ミラノ在住のマダムMizkoが世界の街を歩きに歩いて見つけた
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マダムMizkoの海外diary
マダムMizkoの海外diary:314
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2010年11月12日
写真:日本でも御馴染み「ペック」のミラノ店での"cotoletta alla milanese" ミラノ風のカツレツです。今宵のMizkoはこれでワインが飲みたい気分です。お相手はあなたで……(?!)。大きいですけれど、とても薄くて軽いです。ソースはなしで、レモンとオリーブオイルを少々かけて頂きます。

新商品をお待たせしていてごめんなさい。只今スタッフと商品整理と写真撮影に大忙し。でもお披露目第一弾はもう直ぐです!!第一弾は「カラフルでキュートな4人娘」がテーマです。お楽しみに!


今回COME VA?"から連続2回に渡り在伊日本人の方々のご意見に私の意見を添えてご紹介して来ましたが、その中に「日本に帰ると人と人の距離感にすごく違和感を感じる」という記事もありました。これには私も同感です。

何度かイタリアでは「お客様は神様」ではないことはお話しましたが、その分お店の人達とも挨拶を交わすところから始まり、お互いに上下関係もなく距離感を感じません。

今回も私の日本への帰国にあたり、八百屋さんのお母さんも「気をつけて行ってらっしいよ」と私を抱きしめ、Baci。ケーキやさんの太ったおばちゃんも、わざわざカウンターの中から「暫く会えないわね。抱きしめさせて」と出てきて、Baci と骨が折れるかと思うほど力強く abbraccio。カフェの男子諸君もなんだかんだとお別れの言葉に加えてチョコをくれBaci e abbraccio。美容院の店長も「Mizkoはジャポミラネーゼ(店長が私につけた日本人のミラネーゼと言うこと)なのにまた日本かぁ~~。メールくれよ~~!」と言ってBaci e abbraccio。スタッフの皆もまるで何年もの別れのように何度もBaci e abbraccio。
.いつも行くカフェのデブでハゲのおじさんは、偶然にも男性用の化粧室のドアが開いていて、彼は石鹸で”それは熱心”に手を洗っているところに私の姿を見つけました。そうしたら、石鹸で泡だらけの両手を揉みながら化粧室から出て来て、「いってらっしゃい!また会いましょうね。また会いましょうね。・・・」と10回位言いながら、流石に石鹸だらけの手で私にabbraccioは出来なかったけれど、唇尖らせて私の両ホッペにbaci。

こうして日本ではお友達未満の人達ともイタリアではそんな親近感なので、習慣の違いと言えども日本に戻るとさみし~い気持ちになります。更にマニュアル化して感情もなくロボットみたいな相手と話す時には益々さみし~~~~い気持ちになります。それに私は子供の時からBaci e abbraccio が自然だと思える環境に育って来たので、特にそういう気持ちになるんだと思います。
2010年11月11日
写真:ミラノのショーウインドー。子供服もお洒落!!

前回の続き、"COME VA?"の「夏休みのアンケート2010 イタリアよ、私を変えたのか」の記事より。

自分のお店を持って経営すると、いろいろな詐欺まがいの勧誘や、不良品を平気でもってくる業者、納期を守らない業者、仕事をきちんとしないイタリア人従業員などを相手にし、毎日が戦いの日々なので、自分の主張をどこまで貫き通すか、命をかけてとまでは言わないが、「絶対に負けない!」という強い精神力が必要になってくる。これはかなり大切なことだと思う。また(イタリアに住んで)忍耐力が養われた。とにかくイタリアは何事も時間がかかる、のんびりしているので、慣れるまで(と言うか未だ慣れないけれど)まあ仕方ないと、我慢が平気で出来るようになった。こんな事でいらいらしてもしょうがない。ここはイタリアなんだからと。修業の成果ですね(笑)(在伊18年)。日本に帰って来て、とにかく便利なことばかり。何よりも滞在許可証収得や更新の苦労がないのが一番。どれだけこれに悩まされ、苦痛だったかがわかり、今思うとゾッとする(在伊10年、現在は日本在住)・・・私も手続きしてから一年を経て、去年この滞在許可証の更新が終了しました。5年間有効ですが、待たされた一年間も含まれていて、結局手元に来てから4年間有効。この時のお話は改めて。あ~~あの時も大変だったぁ~~~!

こんな記事もありました・・・日本の商品は宝物である。カップヌードルは金庫にいれたいぐらいの大切さ(在伊20年)・・・ドイツに住んでいた当時は、なかなか日本食が手に入らなかったので、この気持ちも良く解ります。


また在日イタリア人の方のこんなご意見もありました・・・クラシックコンサートに行くと、ソプラノ歌手などの女性に対して「ブラボー!」と言う日本人の褒め方が文法的に間違っているので、私はいつも力一杯「ブラバー!」と叫んでしまいます(在日15年)・・・そうなんです。女性に対しては「ブラボー」とは言いません。イタリア語の名詞には英語と違い女性名詞、男性名詞があり、それによりその名詞を修飾する形容詞も変化します。男性にはブラボー。女性にはブラバーです。ここでイタリア語って面倒だと思う方……いやいや上手がいます。そうドイツ語です。ドイツ語には女性名詞、男性名詞に加え中性名詞があり(オカマではないですよ~~~!)どの名詞を修飾するかにより形容詞も変化します。私が納得いかないのは、ドイツ語で「女の子」という単語が中性名詞であること!!!

