりと。

写真は、Mizkoが長い間欲しかった物を今回やっとゲットしました。
さ~て中身はなんでしょう???Mizkoはスペシャルが大好き!
2011年06月20日


写真:ミラノで見つけたキュートな靴…Mizkoに似合うかな~~~

(ミラノ6月20日)
Readerの皆さんCiao!ミラノは今日も暑いですよ。気温もとうに30度を越しています。

前回はミラノでお世話になっている美容師さんのAlbertoのお話をしましたが、本当に
毎回彼のお店へ行く前と後…Before Afterでは、全然男性の反応が違います。
男性の視線もぐっと多くなるし、イタリアでは、信号のない横断歩道で歩行者がいても止まる車は先ずいません。そんな中、車がぴたりと私の前で止まり、中の男性ドライバーが笑顔と共に手でどうぞと示してる。

顔見知りとなると、態度があからさまに違います。
いつもは無愛想なウエイターがぺらぺらと話し掛けるし、いつもの値段でいつもより良いスプマンテを目の前で開けるし、おつまみもかなり多目だし…。
長年通っている近所のカフェのボーイズ達(一昔前に”男の子”だった連中)になると、大騒ぎ。「服も髪もとっても似合ってるよ!」「いつもよりずっとキレイだあ~~!」と私の手を取ったり、いつもよりべたべた多目にホッペにチューしたり、挙句の果てに一人が、「今日のスプマンテは僕のおごり!」…。

でもいい時ばかりではないんですよ~!
デートをしたこともない仲のただのカフェの男性すら、「この服じゃなくて、この間の黒のワンピースを着てよ!」「髪はこの間みたいにアップにしてよ。」とか自分好みで勝手なことを言いますから。私の名前も知らないくせに。(Mizkoの心中…(こんな歌詞がありました。)アンタ私の何なのさあ~~?)そう……彼らの評価は厳しいです。

男性だけではなく、女性も厳しいですよ。
会った途端に、挨拶の前に「顔むくれてるよ~~!太ったの?それとも飲みすぎ?」とか、高いベージュのレインコートを着ていたら、日本語を話すキュートなミラネーゼの彼女が、「Mizko,このコート、オヤジみたいだね!日本のオヤジ,皆こういう色のコート着てるじゃ~ん!」とか。(オヤジみた~~い???あ~~これにはMizko参りました。あれ以来そのベージュのコートは着ていません!!!)

まあこれまたファッションの町ミラノだからでしょうか???
東京で暮らしていても、表参道という土地柄から、そうそう手抜きのお洒落を普段からしているMizkoではないと思いますし、私には、この日記でもご紹介したファッションへの力強い協力者もいてくれるのですが、ここの皆さんのきびし~~い評価の中で、自分のセンスが磨けたらと思っています。またこうしたはっきりした意見や反応を沢山聞いたり見たりすることにより、何が自分に本当に似合うのかも分かります。”スキ=(イコール)似合う”ではありませんからね。良い反応を見ることで、またお洒落をする甲斐も出てきますしね。
(ファッションもアモーレも”スキ”だけじゃだめ~~!)

それにしても、これだけBefore afterで私を変えるのを、私はいつもAlberto Magicと呼んでいます。







2011年06月17日

写真:今ミラノは、緑、緑、緑!!!私の好きな色じゃないけれど、一度試着してみようかな~~?物は試しに。

(ミラノ6月17日)

今日のMizkoはちょっとミラネーゼ風?
と言うのも、半年振りにAlbertoの所に行きました。
Albertoは私がお世話になっているミラノの美容師さん。
スタッフの不調あり、地震ありで、前回の日本滞在は予定以上の6ヶ月もの長逗留となり、ミラノに戻ってからも半年振りの我が家は、あれこれとすることもあり、やっとAlbertoの所に行けました。今回の大震災直後もメールをくれましたが、心配を掛けました。

Albertoは、3度目の私の海外生活の中で、やっと見つけた海外での信頼してお任せ出来る美容師さんです。

出会いは……私がいつも買う化粧品店の”お姉さん風な態度のお兄さん”からのご紹介。私の目の前で、直ぐにAlbertoに電話を入れてくれました。「Mizkoという日本人が行くと思うからよろしくね~。」と。(いつもスローペースなイタリア人ですが、こんな時にはとてもスピーディなんです。)

お店の名前は、Trestudio。場所はCastello Sforzesco (スフォルツェ城)の近く。
お店の入り口ドアは、セキュリティーのため鍵が常時締められていて、ガラス越しで中の人が確認してから開けてもらいます。
初めて会った時からはAlbertoは気持ちの良い人でした。
先ずは予約を取りに初めてお店に行った時、ガラスの向こうで私の姿に気付くと直ぐにドアを開けてくれて、私が挨拶をする前に、彼は「あ~Mizkoだね!待ってたよ!」と笑顔で言いました。

