ミラノ在住のマダムMizkoが世界の街を歩きに歩いて見つけた
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マダムMizkoの海外diary
マダムMizkoの海外diary:314
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2010年12月31日
写真:皆さんは年越しそばを召し上がりましたか?
私はこれからです。地元のお洒落で美味しいお蕎麦やさんのこの揚げ餅そば…美味しい!!

Readerの皆さんにとって、この寅年の一年はどんな年だったでしょうか?
私自身にとってのこの一年は、とにかく良く動きました。

2010年は日本で迎え、1月にミラノに戻り、2月終わりにはタイ、バンコクへ。
そこからオーストラリア、シドニーに飛び再びバンコクへ。そして日本で桜を見て、4月にはこのショップがオープン。6月には最高に楽しいバースデーを日本で迎え、7月にはミラノに戻り連日40度近い暑さ。休む暇なく車でドイツ、ニュールンベルグそしてオーストリアへ。アルプスの山では吹雪に遭う。、
ミラノに戻り、2日後にはポーランド、ワルシャワへ。8月入り、ミラノの自宅でやっとまとまった時間を過ごす。そして8月末にはフランス、パリへ。それから7日後スウェーデン、ストックホルムへ。そこでの夏とは思えない気温から、ミラノに戻り5日後にはまだまだ暑い南イタリア、ロコロトンドへ。そこではイタリア人の友人との再会とトゥルッリに暮らす初体験。10月に入り、エネルギッシュな町シチリア島のパレルモへ。それでミラノに戻り、11月には日本へ帰国。

この旅を計画した時には、これらのスケジュールを心身共に良い状態で熟すために、しっかりした体調管理が出来るかとても不安でした。頭クラクラするほど暑い日もあり、雪と風で凍える日もありましたが、全ての行程を元気に過ごすことが出来ましたし、周囲を納得させるだけの自分の任務は果たせたようなので、今はとても嬉しく、ホッとしています。

この旅の間、世界の町角で色々な人達との出会いがあり、色々な事が初体験でした。
しかし、日本でもこの1年間ステキな人達との出会いがありました。旅の通りすがりの人ではなく……知り合って間もないことも感じないほど心許せる人…そして今では大切な友達。そういう人達との出会いこそが私の2010年の『収穫』です。

あなたの言葉で励まされ、やり気が出ました。あなたの優しさで心の痛みも和らぎ、癒されました。あなたのエネルギッシュな生き方を見て刺激になり、自分に鞭打つことも出来ました。本業で、ショップで、そして私のプライベートで、Mizkoを支えて下さった全ての方々に心から感謝しています。

皆さん、2010年本当にお世話になり、有難うございました。
2011年が皆さんにとって良いお年になりますように心から祈っています。

Mizko
2010年12月27日
写真:ドイツ,ニュールンベルグで買い求めたもので、すずで出来ている壁かけ。
一つ一つのお部屋がドールハウスを眺めているようで楽しい!
ところで今年のニュールンベルグはホワイトクリスマス!!でもあちらの友人知人、寒さと雪の多さでご機嫌悪い。