また次回に続きます。パート3は一番Mizkoが日本で寂しいなぁ~~と感じることがテーマです。
2010年11月10日
Readerの皆さんへ:新商品のアップはもう少しお待ちくださいね。スタッフにもまだ全部はお披露目していないので、なんか皆ソワソワしている感じです。プーリア、ロコロトンドでゲットしたレースのハンドメイドのアクセサリーには、その美しさにスタッフKも、「あ~~あ美しいですね~~」とため息。 お楽しみに!!その間は、下記の情報を基に、皆さんも是非イタリアの生活をシュミレーションなさってみて下さい。


私はミラノで"COME VA?"という日本語のフリーペーパーを読んでいて、その何部かが今手元にあります(写真)。
その中の7月号の「夏休みアンケート2010、イタリアよ、私を変えたのか」の記事は本当におもしろい……というのも在伊の方々のコメントが書かれていて、ついつい「そうそう、そうなのよね~~」と同意してしまいます。
今回はその記事よりいくつかをご紹介しましょう。イタリアの生活もなかなか大変ですよ。

イタリアで生活してサービス面における違いに、大いに気付くようになった。日本では何もかにもが基本的に親切。でもマニュアル化しているような対応が目立つかも。マニュアル内で想定されていないであろう、個人の機転がものをいう対応の際には、杓子定規的に感じることがある(在伊22年の方)。最近の日本のコンビニやデパートの店員の心の全くこもらない挨拶と話し方に腹が立つ。イタリアの店員の無愛想の方が人間らしくてまだマシかも(在伊25年)。日本でなにかの手続きを行う際、イタリアにいる時の癖で「きっとすんなり行かないだろう」と思って出向いたら、あっという間に手際よく対処してくれて、感謝の気持ちで一杯になった。いつの間にか、こんなささいなことで感謝出来るようになっている。また日本でも、上手く行かなかった時のシュミレーションを常にするようになっている自分に驚く。そして案外、落とし穴を発見出来たりする。これなら世界中どこでも生きていけるなぁと嬉しくなる(在伊20年)。イタリアで暮らすようになって、「待つ」ということがそれほど苦にならなくなった。矢張り、日常何をするにもどこへ行くにも「待つ・待たされる」のが普通であり、待たされる時間も、我々日本人の感覚から言うと許容範囲をはるかに超えている。ちなみに最近では、滞在許可証の更新に何と2年(!!)もかかり、その間ただただひたすら待っていた。さすがにこの国に嫌気がさしたが、これも一つの人生経験だと思いながら何とか耐えられたのも、「待つ」ことへの免疫がついたからだろう(在伊13年)。

あ~~~Mizkoも心底同感です。続編もお楽しみに。
2010年11月08日
写真:例のぐるぐるにラッピングされたスーツケース。日本まで剥がれずにびったりきっちり巻かれていました。あのお兄さんにやってもらい正解!!取っ手はこのようにカットしてくれます。このラッピングをご存知ない方には驚いてジロジロ見られますが、重いスーツケースにベルトをするのは大変なので、これはGood idea !

Readerの皆さん、おはようござま~~す!!
さあまた新たな一週間の始まりですね!頑張って参りましょう!!!……朝からいやにテンションが高いMizko。
朝が苦手なMizkoが朝から元気なのは・・・・・先ずはアフリカのサバンナにいる時。普段は目覚ましなしでは起きられないのですが、動物が早く見たくて、目覚まし無しでパッと起きれます。
そして次は時差ボケの時。そうなんです!只今Mizkoの体内時計はミラノタイムです。今日は午前12時半に起き(!)ました。いつもなら私の寝る時間です。昨日は午後6時頃には眠くてたまらず寝てしまい、熟睡。気持ちよ~~く目覚めましたがまだこんな時間。遡れば昨日は午前2時から午後6時までは一睡もしていませんでした。それで仕事もしましたし、スタッフにも「そんなに寝ていなくて大丈夫ですか?」と聞かれましたが、頭も冴えていました。

正確には今ミラノは8時間遅れの日曜日の夜。起きる時間でもありませんが、今やヨーロッパと日本は飛行機で10時間ほど。その間に一気に生活に8時間の差が生まれても、どっぷりヨーロッパ時間に浸かっていた体が付いて行かず、体内時計がめちゃくちゃになっているようです。直行便が無い頃は、何処かの国で乗り換えで、次の飛行機の待ち時間も長かったですし、近いルートを選んでも26時間程掛かり、その間に体も少しずつ慣れて来ましたが、今ではそんな余裕もなく日本時間への突入ですからね。体もびっくり!しかし多くの友人達も言いますが、8時間遅れのヨーロッパに行く時の方が、時差ボケはあまり気になりません(人にも寄るのでしょうが)。8時間先の日本になると、どうも毎回こんな状態になります。回復時間は、私の場合は平均1週間くらいです。

最近では時差ボケ予防のような薬もありますが、私は放っておきます。仕事の時に眠いのも困りますが、その時はその時でどうにか”気合い”(?)で眠気は乗り越え、スタッフや友人達には、「ずっと話し掛けてて、寝ちゃうから!」とお願いしています。

ア~~~お腹ぺこぺこ!!ご飯にするので、今回はこの辺で。午前2時だというのに、こんなにお腹が空いて良いのでしょうか?夜中の食事は太ると言っても、只今Mizkoの体内時計は夜中ではないので、心配せずにお食事タイムにします。それにしてもこのお食事……朝食?昼食??夕食???

では皆さんも有意義な一日を!!
2010年11月06日
写真:ミラノ、マルペンサ空港にて。これは何のスタンドでしょう?ここでは荷物をラッピングしてくれます。荷物の扱いが荒いので、このラップをすることでスーツケースの傷を防ぎ、荷物を開けられて物を盗まれる心配も減ります。1個に付き9ユーロと安くはありませんが、リスクを考えて私は何時もやってもらっています。
いくつかこういうスタンドがありますが、どこでやってもらうかの注意点…女性スタッフもいますが、絶対に男性スタッフ。その際、素早く彼が筋肉質かをチェックしましょう!!!チェックポイントは肩と腕。Mizkoの男性の趣味?それもありますが(!)、それによりその人のこの仕事における経験が読み取れますし、弱そうな人だと(そう言うスタッフも多いんです)荷物に振り回されて時間は掛かるし、ラッピングが緩々で日本到着時にはラップが剥がれていた事もありました。それに一個が30キロのMizkoのスーツケースですから。今回は4個のスーツケースをこのタフガイに短い時間で、きっちりラッピングをしてもらいました。出来上がりは……ブラボー!!