そして初めて髪をやってもらった時から、とても気に入りました。
カラーの希望は一応私に聞きますが、最終的に決めるのは彼。
切るも切らないも、決めるのは彼。
最後の仕上げとなると、初めから私の希望なんて聞かない。
私の顔をじっと見つめて、彼のイメージで作り上げるんです。
それが毎回違うんです。
それにBefore After で男性の視線がまるで違う!!!
(それでイタリア男性の女性への評価の厳しさを知ります。)

今の私はAlbertoに任せておけばキレイにしてもらえる…という安心感があるので、素直に彼に従っています。

今回も、「少し髪を切って」と私が言うのではなく、「髪切るの?」と私が彼に聞くんです。
「うん、切る。」と彼が答え。私はAlbertoのセンスを100%信頼するだけです。
日本では有り得ないほど、仕上げに男性の力で思いっきりブラッシングをされ、私の首は360度振り回され、時々Alberto に「大丈夫?」と聞かれ、「大丈夫!」と答えて耐えた仕上がりには大満足。

スタッフTにもショットを送ったら、好評でした。
「東京でもこれなら”もて髪”ですよ!」と言われ、東京でもこんな髪のMizkoを見て頂きたいですが、日本男性の中には私がハゲにでもしない限り、ヘアースタイルの変化を見抜けない人もいますからね~~~(Mizko,ここで大きくため息)。

来週は、Albertoにヘアーに加えてメイクもしてもらうことにしました。どんなMizkoに変身出来るか楽しみ♪♪♪

ここでAlbertoのお店のHPをご紹介しますね。ご興味のある方は是非ご覧になって下さい。FACE BOOKの彼の写真…ちょっと怖い!でも本来は優しいんですよ。
http://www.trestudiosrl.com/

このお店のスタッフも皆本当に気持ちが暖かく良い人達で、時に腹立つイタリア生活も、ここの皆さんのような人柄の人々に、励まされたり、慰められたりして、最終的にイタリア生活の悪い面もカバーされて、バランスが取れて生活出来るのです。




2011年06月15日

写真:ミラノのシルバーアクセサリーやさんのドアです。このワニ君、ワイルドアニマルファンのMizkoのお気に入り。

(ミラノ6月14日)
やっと長いかった悪天候から脱出???
ここ数日は夏日です。14日も35度。
夏女Mizko…やたらと元気一杯です。

前回はミラノに住む楽しみをご紹介をしましたが、今回は楽しいだけではないミラノ生活をお話しますね。

先日、郵便局から書留一通出すのに、掛かった時間は2時間!そんなことは度々です。
イライラして、何でこんなに時間が掛かるの?と思ったところで、「イタリアだから」なんです。

ミラノに住み始めて間もない頃、ボーダフォンで携帯を買った時のこと……
メールの操作方法が分からなかったので、店員さんに聞くと、「僕も分からない。だって携帯でメールしないから。」というのが回答。(はあ~~~???)
「あなたじゃ話にならないから、上の人出して!」と言って出て来たのが、「僕もわかんないわ~~~。電話しかしないも~ん。」(あっちゃ~~今度はゲイか~~~!)
もう全く話にならないので友人に教えてもらい、一件落着。
これまた、「イタリアだから」。

こんなことが日々の生活にいくらでもあります。日本の生活ではスムースに済むこともここでは一仕事。時と場合によっては、ただ黙って我慢しているだけではなく、しっかり意見を言って、態度で示して・・・・・何故こんなことでこんなに熱くならないと、事が進まないんだろう?と思うことも常です。ですから、東京の生活以上にエネルギーを使っています。

地下鉄に乗れば、何時も東京並みに混んでいます。

ドアが開いた途端に車内になだれ込んで来て、突然涙が流せる人。
「女房も子供も病気です~~~!お金くださ~~い!」
あれだけ都合よく涙が出るのには、呆れてしまう。
あちらの隅では、中年のカップルが、この世の終わりのように熱烈にキスして陶酔している。これぞ「最後の晩餐」か???
横の若い男性二人はラブラブで、髭モジャの男性が甘ったれた声でもう一人の男性に話しかけている。もう一方の男性は、その髭モジャの男性を、可愛いな~~という感じで、優しい瞳で見つめている。
そして車内は多国籍、多民族、多宗教の乗客で、何だか分からないにおいが漂っている。
憂鬱な気分でいると、私の耳元で甘ったるく「ちゃ~~~お~~~!べ~~ら~~~!」と知らない男が言い、即興で作曲して(?)「あも~~れあも~~~れ!」と歌い出し、ぞっとする。東京では決してする必要の無い嫌悪感丸出しの顔をその男に向けて、もう日本語で、「うるさい!!!」と怒鳴って、その場から離れる。
そして混雑の中、スリやひったくりに気をつけることも忘れない。

一度地下鉄に乗り、15分間の乗車時間内の模様をお伝えしました。
とてもとても車内で寝てなんかいられません!
表参道を行き来する地下鉄とは大違いです。

14日もたっぷりエネルギーを使ったので、これから寝ます。
Readerの皆さん、おやすみなさい!zzz



2011年06月14日

(ミラノ6月13日)
ミラノにはHappy hourと言う時間があります。これはドリンクが何時もの値段より安くなるのではなく、ちょっとした軽食が付いて来るのです。その軽食は全てビュッフェスタイルで、あなたのお好きなようにビックアップ可能。ピザあり、サンドウィッチあり、生ハムあり…。それはお店によります。

前回ご紹介した家の近くのカフェ。カフェと言っても、朝食からアペリティボまでありのお店です。もうすっかり御馴染みになりました。

悪天候と言っても夜10時頃までは明るいので、お風呂に入って、お風呂上りの一杯をご近所のこのカフェで。

先ずは冷えたスプマンテ。お風呂上りに美味しい!!
ドリンクは何でも5ユーロ。そしてビュッフェからピックアップしたのが写真です。

この後赤ワインを頼んだら美味しくて、ついもう一杯!