ドイツ式のクリスマス2日目(26日)も終わり、後は残っている仕事をゆっくりするだけ。
クリスマス前までにほぼやり終えると、年末ぎりぎりまでバタバタしなくていいです。ギリギリまでバタバタするのは、Mizko はどうも苦手です。
学生時代の夏休みも、7月中(遅くても8月初旬)に宿題を終え、9月の学校が始まる前にもう一度見直す……というのが自分の中のルールでした。ですからたっぷり一ヶ月以上は自分の時間が持て、普段出来ないことに時間が費やせました。9月に入ってバタバタと「この夏の宿題は何だっけ~~~~?」なんて言って慌てている友達もいましたっけ~~。
しかし仕事となると相手もあることなので、そうそう自分の思うようにはなりませんが、イタリア生活で身に付いた……いつも上手く行かないことを想定して、その時無駄にする時間も取り組んでプランを立てるので、スムースに行けば余裕が生まれる。スタッフも大晦日になってもまだバタバタしていて、私に吠えられた経験もあるので、今年はかなり気合いを入れてクリスマス前までにほぼ片付ている……。
そうなると忘年会も気持ちゆったりして臨めます。
それにしても日本と言う国はよく飲み会をする国だと思います。
私もここのところいくつも熟していますが、男子とは困ったものです。
忘年会の場所は?男子A「いつもの所で」・・・(???あなたといつも一緒に行っているお店なんてないんですけれど…)、因みにこの方血液型A型。
時間は?男子B「仕事が終わったら行きます。」・・・(???あなたの仕事終了時間を把握している間柄ではないんですけれど…)、こちらの方は血液型B型。
これって、ある程度頻繁にお会いしている関係で、いつも一緒に行っているお店があるなら分かります。そんな関係ならば、当然彼の仕事終了時間も把握できますが、まったくそうじゃないのです。あなたの彼女でも女房でもないのに、これじゃわかりませ~~~~ん!!
日本語でさえこうしたコミュニケーションの難しさがあるので、外国語ではもっと大変なのは当然でしょう。
2010年12月25日
日本ではクリスマスと言うと、24日のクリスマスイブが一番の盛り上がりのように感じます。長いヨーロッパ生活の習慣で、私は、24日にはあくまでも25日のクリスマスを迎える準備をします。ほとんどの仕事は24日までに終え、年末の大掃除も済ませます。それは日本滞在中も同じで、長年一緒に仕事をしているスタッフもそれを心得ており、この一週間はバタバタとすごい勢いで動いていました。それだけではなく、食べ物も飲み物も買い込み、そしてクリスマス用のお料理を作ります。ドイツのクリスマスにはターキーではなく、ガチョウを家で焼いて食べますが、日本ではなかなか手に入らないので、そこはその時々に合わせて臨機応変にお料理します。これからのシーズン、いつどなたがいらしてもちょっとしたおもてなしが出来るように。現在の私の家はちょっとしたバーが開けそう!アルコールならほとんど何でも揃っています!!一般的なアルコールに加え、ドイツのシュナップスもイタリアのグラッパも、それにギリシャのメタクサも。

そして今日25日に加え、ドイツでは26日もクリスマスです。楽しい事は一日でも多いに越したことはない!ですから日本滞在中でも私は周囲の友達を巻き込んで、26日もクリスマスにしてしまいます。そこでMizkoのショップも26日までをクリスマスにします!

そしてこれからがクリスマス本番!

ではReaderの皆さん、Merry Christmas!


写真:ドイツのクリスマスにはシュトーレン、イタリアではパネットーネ。
Mizkoは両方楽しみます。楽しい事も美味しい物も多いに越したことはない!!
右手のグラスにはティーキャンドルを入れます。友人のスウェーデン旅行のお土産で、
Mizkoの大のお気に入りです。ヨーロッパは生活にキャンドルを多く取り入れますが、
キャンドルライトは心も暖まり。私は大好きです。
2010年12月18日
写真:私のお気に入りのスポットの一つ…自宅屋上。六本木ヒルズが見えています。
360度よい眺めです。ちょっと方向を変えれば、東京タワー、青山のあおのビル、渋谷方面ではセルリアンタワーにマークシティ、新宿方面は都庁に名前の知らない超高層ビル群。そして冬の晴れた日には遠くの山々に加え富士山がかろうじて見えています。表参道でこの景色……この辺りもすっかり様変わりをして、最近では空き地や空き家も多いですが、この景色を見る度に、私はまだまだここで頑張ろうという意欲が湧いてきます。
夏の神宮外苑の花火大会の特等席でもあります。今年は海外にいて見逃しましたが、
2011年はここで友人達と楽しみたいと思います。