日本一日目。時差ボケで土曜日の早朝からハイテンション!
週末ブランチのスプマンテを飲まなきゃ!と久々の表参道に出てみました。

あれ~~~なんか歩いている皆さん、小さい……。今まで背の高い人の中にいて、160センチ余りの背丈の私がチビだったので、私より小さい人が一杯いる!!!何か不思議。

あれ~~こんなお嬢ちゃま達に仕事させていいの???失礼!もう大人なのね……今まですれ違うだけでも、同性でも、ものすごいセクシーオーラを感じるような女性が多い中にいたので、何かお子ちゃまに見えちゃいました。ごめんなさい!

表参道の駅チカのパンやさんで(ここは美味しい!)プチバケット6個を買う際に、キャッシャーの人が「お持ち帰りですか?」と私に聞きました。(ほら来た!マニュアル通りの質問。同じパン、それもパンの味しかしないのを6個もこの場で食べる訳ないでしょ!!)と心で叫ぶ……イタリアならこれを直ぐ言葉にするし、先ずはこんな質問はしない…でもここは日本。「はい」と大人しく答えておきました。

青山で買い物をしました。あれ~~現金足りない!!早速ATMへ。そうなんです。特にイタリアではキャッシュを余り持って歩きませんし、すっかり青山価格を忘れていました。

まだ日本の生活に慣れないMizkoです。そう言えば、あの時間にアルコールを飲んでいたのは私だけでした。ドイツやイタリアはお酒と時間は関係ありません。ドイツのビール祭りでは、皆さんは朝食に1リットルのビールを飲んでいますから。

Mizkoが日本に慣れるまでは、ちょっと時間が必要なようです。それに寝る時間には早過ぎるのにもう眠くなって来ちゃいました。こんな時差ボケじゃ仲良しさんと夜飲み歩きも出来ませ~~ん!早く日本モードに戻さなきゃ!

追伸:友人の皆さんへ:ドコモ携帯、メールも電話もOKになりました。ご迷惑をお掛けしました。
2010年11月06日
写真:暫しお別れミラノ、ドゥオモ。夜の闇に浮かび上がるドゥオモは何度見ても幻想的。
表参道にいる時には明治神宮。ミラノにいる時にはドゥオモにお参り(お祈り)に行きます。日本への出発前日にも行って来ました。

Readerの皆さん、4ヶ月余りの間、Mizkoのヨーロッパの旅にご同行下さり、本当に有難うございました。
皆さんも無事にご帰宅されたでしょうか?Readerのお一人Kさんからは、飛行機に乗り遅れたあ!!…とのメールを頂き、心配致しましたが(?)、”ロケット”で無事に追いついた!と再度メールを頂き、安心致しました。
皆さんにとってどの町がお気に召したでしょうか?
思い出の町で見つけたスペシャルは、一休みしましたらご紹介させて頂きますので、お楽しみに!
 
今回の荷物の合計は135キロ!年末の大掃除の大きな窓ガラス磨きに、大きな木の家具磨きの後でのこの重量との大移動……只今、ジムの筋トレでもなかなか味わえない(?!)筋肉痛のMizkoです。

友人の皆さんへ:帰国にあたりご連絡を有難うございます。近い内の再会を心より楽しみにしています。
また私のドコモ携帯が5日夜から故障中です(電話、メール全てダメ)。ご連絡はソフトバンク携帯か、PC又は自宅の固定電話へ下さい。私からの返答がない方は、このような事情ですので、ごめんなさい!
2010年11月04日
写真:今日の機内からのアルプスの眺めは最高!いつ見ても雄大な景色です。

さあミラノを発ち、只今コペンハーゲンです。気温10度程です。
時間は午後2時15分。成田行きの飛行機の搭乗時間まであと30分ほど。
ラウンジでどこの国のだか分からないカップヌードルを食べています。ラベルがタイ語や中国語で書かれている。でも久々の味で、なかなか美味しい!

ではいよいよ日本に向います。
Readerの皆さんも、乗り遅れずに付いていらしてくださいよ~~~!
2010年11月03日
写真:現在のミラノ、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世通りのMax&Co.のショーウインドー。
私の大好きなブランドの一つです。MaxMaraが好きだったのですが、最近のMizkoはファッションの路線が変わったのか、Max&Co.のこの写真のお店にお世話になっています。家の近くにもあり、置いてある商品がそれぞれ違うので、2店を行ったり来たりしています。


Readeの皆さん、4ヶ月余りMizkoのヨーロッパの旅にご同行頂きましたが、そろそろPCもバッグに入れる時間になりました。
皆さんもお忘れ物の無いように荷物をまとめて下さい。「いやだ~~ミラノに残るゥ~~!」なんて言わないで、ちゃんとMizkoの旅に引き続きご同行下さいますようお願いします。
Mizkoの方も、お掃除も、お洗濯も、アイロン掛けも済ませ、全ての木の家具は蜂蜜入りのクリームで磨き、例えテレビドラマの「渡る世間は鬼ばかり」に出てくるような意地悪姑にチェックされても、文句は言わせません!!2010年ミラノの家での家事は全終了。2011年が明日やって来てもOK!そして荷造りも終了。ちょっとした引越しのような荷物の量で帰国します。

さあReaderの皆さん、日本への空の旅をご一緒に!
注意:コペンハーゲンでの乗り換えの際には、飛行機に乗り遅れないように!!!
あ~~そこのあなたは機内でのワインの飲み過ぎにご注意を!