写真では、Mizko…ついシャイであまりピックアップしませんでしたが、本来お代り可能。
だってMizko…大食いって思われたくなかったので、慎みました。

この後、暖かいパスタや、挽肉をお団子にして揚げた物などを出してもらいました。
これぞミラノ流Happy hour!!!

お勘定は飲んだ数だけ。一杯5ユーロ。

Mizko feels happy!!

でも・・・・・あ~~あ!こんな時間をあなたと一緒に過ごしたい!!!
ここで一緒に飲めたら楽しいのに~~~!
2011年06月13日

(ミラノ6月13日)
最近家の近くにステキなカフェがオープンしました。
そこのテラスから我が家が見えるほどの近さです。
そこで早速スプマンテを飲んでいる時でした。
小学生高学年くらいの年頃のお嬢さん方々がお母様らしき方とカフェに来ました。
私はそのお嬢さん方々に見入ってしまいました。皆さんそれはお美しい!
まだまだ子供ですよ~~!ですけれど、美しい顔立ちは勿論ですが、ファッションもミラネーゼです!赤やピンクを着ている女の子は一人もいません。
ほとんどがブラック&ホワイトで決めている!大人のミラネーゼの装いです。
髪を思い思いにまとめてアップしている子達もいました。

それにしても美しいのは顔立ちやファッションだけではありません。関心するほど、その振る舞いが女らしくて美しいのです。髪を触る仕草、セーターを肩に掛ける仕草……。そしてどんなにお友達と騒いでも、ミニスカートから出ている膝は左右びたりとくっついている!私の学校は男子生徒が女子よりも圧倒的に多かったので、女子を集めて先生がよく言っていました。「膝をつけて座りましょう!」と。そしてちょっとでも膝が開くと、「膝!」と怒鳴られたものでした。そんなことや、東京の電車で座っているいい年のおねえちゃんが、どこまで見せてんの!!と思うほど、だらしな~~く膝を開いている姿を情けなく思い出しました。

その時でした。一人の美しいお嬢さんが、スーツを着た男性に飛びついてBaci(キス)をしていました。そう彼女のお父様。このお父様もまたステキにスーツを着こなしている!
日本の感覚では、こんな大きなお嬢さんがいらっしゃるお父様とはとても思えません。子供達は次々とやって来て、お母様もステキな方々。

お母様にしろ、お父様にしろ、日本の世間で言われるような「おやじくささ」や「おばさんくささ」が全く感じられないのには、感心します。それはそれぞれが、「お父さん」、「お母さん」と言う役目だけに収まってしまっているのではなく、男性であること、女性であることへの意識も高く、男性であること、女性であることを決して諦めないように思えます。
日本では、女性(男性)であることを諦めちゃってな~い?っていう印象を受ける方も多々お見受けします。車内で膝を広げて、靴まで脱いで寝入ってしまっている姿の方は、どんなに若くても、とっくに女性としての意識を失ってしまっていると思えてなりません。

今回のお父様方々は男性としてまだまだギラギラしたオーラが溢れているし、お母様方々は女性として輝いているし、皆さん本当にステキな方々で、こういう方々を目にすることもミラノに住む楽しみでもあります。
そして私自身もいくつになっても女性であること絶対諦めたくない!と改めて思いました。

ですから、いつも日本でMizkoのファッションを見立てて下さる皆さん!そんなMizkoにこれからもご協力よろしくお願いします。写真は、最近ミラノでゲットしたのですが、如何でしょう?前回買ったアニエス・ベーの背中が開いた黒のワンピースに羽織るといい感じです。






2011年06月10日

写真:ドゥオモ広場はいつもすごい人。スリには気を付けましょ!
ドゥオモにお祈りに行きました。
大震災後初めてなので、なが~いお祈り。あなたの健康と無事も勿論お祈りしました。

日本のファッション雑誌を見ていると、ミラノやパリの町を闊歩する人々の多くがファッション雑誌さながらのスタイルとセンスなのでは…なんて錯覚してしまいそうになりますが、ところがところが……。

有名なブランドショップが並ぶ通りでは、そんな方方をお見かけしますが、一般ミラネーゼは
厳しいイタリア経済の中、安く賢くお買い物をしてファッションを楽しんでいるようです。
そして、ここがファッションの町ミラノだとはとても信じられないような服装の方も沢山お見受け致します。