今回はドイツ滞在許可証収得についてお話しますね。

現在の事は知りませんが、私がドイツに移る当時は、ドイツ滞在許可証収得には、多くの書類が必要となり大変でした。その中でも無犯罪証明書の提出も必要でした。日本国で犯罪を犯したことが無いという証明書。警視庁に行き、慣れない場所でウロウロしていると、「指紋を取るんだから指出すんだよ~~!」と私の指は摑まれ、勝手に朱肉の上に乗せられ、書類に押されました。いや~~な気分でした。まるで私が悪いことでもしたような荒い扱いだと思いました。そして健康診断書。エイズテストもさせられました。晴れてドイツに渡れば、いやれ書類の一字間が間違えているとかなんとかと文句を言われ、私は電車で3時間はかかるフランクフルトの日本領事館に行ったり、2時間のミュンヘンの日本領事館に行って書類をパーフェクトにしました。
そしてやっとの思いで揃えた書類を、自分の住む町の市役所に持って行った時のことでした。
市役所の中の外国人登録をする受付に行きました。外国人が沢山いて、皆自分の番を待っていました。私の番が来たら、係りの女性は私の書類をひったくるように取り、それは感じが悪い!その後に彼女が言った言葉を私は聞き逃しませんでした。
当時の私はドイツ語を話すことはほとんど出来ませんでしたが、相手の話すことは理解出来ました。彼女は一言吐き捨てるように言いました。「外人のためなんかに働きたくなんかないのよね~~!!」Mizko……かっち~~~~~~ん!頭でゴングが鳴りました!
私としたら今までのいきさつから、大変な思いをして揃えた書類です。それにこんな時って一日本人としてのプライドが現れてしまう。ニッポンジンとして、異国でこんな扱いをされてここでだまっちゃいられない!という気分になる!私はその女性の背中に英語で「書類返して!」と言い、そして「そんなに外国人のために働くのがいやなら、今すぐこの仕事止めなさい!!」「止めればいいでしょ!」と怒りが思いっきり言葉に出ました。彼女はポカーンと私の顔を見ていましたが、隣りにいた係員がそれは親切に手続きの続きをしてくれました

それにしても日本の区役所で、外国人に対しこんなことを言う職員さんがいるとは考えられないのですが・・・。

滞在許可証収得は海外生活の第一歩で、習慣の違い、言葉の壁、メンタリティーの違いで戸惑ったり、悩んだりするのは、この後です。
2010年12月16日
滞在許可証パート2のドイツ編を書いていたら、その時の腹立たしい思いがあまりにも甦ったので、一度気分を変えて、今の私のお気に入りを3点ご紹介します。

先ずはGloria Estefan のCD 、”Amor y Suerte”。
古いCDなんですが、これは数年前ミラノのバールで初めて聞いて、即好きになりました。
特に今の冷えた日本社会にうんざり来た時には、こんなあつ~~いラテンの曲がいい!
前回も私の大好きなイタリアンシンガーのCDをご紹介しましたが、今度はスペイン語。
彼女の声はステキですが、デゥエットの男性シンガーのあま~~~~い声は堪りません!!!このCDは、海外を行ったり来たりする時に必ず持ち歩く一枚です。勿論今も聞きながらこの日記を認めています。


二つ目は、最近読んだ石井ゆかりの「双子座」の本。おもしろかったあ~~~!私は双子座ですが、「海外旅行に出れば必ず、ここの人々と話せたらどんなにいいだろう!と考え、できるだけ現地語を学ぼうとします」と本にありますが、それは私で~~す!
今までに学んだ言葉は数知れず。多くの語学はその時だけなんですが、その旅の間は一生懸命現地の人々とコミュニケーションを取ろうとします。本の内容全てが自分に当てはまっているとは思えませんでしたが、何点もこれって私だあ~~と思うことがあり、本当に面白く読めたので、気になる他の星座も是非読んでみたいと思っています。

最後は…この赤のガラスの筒には、バラの香りのコロンが入っています。スプレー式ではなく、ローリングタイプなのがお洒落で、バッグに忍ばせておくのにピッタリ。つい最近ある方に頂いた物ですが、赤の色といい、香りといい、とっても気に入っています。見た目もお洒落じゃありません??