2010年11月03日
写真:現在のプラダ本店のショーウインドー。

今回は前回の続編をお楽しみ下さいね!

女性編:

『いやいや、スーツの着こなしからキャリアウーマン間違いなし!これから赤ちゃんを保育園に預けて出勤ですか???あなたなら絶対に仕事と育児を両立出来るでしょう!右手に赤ちゃん抱いて、左手にはブリーフケース持って、シャツからおっき~~~~~なおっぱい出して”授乳しながら”歩行中! その光景にコメントなし!』《ナミビアにて》

『ひゃあ~~~~!ホテルの化粧室の個室のドアが開けっ放し!!!中に黒人の大きなおばさんが座ってるじゃないの。そんなゲラゲラ笑いながら「誰もいないからドア開けっ放しにしちゃったア~~」なんて陽気に言われても、どうしていいかわかりませ~~ん。え~~~立ち上がれないからドア閉めてえ???はいはいドア閉めますけれど、これからはドアは閉めましょ!』《ナミビアにて》

『いや~ん!あんなにお天気が良かったのに急な雨。傘なんて持ってな~~い!あれっ!そこのお姉さん、ポケットから何か出してるけどそれ何?あら~~シャワーキャップ!あ~それを被って歩く訳ね。いいアイディアじゃない!ポケットやバッグに入れていつでも持ち歩けるし!!妙に感心したけれど、マネは出来ない!ミラノや表参道でシャワーキャップ被って歩けませ~ん!』

『あら~~ん、このお姉さん、何者?ピンクの看護婦さんみたいなユニホーム着ちゃってる。病院でもないのに。ここはミラノの有名デパートのランジェリー売り場。あらまあ~~この長いピンクや黒の羽はな~~に?あらららららこの怪しげなケースの中にあるのはな~~に?アイマスクに仮面???あら~~この下着、下着の役目はしないのね!ヒールがすごく高い靴まで売ってる。そこでお姉さん、あなたはな~に!あ~そう、アドバイザーなのね!!!何もかにもが怪し気だけど、どんなアドバイスをしてくれるの??流石アモーレの国イタリア!ランジェリー売り場も奥が深い?!』

今回の登場人物さんへ:お名前も知らない方々ですが、あなた達はMizkoの人生で忘れられない方々です。海外での生活、旅はこうしたなかなか日本国内ではお見掛けしないあなた達のような方々との出会いも楽しみの一つです。
あれからどうしていらっしゃるのでしょうか? このユニークさから、多分明るく逞しく人生を生きていらっしゃることでしょう。お元気で。

追伸:Readerの皆さんへ:ショップスタッフKの「まいせん横丁から」のブログも宜しくお願いします。彼女はMizko自身が1年余り観察して(!)そのセンスとアイディアとユニークさに惚れ込み、とある場所から「拉致(?)」して来た存在です。このブログのタイトルから内容まで彼女に任せてあり、私自身もこのブログを最近ではすっかり楽しんでいます。私をまねき猫で迎えてくれるのは嬉しい!
Kさんへ:やっぱりあなたを「拉致(?)」したのは正解でした。MIzkoの野生の感?が冴えたのかもしれません!いつも協力本当に有難う!
2010年11月02日
写真:ミラノの靴店のショーウインドー。Mizkoは靴も大好き!このお洒落な靴をご覧下さい!でも650ユーロ位だったと思います。

31日から冬時間が始まり、これで日本とは8時間の時差です。こちらが8時間遅れています。

今回は、今までに海外で見かけたユニークで忘れられない人達の一部をご紹介したいと思います。
それに当たりお約束したいのは、ここでの登場人物はMizkoが自分の目で実際に見て、第三者からお話を聞いたのでもなく、自分でお話を作ったのでもありません。
Mizkoの心の叫び(『』内はあくまでも話言葉にしました)と共にReaderの皆さんの想像力を酷使し、まるであなた自身がご覧になっているかのように楽しんで頂ければと思います。そして日頃のストレスも、少しは発散して頂ければ嬉しいです。


男性編:

『あらあらあなた!ズボン穿くの忘れちゃったの???だってそれ下着のボクサーパンツじゃないの!!気温40度。暑いのは解るけれど、ボクサーパンツに長袖のワイシャツの袖口のボタンはしっかり留め、それに靴下に靴でお散歩??理解出来ない。ファッションの町ミラノなんだから、ズボンは穿きましょ!!え~~~~これもファッション?impossibile !(不可能)。」《ミラノにて》

『あらあなたもズボン穿くの忘れちゃったの??それ下着のトランクスじゃない!それによれよれのTシャツ…自宅なら良いけれど、ここは高速のサービスエリア。ズボン穿きましょ!』《オーストリアにて》
 
『あららららら!ちょっとそこの叔父様!下着が透け透け。夏に男性の白い麻の長袖シャツはステキだと思うけれど、パンツはねえ~~~~!それに透けている下着がTバック。セクシー狙いかもしれないけれど、これってただ可笑しい!皆笑っている!特に女性達が……』《ミラノにて》

『ありゃりゃりゃりゃ!!張り切りましたねえ~~~あなた!!真っ白のTバックの水着ですかぁ~~~!それにしても随分布を節約しました(?)ねえ~~!鍛えた体を披露したい気持ちも解らないでもないけれど、女性はあなたの後で爆笑してる!』《クロアチアにて》

『花粉症がお辛いのですね。私も花粉症なので気持ちは解りますよ。でもスースーする鼻炎用スティックを鼻に刺したまま歩くのはちょっと可笑しいですねえ~~~!』《トルコ、イスタンブールにて》

『抱っこしている赤ちゃん可愛いですね~~。目が真丸でお人形さんみたい!あらあらおしゃぶりを嫌がって投げ出しちゃいましたねえ。おしゃぶりを持て余したからと言って、お父さん!その収納場所として自分の口を選ぶことはないんじゃないの???赤ちゃん抱っこしたお父さんがおしゃぶり銜えちゃって町中歩くのは、おかし~~~い!』《ナミビアにて》

次回、女性編に続く。

2010年10月31日
Dear readers, I've just realized that we have some visitors outside of Japan.
I would like to say "Hello" to all of you and thank you for visiting my homepage of "Mizko's via Marcona".
Please accept my apology for the current inconvenience that at the moment everything is just written in Japanese language.
However, in the near future, little by little, I will add different languages to enable you to read and enjoy my homepage.
I kindly ask for your understanding and patience.