そんな中・・・
先日タクシーから降りて来られた一人の男性…。
肩ほどまでの長さの黒髪のほとんどが白髪。そして髪には少しウエーブが。
何とも言えない茶色のスーツを着ていらっしゃる。靴もまたスーツとは違った茶系。
それにこれまた何とも表現できない薄いブルーのシャツ。茶のスーツとこの色のシャツのコンビネーションが憎い!そして街角で胸のポケットからネクタイを取り出し、今そこでネクタイを首に巻いている…。そのまたネクタイが何とも言えない美しいイエロー。
いやいやいやいや!トータルでずば抜けたセンス!!それがまたとってもお似合いになっている。正にファッションの町ミラノを感じた瞬間でした。
まだまだ女性にさぞおモテになるのでしょうねえ~~。ロマンスグレイでこのファッションセンスのおじさまならば。 

こうして男女共に数は少ないですが、東京でも決して見られないセンスの方方をお見掛けした時には、ファッションの町ミラノに暮らしている実感が湧きます。


その一方で・・・
以前に比べるとぐっと少ないですが、この季節、日本人観光客の方方もチラホラとお見かけしています。
そこの日本人マダム!ミラネーゼにはサングラスは付き物ですが、こんな雨の日に黒いサングラスをするのはおかしい。それにマダム、ミラノ観光にいらっしゃるのに頑張り過ぎましたね。そのボディにピッタリの長袖ストレッチシャツ…キレイなゴールドと言うより”黄金色”は浮き過ぎます。
それに雨の肌寒い日に、白のパンツで、素足にぺったんこのサンダル、そして白のポーチを斜め掛け。下半身はまるでピーチにでも行くよう…。手には大きなプラダの紙袋。「日本経済はまだまだ大丈夫よ!」と強調したいのかもしれませんが、黄金ストレッチシャツには参りました。
この下半身はビーチファッション、上半身はツタンカーメンみたいなファッションでプラダのブティックにいらっしゃたんですか~~~~~ありゃまあ~~~(Mizko…ため息吐息)。
せめて歩き方には気をつけて!歩く度に「ペッタンペッタン」と鳴っている…その音勘弁して欲しい。
2011年06月08日

写真:お待たせしました!この男性下着如何でしょう?

(ミラノ6月8日)
ミラノのフツ~~ウの下着やさんで見つけたディスプレイ。
この下着やさんは、女性男性用を扱っていますが、女性用はあまりにも普通の色、デザインで面白みはありませんが、男性用はいつも面白くて、Mizko…常に注目(?!)しております。

このボディはゆっくり回転していて、スイカ柄のヒップがゆっくり回って、下着の正面が表れた時にはMizko…路上で一人大笑い!!!

こんなデザインもそうですが、ディスプレイの仕方も(ゆっくり回って、ビックリさせる!)イタリアらしい!これだからイタリアは面白い!東京の下着やさんでも男性下着がショーウインドーを飾ることはあまりないですよね。

そしてゆっくり正面が回転して来るのを待って、それを撮影するのも相変わらずラテンキャラのMizkoらしい?!

このお店の隣りのカフェには、ほぼ毎日顔を出します。
テラスもあり、夕方のアペリティボは、そのテラスでスプマンテを頂くことが多いです。
そこでどんな方がこの下着を買うのかと、観察していましたが、未だに買っている人を見たことがありません。でも道行くイタリア女性達は、一商品として結構真面目に(?)見ています。
「あら~~~いいじゃない~~!」とでも思っているのでしょうか…。

この件は、次回のイタリア、そして日本で女子会でのディスカッションのテーマになるでしょう。
彼が脱いだらこんなパンツを穿いていた…その時あなたは??
意見1。いやだこんなパンツの男!と引いてしまう。
意見2。笑い転げて、その彼のユニークキャラが憎めない!
この2つになるでしょうね。ディスカッションの結果が楽しみです。
Mizkoだったら、どっち?
私のキャラをよ~くご存知なあなたは、想像がつくでしょう!

日本男性のあなたにゲットしましょうか?
「こんなの穿くか~~!」と怒られそうなので止めときますねえ~。

追伸:Readerの方でご自分、又はアモーレ(彼、ご主人)に是非この商品が欲しいと思われる方は、どうぞショップにお問い合わせ下さい。
Mizkoが意を決してゲット致します!内密に…。
2011年06月07日

写真:こんな所に粗大ゴミを捨てるのもイタリアっぽい?!