And "Happy Halloween!!"
2010年10月30日
写真:タンザニア、ルアハ国立公園にて。チータのお母さん,大欠伸しちゃって、子育てにお疲れ??アフリカに行ったからと言って、必ず見たい動物に会える訳ではありません。
特にチーターは数も少なく、なかなかお目にかかれないので、これは貴重なショット。
それに子連れだったのでラッキーでした。

日記でもお話したように、只今年末の大掃除で大忙しのMizkoです。

ミラノの家は天井が高く、一番大きな窓は3メートルほどの高さなので、窓磨きも一仕事。窓は拭くのではなく、磨く!!!
バスルームの2メートルほどの窓も磨き、洗ったカーテンにアイロンを掛け、カーテンの裾にはカーテン幅の重りとしての鉄の板を入れ、カーテンが真っ直ぐ下に落ちるように窓に掛けます。
輝いた大きな窓に真っ白な麻のカーテンが、上から下に皺一つなく真っ直ぐに掛けられた時のこの一種の達成感が私は好きです。東京の生活ではこんなカーテンはないでしょうね。
特に東京の生活は何でも面倒なことは省かれ、少しでも早く、楽して……の生活のように思います。取れない口紅に眉毛、これ一本で化粧水、乳液、クリーム、下地、ファンデーション、日焼け止めの役目を果たします……楽だからトップスにもカップを付けてブラ要らず……。
私は女性である限り、お化粧や、お洒落に「面倒くさい」の理由や「楽だから」を追求するのは、タブーだと思っています(きっぱり)。
私がフラメンコを習っていた時の先生で、今は私の人生の良き先輩の彼女は、「女性がウエストがゴムの服を着るようになったらお仕舞い」と言っていましたが、そんな彼女はいつでもどこまでも女性で、私の大好きなステキな方です。
私はドイツ生活が長く、随分家事修業(?!)になりましたから、ヨーロッパでの生活では、カーテンの他、季節毎のテーブルクロスは勿論、シーツ、フキンにまでアイロンを掛けます。
化繊のノーアイロン素材ではない分手間は掛かりますが、こうした生活にもお洒落にしても、私は不便さの中に一種の生活や心の豊かさを見出し、そして不便極まりのないサバンナの生活に生きている意味を見出します。

追伸:東京に台風接近とのこと……。付近の皆さん、お気をつけて!
本日ミラノは晴天の中、ミッチョリーナ台風だけが暴れて(?)います!
2010年10月29日
写真:お待たせしました!タンザニア、ルアハ国立公園にて。私のお仲間達です?!
ライオンはお腹が一杯の時はまるで猫のよう……。時々車の真横まで来て、オープンカーだと覗きに来たりします。その時は「Stay still !」(じっとしている)が鉄則。車からは絶対に降りてはダメ!

ちょっと前の事になりますが、東京の友達からメールが来て「狩するライオンに戻りましたか?」と聞かれました。
そう7月に日本を出発する時の私は、日記にも記した通り、すっかり狩りを忘れた動物園のライオンのように、受身でアグレッシブに生きるパワーが弱まってしまっていたように思います。そんな自分がとてもいやでした。
友人からのメールには、「もうちょっとで戻れそうです」と答えて、そして今………だいぶサバンナのライオンらしくなって来たと思います……と言うより、そうでなければ、ここではとてもやってはいられません。日本と違い、黙っていたら、なかなか事がスムーズには進まない社会。あっちで腹立て、こっちで呆れ、そっちで悔しい思いをして、あっちこっちそっちで吠えている内に気付いたら、パワーが回復していました。私がサバンナのライオンならば、今ならば、仲間と一緒にバッファローを仕留められるでしょう。

初めて日記を読んでいる方は「何でライオン?」と思われるかもしれませんが、Mizkoはアフリカの野生動物が大好きです。
そして実際に野生動物やブッシュマン、マサイ族と共有した多くの時間から、現代社会では”全く役には立たない知識”も実はちょっとだけ持っています。たまにそれを披露するとびっくりされるので、隠しています。ライオンについても、サバンナのライオンと動物園のライオンの大きな違いは、体験から良~~く知っています。
前回の日記では、イタリアンファッションを購入したお話をしました。都会ではドレスを、サバンナではサファリ服に身を包み四駆を運転するMizkoです。ほぼスッピンで!!(怖!)

2010年10月28日
写真:メルカートでは何よりも人間ウオッチが楽しい!あらあら真剣に下着のチェックをしている女性が奥に見えます・・・男性用ですよね?!えっ~~~あなたの??ちょっと大き過ぎません??

今週末には年末の大掃除しなくちゃ……???
ちょっと早過ぎない?と思われると思いますが、日本への帰国が近くなり、次回ミラノに帰るのは2011年になってからなので、只今新年の準備に追われています。友人達にはメリークリスマス!よいお年を!行って来ます!と全部まとめてご挨拶しBaci & abbraccio。

そんな出発ギリギリの多忙な中に出合ってしまいました・・・一目惚れです!!!
ショーウインドーの一点のワンピースに目が釘付けになりました・・・ス・テ・キ!
前回の日記の通り、ショーウインドーに張り付くばかりに近づき確認。もうこれ私の趣味!値段も私の理想。
目的定まり、この金額なら支払い可能、今日の装いならこのお店に入店OK……と条件も揃い、いざ入店。
早速店員さんが寄って来てお互いにご挨拶。そして「ショーウインドーのあのワンピースを試着したいのですが」と目的を伝えました。
店内をザーッと見渡すと私の好みのデザインばかり……「ついでに何着が試着してもいいですか?」と尋ね、さっさと数着を選び試着。どれもサイズがぴったり。いや~~困りました。どれもこれもステキで選べない。
こういう時のMizkoは太っ腹?迷うことも無く(え~~い!!)「全部下さい!」と全部購入。これだけ自分のセンスにびったりで、サイズもぴったり、金額も満足…こんな条件が揃うことは、ヨーロッパでこれだけお買い物経験をしてもなかなかない事です。大きな幸運だと思いました。それに全てMade in Italy。最近はイタリアンデザインでも、中国製が多いですから。これで仕事もクリスマスもお正月もおデートも(?!)全てOKと言う感じです。2010年~2011年Mizkoの東京の冬は、イタリアンファッションで決まり!!
2010年10月26日
写真:メルカートで買ったぶどう。信用出来るお店の商品は本当に新鮮で安い!
写真で日記にも登場したことのあるお母さんが「絶対美味しい!」と言っていましたが、本当に美味しいブドウです。それにどっしり重い!

前回からの続き。

先ずは、何の目的もなくフラフラと入店はしません。
お買い物も事前にショーウインドーで十分な商品の情報を得て、大よその値段も確認して「買う」と決めて入店します。特に高級なお店は、どういう物を買いたいか目的をきちんと定め、その日は多額の出費も覚悟し、そのお店を訪問するのに相応しい身なりを整え、気持ちを固めた上で入店するので、その条件が揃っていない場合には、私は、そういうお店には近寄りもしません。

「お客様は神様」という社会じゃないだけに、無愛想で不親切な人もいますが、こちらがお店のプライドや店員さんをプロとして尊重してきちんとした態度で接すると、日本よりもプロに徹して心強いアドバイスを貰えたり、且つフレンドリーに対応してくれる場合も多いように思います。
私は気持ちがストレートな方なので、特にステキな洋服が見つかった時には、喜んで、お店で大騒ぎをするので(!)、店員さん達も喜んでくれて、お互いに「有難う!」と言い合って別れます。 店員さん達とそこで出会うもご縁。そんな交流も私には楽しいです。

そういう社会で生活していると、日本では腹が立つことがあります。
マニュアル通りにしか働けない人…私一人だけが支払いのためにレジの前に立っていたら、無愛想に「右側に並んでください」と言う店員さん。
何度も目の前を通る同一人物に「いらっしゃいませ」という店員さん。化粧室に行くときも「いらっしゃいませ」、化粧室から戻って来ても「いらっしゃいませ」、奥のテーブルに移る時もまた「いらっしゃいませ」。お客さんが多く、忙しい時なら多少理解は出来ますが、お店はガラガラ。状況を読むこともせず、心もないロボットみたいでやるせない。
レジで注文するようなカジュアルなお店で、目的も決めずに並ぶお客さん。
長い列が出来ていると言うのに、自分の番が来た時に、レジの前で「何にしようか」と考え込み、やっと決まって注文したかと思ったら。それからゴソゴソとバッグの中からお財布を取り出し支払う人。こういう人て生き方自身がそうなんじゃないかと思ってしまいます。

こうした店員さんたちとのコミュニケーションを面倒と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、少なくても元気にご挨拶するところには、活気があると思いますし、マニュアル化しちゃった人達よりも人間味があると思います。

2010年10月26日
写真:マーケットにて。マーケットこそミラネーゼの生活が分かる恰好の場所。お店の人とお客さんの間でのご挨拶、「チャオ!」「サルべ!」「ボンジョルノ!」の大声が飛び交う。

東京も寒いとのこと……。こちらも昨夜から雨で、気温は一ケタ、さむ~~~い!

先日ミラノのとあるお店で日本人の観光客を見掛けました。無言で入店し、無言で勝手に品物を触り、値段のタグを探って値段を見て、無言で去って行きました。これって日本では普通かもしれませんが、海外で見ると異様な行為に見えますし、そういう日本人の態度を外国人の店員さん達はあまり良く思ってはいません。。
今回はそんな日本との違いを2回に渡りお話しましょうね。色々とバターンがあるので、
観光客の方が行かれるようなお店に限ります。
是非次回の海外でのお買い物に役立てて下さい。
経済力は弱くなってしまった日本でも、海外でのお買い物の際には、「マナーのいい日本人」を目指して!!

こちらでは以下のような感じでお買い物をします。(イタリアに限らず、どこでもこれらは当てはまると思います。)

1)先ずはお店に入ったら、、お店の人にご挨拶します。デパートのような大きなお店なら、自分の買い物をしたい売り場にいる店員さんにご挨拶します。

2)来た目的をはっきり告げます。どんな物を探しているのか……。お店に出ていなければ、ストックから出してくれたりもします。
見るだけが目的なら、「見せて頂きたいのですが」と言います。挨拶もせず、目的も告げずに店内をブラブラしません。

3)手に取って見たい商品は、「手に取って見てもいいですか?」と尋ねます。

4)お洋服は勝手に試着しません。店員さんに声を掛けます。

5)値段を知りたい場合には、特にバッグのように、中に値段のタグがあるようなものは、「おいくらですか?」と尋ねた方がスマートです。
ごそごそ値段のタグを探す姿は、格好のいいものではありません。特に高級なお店ほど。(本当にスマートな方は値段なんて聞かないのですが、小市民はそうもいきません)