(ミラノ6月7日)
ここ一週間ほどミラノのお天気はCrazy!
あんなに夏を思わせる陽気だったのに、まるで日本の梅雨のようです。
先週末は最悪。ゲリラ豪雨となり、晴れて太陽が出てきたと思うとまたすごい豪雨…しばらくするとまた晴れてくる。そんな気まぐれなお天気の繰り返し。
晴れたので出掛けようとすると、傘も役目を果たさないほどの強い雨風。結局在宅。
ご近所さん達も在宅でした。それが分かるのは、どの窓もシャッターが開いている。
ミラノでは外出の際には必ず窓だけではなく、防犯上シャッターも閉めますから。

只今も雨。遠くで雷が鳴っています。
5月にこんなに雨が多いのもミラノでは珍しいこと。

夏女Mizko……勿論ご機嫌ちょっと斜めです。
太陽はどこ???
……と思う反面、海にも行かないのに、日焼けし過ぎた小麦色の肌を休息させるにはいいチャンスでしょう。まだ夏は始まったばかりなのに、今のMizko…黒ちゃん過ぎる。

でも友人のミラネーゼの奥様は、ご主人とフレンチリビエラ、コートアズールへ一週間のバカンス。「顔を小麦色にして帰って来たいわ~!」と出掛けて行きました。

ご近所さんのミラネーゼの奥様は、”ご主人を置いて”、サルディニア島の別荘に2週間のバカンスへ。こちらのご夫婦はいつも別行動。私の知っているヨーロッパの知人友人間では生き方も恋も結婚感も日本よりずっと自由なので、こんな夫婦も全然不思議じゃない。

それにしてもお二人共、一足早い夏のバカンスが、このお天気ではお気の毒。

ミラノは海に行くにも山に行くにも便利がいいロケーションですが、このお天気じゃあ~。

本来私は今頃ドイツにいるはずだったのですが、例の感染症問題で見合わせているところです。ドイツの知人友人達も「今はわざわざドイツに来ない方がいい!ただでさえ、大震災の日本から戻ったばかりなんだから!!」と言われて、様子を見ている状態です。
彼らは只今、冷凍の野菜や缶詰の野菜を食べているそうです。

日本も福島原発事故の解決の光も遠く、「大丈夫大丈夫」と繰り返し言っていたのに、実は大丈夫ではなかったって今頃言われてもねえ~~!
考えると頭に来るし、見通しの立たない日本に憂鬱になります!

でも心が萎えてはいけません!
こんな時にはシリアスなことは一瞬忘れましょ!
そこで迷っていたのですが、ミラノのショーウインドーで見つけた取って置きの(?)男性下着のショットをこの後送ります!
お楽しみに~~!特に女性のReaderの皆さんは!

注意:このショットをご覧になれる方は、30歳以上で、大人の男女のラテンジョークが理解できる方に限ります。
その他の方はご遠慮下さい(?)。







2011年06月06日

写真:ミラノの路面電車。これは新型ですが、旧式も多いです。
Mizkoの最寄りの停留所です。

(ミラノ6月6日)
日本のReaderの皆さん、おはようございます!!
今日本は午前7時。ミラノは午前0時です。
また一週間が始まりますね。
こちらでは最近、日本の存在が小さく小さくなってしまったようで心細くなりますが、嘆いていても仕方がありませぬ。
そんな中、日本で頑張っているReaderの皆さん。
そしてMizkoはヨーロッパにて、挫けない日本をアピールして行きたいと思います。

ではReaderの皆さん、今日も気をつけてお仕事へいってらっしゃ~~い!

Mizkoはこれからおやすみなさ~い! Baci !
2011年06月04日

(ミラノ6月3日)

写真:自宅の近くのイタリアンカフェ。でも中国人家族が運営しています。
そこのおにいさんが私に差し出した白鳥が描かれたカプチーノ。毎回いろいろなデザインにしてくれます。お値段1ユーロ。
表参道のとあるカフェではカプチーノ一杯1000円。でもこんなに心が籠もってな~い!


夕方ゲリラ豪雨になり、今落ち着いたところです。雨上がりで蒸しあつ~い!

ミラノに戻り、特に大震災後の再会なので、こちらの友人知人にはいつもに況して熱いBaci e abbraccioで迎えられました。

前にもお話しましたが、育った環境や長い海外生活から、私にとってBaci e abbraccioはとっても自然なこと…。特に友達間なら当然。でもこれが日本では当然ではありませんよね。
女友達とは再会も別れも盛り上がってほっぺにキスまでして、ハグすることもありますが、日本人男性はねえ・・・。

再会は照れもあるかもしれないけれど、別れ際にはBaci e abbraccioは絶対して欲しい!しばしのお別れになるのに遠目に「じゃあ~!」なんて言われると、「なにそれ??それだけ??」って抗議したくなります!でもここは日本だからと諦めることが多いですが……あ~でも、そう言う文化やそんな私を知っているSはBaci e abbraccioで送ってくれたっけ~。「じゃあ、気をつけてな!」って。
海外に出る時の友人との別れ際のBaci e abbraccioは、私にとってお守りみたいなものです。

出発の前日ヘマして私を怒らせたスタッフも、私をそんな気持ちのまま送り出すのは嫌だと当日見送ってくれました…。「留守中しっかり頼むね」とBaci e abbraccio。これは私がスタッフに残すMizkoからのエール。気合いを入れさせるためにも、特別思い切り抱きしめました。

人の心は言葉だけでは表し切れないことって沢山ありますよね。そんな時Baci e abbraccioは、私にとっては挨拶以上のコミュニケーションの一つです。

ミラノに戻って受けた再会の熱いBaci e abbraccioは、「(大震災で)心配したよ~!」という言葉に加え、更に皆の気持ちが私の心の深い所に響きました。


追伸:情報をこっそり漏洩(?)します。実は、スタッフ達にもまだ知らせておりません。
アニマル柄のお好きな方…本日ステキなバッグをゲットしましたよ。それもシックな大人のアニマル柄。年代は関係なく長く使えます。いやいやこんなお上品なアニマル柄のバッグは、ミラノと言えどもなかなか見つけられません。
勿論Made in Italy. 素材はレザーです。お店に出店する前にご披露して、予約を受付ようとも思っていますので、お見逃しなく!
勿論この型は一点だけしか売っていませんでした。Mizkoも同じ柄で大きめのバッグを自分用にゲット。お先に失礼します。
お楽しみに~♪







2011年06月03日

(ミラノ6月2日)
イタリア経済は低迷していると言うのに、相変わらずメルカート(市)でのミラネーゼのショッピング意欲はすごい!今の日本では安くても売れるとは限らないというのに。
流石に高級ブティックはこんな訳には行きませんが、メルカートのように、掘り出し物があるのをミラネーゼ達は見逃さないですし、賢くお買い物をして、ずば抜けたセンスでファッションを決める能力のある人達だと思います。(日本の雑誌で紹介されているような、高級ブランドでファッションを決めているミラネーゼはほんの一握りの人達だけですからね。)
これまた、アフリカのサバンナにいるライオンが狩りをする時のような目で、洋服というまたは靴という獲物を追っています。
何気なくしていても、目はしっかり品定め(写真)。


兎に角皆さんパワフル!
お金がなくても心は萎まない!
そうじゃなければ何なんでしょうか?東京でさえ見られない、人々が発するあのエネルギーは…。
そんな皆さんの中で時に戦いながらの生活をして、Mizkoはしっかりエネルギーを吸収させて頂いています。

2011年06月03日

(ミラノ6月2日祝日)

今日は仕事も忘れてゆっくりしようと思い、前回の日記の後はおやすみなさいの予定だったのに~~~!

前回の日記を認めてベットに戻ると、外で誰かが叫んでる!!!
祝日の朝からうるさいな!と思って、出来るだけ無視をして寝ようと思っても、叫び声がうるさくて眠れない!!!
「もう~うるさいな~~!何事よ~~?」と思った瞬間。「あれ~~、今日木曜日じゃないの!」
そこでやっと気付きました。我が家の横の道でメルカート(市)が出る日で、日本語で言えば、「いらっしゃい!いっらしゃい!安いよ~~!」みたいな事を叫んでいたのです。
「そうだ!お野菜買わなきゃ!!」と飛び起きて、お買い物にいざ出発。

流石に祝日。いつもに増しての人込みで、中々前に歩けないほどです。

ひったくりやすりに遭わないようにバッグに気を付けて、歩きタバコの火に気を付けて、脚元で時にゴソゴソしている誰かの犬を蹴飛ばさないように気を付けて、人込みに紛れ込んての「お金ちょ~~だ~い!」のたかりやに気を付けて…沢山のことに気を付けなければならず、Mizko、いつもの戦闘体制に入ります。

やっとのことで辿り着いたのに、いつもの八百屋さんが出ていない!!
沢山のお店がある中で、このお店は他より値段は高いのですが、質も良く、何よりちょろまかさない!表現が悪いですが、このちょろまかしのお店が多いのです。
買って帰り、袋を開けたら、下の方は傷んでる。アスパラガスの根元の紙を剥がしたら、根元が全部折れている…そんな苦い経験を沢山積んで、悔しい思いも沢山して、メルカートでしっかり買い物をする知恵も養い、信頼出来るお店も自分で見つけました。もうMizko…ちょろまかされない!
だからお買い物は戦闘モードで強気で行きます。相手も人を見ますから。
まるでアフリカのサバンナでの動物達のハンティングみたいです。隙のあるもの、弱いものが狙われる!
袋に入れるのはしっかり見ていて、ちょっとしたスキに傷んでいる物を袋に入れるような時には、「ヘイ!ちょっと待った!!こんなの要らない!」
それでも、順番に袋に入れているんだからとか、うんちく言うものなら、「じゃあ、もう買わない!」とあっさり切り捨る。ここでは黙っていたら損ばかり。
昔映画のセリフにあった、「なめたらいかんぜよ~」というオーラが大事!私の場合はこの文の前に一言あります。それは「日本人」という言葉です。
これは、私とここでお買い物をした日本の友人の皆さん誰もが実感したことでしょう。

そして、逆に弱気の時にはお買い物はしません。

お客さまはここでは神様ではないですから。それにお店の信用がどうだのこうだのも関係なく、傷んだのを買わされたら、ぼんやりしていた自分のせいですから。
イタリアだけではなく、日本から一歩外に出たら、お客様は神様だということは忘れましょう。

本命の八百屋さんがいなければ、では二番手へ。
ここは質は本命とは落差がありますが、一番家から近く、ちょろまかしはしません。
そこでトマト、アスパラガス(細いですが)、メロンをゲット。
合計10ユーロのお買い物。

もう休日気分も眠気も吹っ飛びました。





2011年06月02日

(ミラノ6月2日)
Readerの皆さんおはようございま~~す!そしておやすみなさ~~い!