6)見るだけでも、見たけれど買うのを躊躇した場合でも、買った場合でも「有難うございました。さようなら」と言ってお店を出ます。
買った方が何故お礼を?とお考えかもしれませんが、買わせて貰って有り難という気持ちもあるのです。勿論店員さんもお礼は言います。お互いが感謝し合うという感じです。

結局お店に入店するということは、ひと様のお宅に伺うのと同じ感覚だと思います。ですからご挨拶して入店し、行動する前に許可を貰うという感じでしょうか…

前回の日記のグリルチキンのおじさんにも、「グリルチキン一羽くださ~~い!」と言うより
ご挨拶が先です。
2010年10月22日
写真Mizkoがチキンのグリルやお魚のフライを買う金曜日マーケットのお店です。
左奥で、チキンが何羽も丸ごとグリルされます。
東京では近くで、グリルチキンが一羽ごと買えるお店がないので、これは便利です。
買って帰り、少々のオリーブオイルで焼き、皮をパリッとさせて食べます。
お肉は半分くらい残し、MIzkoお得意なチキンカレーにしたり、スープにします。
今回はスープにしました。ざっとお話すれば………残した鶏肉に塩、胡椒をして、Mizko特製のガーリックオイルをからめ、暫し置きます。骨はネギ、ローリエの葉にローズマリー、マジョラム、タイムなどのハーブと一緒に煮てスープを作ります。その後に鶏肉、お野菜、パスタを加えて『食べるスープ』にします。一羽買って、二度味わいます。

前回のつづき。

最近は慣れましたが、最初はメルカートでは色々と驚きました。
 
美味しそうなオレンジが並んでいるので、買ってみたら見たのと全然違う!
きれいなオレンジを表に並べお客さんを引き、手元の違うオレンジを売るのです。日本ではこんなことをしたらお店の信用をなくすとか、二度とそのお客さんに来てもらえないとか考えますが、そんなことはお構えなし!ここでは『お客様は神様』ではありませんから。
信用出来るお店を見つけるまでは、商品をごまかされっぱなしでした。
商品を近くで見ることも出来ないお店も多いので、「見せてくれなきゃ買わない!」、「まずいものなんかいらないわよ~~~!」と買う前に宣言(!)します。
とにかく何事においてもフルパワーで臨まないと、上手く事が運びません。油断も隙もありませんから。

また下着やさんは何故か男性が多いのです。
ミラノに住み始めた頃商品を眺めていたら、アラブ系(?)のお兄さんがブラのサイズを尋ねるので、「イタリアでのサイズは分からない」と言ったら、彼は右手の親指と人差し指を広げ、私の胸に当てようとするのです!!(はあ~~~~何これ!!) 皆さん、信じられますかf??
私が「結構です!」と怒って言うと、「どうして??」と真顔で私に聞くのです。
(どうしてって??そんなサイズの測り方ってあり???)他の女性を見ていたら、彼に真顔で測ってもらっていました。(へえ~~~~!!!)
お隣りにいたお姉さんは、Tシャツの上にブラをしている……誰でもが歩いている路上ですよ!それって試着でした。(Mizko呆れて無言)

また奥様がご主人の下着をお求めのよう……でもそんなにゴムを何度も何度も左右に伸ばしてチェックをしなくても……。あらあら奥様、そんなとこまでチェックをして……。皆見ているんですから!!!(もうMizko呆れ果てて、口が開いたまんま!)

売る方も買う方も、日本との違いにとにかく驚いてばかりいました。

注意:メルカートにも慣れたと言いましたが、知らないお兄さんに親指と人差し指でバストを測られるのは未だに拒んでいます。それにTシャツの上からブラをして試着はしません。《きっぱり!!》。
2010年10月22日
写真:木曜日のメルカートにて。ミラネーゼが真剣に品定めをしています。
真ん中のニットのワンピースはなかなかステキでした。でもMizkoはニットのワンピースは着ないのでゲットはしませんでした。

今日は朝から晴れて暖かい一日でした。木曜日は、我が家の近くで毎週メルカートが開かれます。メルカートとはマーケットのことですが、ミラノでは連日どこかで青空マーケットが開かれ、広場だったり、一般道路を閉鎖して沢山の小さなお店が出ます。八百屋さん、お魚屋さん、チーズやさん、ハムやサラミを売るお店、沢山の種類のオリーブを売るお店、チキンをグリルで焼いて一羽ごと売るお店、お魚のフライを売るお店など食べ物以外にも、文房具やさん、生家を売るお花屋さん、造花を売る(!)お花屋さん、下着やさん、雑貨やさん、靴屋さん、洋服屋さん、革製品を扱うお店、毛皮やさん…兎に角沢山のお店がメチャクチャに並びます。何千ユーロの毛皮を売っている前がチーズやさんだったらします。
ミラノには、日本のデパートのようななにもかにもが揃っている百貨店がないので(デパートと呼ばれている所でも日本とは比較にはなりません)、これだけお店が揃うメルカートは、ミラーゼ達の生活を支えていると言えるでしょう。それに何よりの魅力は普通のお店より安いことです。
私は木曜日のメルカートでお野菜や果物、雑貨を買い、金曜日にはグリルチキンやお魚のフライを買います(これは人気があり美味しい!)。曜日により開かれている場所が違い、場所により出ているお店が違います。

日本では個人消費の減少が言われていますが、こちらの皆さんのショッピングパワーは本当にすごい!先日もそう日記に書きましたが、本日は歩けないほどの人出でした。日本では売れなくなったと言われる衣類ですが、ここでは皆さんお洋服大好き!
本日Mizkoもちょっと変わったブラウスを見つけてゲットしました!勿論『Made in Italy』で、一点物でした。超パワフルなミラネーゼ達に交じってお買物をするのは、本当にパワーが必要!ボヤボヤと「どうかしら?」なんて悩んでいる内に、ミラネーゼに買われちゃいます。『素早い判断、決断、行動』が大事です。はい!お買い物一つでもここでは戦いですから!!メルカートは場所にもよりますが、大体は朝8時頃から午後1時頃までで、、お店によっても違いますし、その時々のお店の人達の気分によっても遅く始まったり、早く片付けて帰ってしまったりします(こんな点がイタリアらしいです)。
クレジットカードはほとんど使えません。

イタリア南部を旅行している時にも、その土地のメルカートに行ってみましたが、流石ファッションの町ミラノ、こちらの衣類の質や数には敵いません。
お店の人達の国籍も色々で楽しいです。
面白いのは、時々イタリア人が「Made in China」の製品を売っていて、中国人が「Made in Italy」の製品を売っています。そして中国製の方が高い。輸入品だから?!