???「Mizkoはこの木曜日の午後の忙しい時に何を言っているんだあ~!」なんて怒らないでくださ~~い。
こちら7時間遅れの午前8時前。それに今日2日は共和国記念日で祝日なんです。

だからもう少しお寝坊させてくださいまし。

ミラノに戻ってから、今まで旅したアフリカの写真を見て、アフリカがとっても恋しくなっているMizkoです。「恋わずらい」ではなく「アフリカサバンナわずらい」って感じ・・・。
そんな中先日の日記「人生いろいろ」でご紹介したアフリカのメディスンマン…汗を吹き飛ばしながり狂ったように踊り、悪霊を祓い、病気を治すと言われている人…その彼の写真を見つけました。場所はナミビアです。(注意!Mizkoのアモーレ〈彼〉ではありません!)

今日はこの写真でもご覧になっていてくださいね。

Mizkoは…おやすみなさ~いzzz zzz zzz

スタッフは、今日は仕事の話お断り。 「Do not disturb」の札を心のドアに掛けておきます。
それでも入っていいのはあなただけ。





2011年05月30日

(ミラノ5月30日)
昨日29日は月の最後の日曜日。この日にはナヴィリオ地区で大きなアンティーク市が開催されます。

運河が流れるナヴィリオ地区はミラノの町中とは思えない風景で、特に夏の時期はMizkoのお気に入りの場所です。
運河の両岸にはアトリエやアンティークショップ、バーやレストランが並んでいますが、この日にはアンティークの露店が沢山開かれます。

昨日も朝から快晴。市に行くには絶好のお天気。
もともとアンティークには興味も知識も全くなかったのですが、ミラノに暮らし始めてぼちぼちと興味が湧いて来ました。

商品はホントになんでもかんでもあります。
食器やアクセサリー、グッチやヴィトンを含むブランドバッグやアクセサリー、服、靴、おもちゃ、古いシャンデリアのパーツ、ボタン、広告のポスター、レコード、誰が着たかも分からないコットンのネグリジェ、誰だか知らない人の古い手紙や写真。それに驚いたのには誰かの骨までディスプレイされていましたあ~~!(怖かったから写真は撮りませんでしたが。)
今までに私がゲットしたものは、坂本九の「上を向いて歩こう」の当時イタリアで販売されたレコードや、戦前、海外に紹介された日本国についての当時のガイドブックのようなもの。それと1940年代のダンボの陶器の置物(Mizkoは象さん大好き!)です。
日本の着物や絵、陶器なども出品されます。
ステキなグラスが欲しいのですが、なかなか出合えません。

まあアンティーク市もいいですが、運河沿いのそぞろ歩きと、両岸にオープンしているバーやレストランへ行くのも楽しみの一つです。私もバーで冷えたジントニックを頂く。
お店の男性諸君はテレビに釘付け。そう、F1レースです!この日の舞台はモンテカルロ。
フェラーリの国イタリア…皆さん夢中で見ていました。

先週末はF1に加えてサッカー。
土曜の夜はサッカー、バルセロナ対マンチェスター。
自宅付近のバーで地元の人達と一緒に観戦。Mizkoは勿論ラテン国バルセロナ応援。そこにいた多くの人達も同様です。
バルセロナチームのパスには無駄がない!
Messiのプレーは素晴らしいけれど、個人的にはMizkoはVillaのファン。
そんなVillaを見ていて、あれ~~今まで気付かなかったけれど、アイツと同じところにヒゲがある~~!日本の友達を思い出す・・・・・。
バルセロナが勝ち、バーでは歓声が上がりました。
日曜の夜にはイタリアサッカーのファイナル。インターミラン対パレルモ。でもMizkoあんまり興味なし。




2011年05月28日

(ミラノ5月28日)
その悪天候は結構長く続きましたが、やっと雨も雹も止んでシャッターを開けてみたら……
びっくり!虹です!!
それもはっきりと180度見えました。そして皆さんお気付きですか?写真をよ~くご覧下さい。
虹の外側にもう一つ虹が出ています。二重の虹なんて、私生まれて初めて見ました。
何かいいことありそう!!!
それにしてもこの時の時間、午後8時を過ぎています。

今現在は風はひんやりしていますが、気温はこれからまた上がりそうです。

日本も台風による大雨のようですね。
Reader皆さん、お気を付けて。
東京も梅雨入りしたのでしょうか…。ジメジメしてうっとうしい梅雨時は、Mizkoの日記で気持ちを晴らして下さい。
イタリアの元気パワーをお送りしますから!


2011年05月28日

(ミラノ5月28日)
Readerの皆さん、Ciao!
28日土曜日朝から雲ひとつない青空が私の頭の上に広がっています。
これでこそイタリアの夏!