ミラノにご旅行をなさる方は、有名ブティックばかりではなく、こんなローカルのマーケットにも足を運んでは如何でしょう?
本日はTod’sやDolce&Gabbanaの靴が半額で出ていました。。
お店のようにサイズや種類は揃ってはいませんが、気に入ったのがあればお買い得です。

2010年10月20日
写真:パレルモ、ノルマン王宮二階にある「パラティーナ礼拝堂(宮廷付属礼拝堂)」。金色に輝くモザイクがとても豪華で、ため息が出るほどでした。


日本への帰国がカウントダウンに入った今、今回の滞在を振り返ると、二人の美しい女性が心に残っています。お二人ともミラノで見かけました。

お一人目は・・・夏の暑い日、いつも行くカフェの歩道に並べられたイスに座っている時でした。
前回「黒」のお話をしましたが、彼女は黒のノースリーブのひざ下10センチほどの丈のワンピースを着ていました。見たからに着心地が良さそうな生地、シンプルなそのデザインがステキでした。靴はブロンズカラーで、かかとのほぼ無いバレリーナシューズでした。髪の色も同じようなカラーで、黒とブロンズカラーが焼けた肌にとても似合っていました。こちらではシニョリーナ(お嬢さん)の年齢はとっくに過ぎている、大人のセクシーさを持った本当にお美しい方でした。右手にはヴィトンのバッグ………最近ブランドバッグを、こんなに有名ブランドらしく持っている人を見たことがありません。(今や10人アジアの観光客がミラノを闊歩すれば、全員が同じブランドのバックを持っていますから。)
勿論すれ違うイタリア人男性達は、遠慮のない視線で彼女の姿を追っていました。
私も同性ながら惚れ惚れして見ていました。ところが皆さん、彼女は妊婦さんでした!!ダイエットやエクササイズでスタイルをどうにかしようとしていう女性が多い中、妊婦さんで、これだけ男性の視線を集められるのは大したものじゃありませんか???


お二人目は・・・ある夏の夕方、ナヴィリオ地区の運河沿いのバーでスプマンテを飲んでいる時でした。
10代後半の女性(「女の子」とは呼べません。もう大人の雰囲気を持っていて、リトルレディという感じでしたから)3人と、同じ年頃の男性(こちらはまだ幼さが残る人もいました)4人がやって来ました。合コンの乗りのような感じでも全くなく、静かに話していました。全員がアルコール無しで!!それだけが子供っぽかったです。
そこにいた一人の女性……エレガントな仕草が見に付いていてお美しい!!!この時Mizkoは彼女のママより、パパの気持ちになってしまいました。
いや~~こんな美しいお嬢さんをお持ちのパパさん、奥様に「今日は早く帰って来て」と言われても、やれ仕事が忙しいなんて言って、ちょっとやそっとで帰らぬご主人でも、こんな美しいお嬢さんが「パパ、早く帰って来てえ~~~!」なんて言ったら、パパさんは、仕事をほっぽり投げて帰宅するでしょう。いえいえ次の日から会社に行かないんじゃないかと思ってしまいます。
一緒の男性達もなかなかステキで、真面目そう。これならパパさんも安心……と思っていたら、とんでもない風貌の男性が二人現れました。こういうタイプのお友達もいたのですね。あらあら彼女にご挨拶のBaci(キス)をしました。あらららら~~~~これ見たらパパさん泣いちゃう!!!
こんなに美しいお嬢さんをお持ちのパパさんは、彼女が帰宅するまで心配でしょう……と思うほどステキな彼女でした。


それでは、今回心に残るステキな男性は…………う~~~~~~~~ん、無し!日本人男性に期待致しましょう!
2010年10月20日
写真:新発売のドルチェ&ガッバーナの香水の広告です。香水は男性用3種類、女性用3種類あるのでこういう広告になったのでしょう。今はこの広告をあちらこちらで目にします。

ミラノのこの秋冬は、矢張り黒のファッションがショーウィンドーを飾っています。
Mizkoも黒が大好き。でも黒は難しい。黒は生地やデザインでゴージャス感も出るけれど、下手をすると地味でつまらない感じになったり、最悪はおばちゃんが悲しみの場に行くみたいになってしまう…これはいけない!そういう場とは全く違う華やかさを黒で出せたら、本当の大人の女性のお洒落ではないでしょうか。私の目標でもあります。

ここイタリアも、若い女性でも日本よりはぐっと大人の雰囲気があるので、若いなりに見事に黒を着こなしています。しかし流石にシニョーラ(マダム)と呼ばれるお年頃のミラネーゼの黒となれば、大人の女性としての自信がオーラとなり…何ともお美しい!黒がこんなにも華やかになるものかと感心してしまいます。そういう方々がご近所さんなので、勉強になります。


ドイツに住んでいた頃、ピッザリアの友人でもあるイタリア人オーナーが、お店に来た4人のアメリカの黒人のお客さまに何か英語で言おうとして、口から出たのが「Black is beautiful!」だったのを今思い出しました。
(因みにそう言われた彼らは……全員が無言でイタリア人の顔を見ていました。)
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