でも昨日はメルカートでバッグをゲットし、早々の帰宅は正解でした。
あれから大変でした。

雨は激しくなり、雷が鳴り、その上にパチンコ玉くらいの雹(ひょう)がバラバラと降ってきました(写真)。窓に当たる雹の音がすごくて怖かったですよ。シャッターを閉めても、シャッターにバンバンと音を立ててぶつかって来る。
以前ドイツではテニスボールほどの雹が降り、多くの車の屋根がへこみ、窓が壊れたことがあったし、ピンポン玉位の大きさの雹は何度か見ているので、ただただ雹の大きさが大きくならないことを祈っていました。
以前友人とアルプスの山の中で雹に遭った時も、車の屋根にバラバラとすごい音を立てて落ちてくる雹が薄気味悪かったです。

雹が止んでホッとすると、またバラバラと落ちてきて、その上にゴロゴロと雷の音が加わり、ガシャーンと何処かに落ちる音が益々怖い。近所の犬達も吠え出して、救急車?パトカー?のサイレンもあちこちでしていました。

気温もかなり下がり、まるでアルプスの山で迎えた朝のように、一気に冷たい空気になりました。

続く…。

2011年05月27日
(ミラノ5月27日)
今日は朝から曇り空。気温は一気に17度ほど落ちて、20度。
暑い日を過ごしていたばっかりに、とても寒く感じます。
革のジャケットを着ている人も…。

お魚のフライを目当てに金曜日のメルカートへ。
路面電車で約10分。
いつも海外で思うのは、公共の乗り物で寝ている人がいるのは日本くらい……。私自身も日本にいるよりも、顔がきりっとしていると思う…。
持ち物に注意!盗られてたまるか!という意識になる。油断禁物!
特に人込みのメルカートに行く時にはバッグは斜め掛け。でもバッグを背中に回していたら、「どうぞ、お盗りください。」と言っているようなものなので、当然前に下げ、その上に手で押さえている。厳重な注意の上で、楽しいお買い物を!

到着したら、空はいつ雨が降るかもしれないような黒い雲に覆われている。それにも係わらずミラネーゼの皆さん、相変わらず消費意欲満点!
安くていいものを皆さんご存知で、そんなお店にはすごい人。

その時でした。突風が吹きました。どこの大きなパラソルもふわっと浮き、お店の人がとっさにパラソルを押さえました。同時に大きな声が聞こえてそちらを見ると、大きなパラソルが引っくり返っている!傍にいた警察官も寄って来ました。怪我人が出たらしい……(写真)。
空は益々黒い雲で覆われ、いつでも大雨になりそう。
お店の人達はどんどんと片付け始め、お店を閉め様としていました。

いつもなら午前9時頃から午後2時頃まで空いているメルカートも今日は早仕舞い。
暑い日も寒い日も多少の雨や雪でも開かれるメルカートも、この強風に加えて大雨がやってきそうなお天気では、早仕舞いも仕方がありません。
私もお魚のお店まで行くのも諦めて帰ろうとした時でした。

あ~!!!私好みのバッグがある!!!
このお店の人もどんどんと商品を車に入れている時でした・・・・・

今までの人生経験で学んだこと…チャンスは二度ない。チャンスは自分の都合の良い時ばかりにやっては来ない。目の前のチャンスはどうにかしてでも摑まないと、二度と訪れないか、幸運にも訪れたとして、それはずっと先になる。 それを実感しているので、目の前のチャンスは絶対ゲットする!どんなことをしても!というのがMizkoの生き方。

このバッグ、今見逃したら二度と出合えない!
風は益々強まり、真っ黒な雲から大粒の雨も落ちて来ました。
「片付けるのちょっと待って!あのバッグ、革?いくら?どこ製?」私は早口で尋ねました。
革で、イタリア製。金額は…現金、全然足りない。
「カード使える?」
クレジットカード不可のお店も多いので、使えるという答えにホッ!
しかし時々カードを通す機械がボロで、カードを読み取らないことも多いからまだ不安。
機械がカードを読み取り、ホッ!
でもまた直ぐに不安が…。「あ~~、このカードの暗証番号忘れた!!」イタリアではカードはサインではなく、暗証番号の入力だったのを忘れていました。
「サインじゃだめ???」
お店の人、「暗証番号入力としか画面に出ないよ。」
このバッグとは矢張り縁がなかったのかな~~と思った時でした。
機械がカードを読み取り、サインでOK!遂に私はバッグを手にしました。

さっきパラソルが飛んで怪我をした人が救急車で運ばれて行きました。

暴風雨の中、傘が傘の役目を果たしません。私は自分は濡れても、このバッグは濡れないように抱きかかえて帰って来ました。

私はこのバッグ、絶対に手放さないし、一生大事にします。
ゲットするまで不安があれこれありましたが、縁があったんだと思います。
こんな私好みのバッグをゲットするには、チャンスは二度ない!
勿論お店でも一点ものでした。

News:只今ドイツでは腸管出血性大腸菌 (EHEC)が流行していて、すでに死者も出ました。
地震がなくても、犯罪に病気…世界にパラダイスはありません。
自分らしくいられる場所、それが自分にとってのパラダイスだとつくづく思います。








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