2010年12月15日
写真:前回ドイツのクリスマスマーケットについてお話しましたが、東京でもこの一角だけはドイツです。建物も外灯も、ベンチも石畳も……。私のお気に入りの場所です。


どこの国に暮らすにも滞在許可証の収得は本当に厄介です。

ドイツでの経験とイタリアでの経験を2回に渡ってお話しましょう。
その前のアメリカでの経験ではこの2カ国ほど強烈な思い出はありませんから省きます。

先日の日記で、イタリア在住の日本人の方方のコメントも読んで頂いたと思いますが、その中にも滞在許可証収得の大変さはありましたね。
どんな国もただ荷物を持って行き、それで暮らせるわけではありませんからね。

私のイタリア滞在許可書「更新」体験をお話しますね。

更新の手続きは、イタリア人の女友達があちこちで吠えながら(?)、時に悔し涙を流しながら手助けをしてくれました。そう…イタリア人さえ、イタリアの生活の大変さに時には腹も立てます。
許可証が準備出来たので、警察署に取りに来いと連絡が来たのは、手続きをしてから10ヶ月後(!)。でも周囲には「早かったね!」と言われました(!)。

必要という言われる書類を用意をして、受付時間内に警察署に行きました。
そうしたら受付時間内だというのに、「もう終了した」との一点張りでドアを閉められました。
翌日受付時間30分前の早朝に警察署に行くと、沢山の外国人がいました。
ドアが開き、何人かをドアの中に入れて、残りは今日は受付ないというのです。
「何で?????」。その回答すら誰からも得られず、翌日はもっと早く行きました。
一人の外国人女性が、紙に名前を書けと言います。そこには番号が振られていて、私は
13番でした。そして彼女は「一日15人の外国人しか取らないのよ。私は15人中に入れず、今日で6回目なのよ」と言いました。それで今までの疑問がクリアーになりました。
「それならそうとどうして前もって知らせてくれないの???」と誰もが思うと思いますが、こういう時は「それはね、イタリアだからなの。」といつもの様に諦めるしかないのです。
どうにか15人中に入れ、安心したのも束の間……やっと自分の番が来たら、「書類が足りないから、はい次の人!」の一言で帰そうとします。それに納得の行かない私は、強い口調で言いました。”un momento per favore!!!”(ちょっと待ってください!)
次の人を部屋に招き入れようとする係員を制し、言われた書類が全部揃っていることを訴えました。すると手続きする時に渡した〇〇書類も必要だと言います。
「それならそうと必要書類の項目のところにどうして記さないの??」という疑問があってもそんな議論は無用。「それはね、イタリアだからなの」とまた諦めるしかないのです。

私はここで帰されたら、許可証の受け取りがいつになるかわかったものじゃないので、
引き下がりませんでした。でも何を言っても「ダメ」の一言。最後には「私を帰さないで下さい!私は帰りませんよ!!その書類は家族に持って来てもらいますから。!!」と言うとしぶしぶ係員は「分かったよ」と言ったので、私はその係員の横にぴったりくっ付いて、彼を見張っていました。それは〇〇書類が届く間にこの彼が席を立って、他の係員に交代したら、また何を言われるか分からないからです。同じオフィス内の人でも、人によって言う事もやる事もバラバラで、ひどい経験もたっぷりさせられています。

「絶対に手続きは最後までこの係員にやらせ、許可証は絶対今日取る!」と「絶対」と言う言葉で自分の心をけし掛ける。〇〇書類が届き、晴れてイタリア滞在許可証を手にした時には、私の心は達成感で一杯でした。大変な分だけ嬉しかったです。その後には冷えたスプマンテで自分に乾杯。また一つ乗り越えられた!
(先日の日記に書きましたが、本来許可証は5年間有効ですが、待ち時間10ヶ月分はその5年に含まれます)





2010年12月07日
写真:Mizko's'Via Marcona"のクリスマスツリー点灯!
表参道にいらっしゃることがありましたら、どうぞご覧下さいね!結構目立っております!

今年もアドベントが始まり、ドイツ国内でも有名なNuernberg(ニュールンベルグ)のChristkindlesmarkt(クリスマスマーケット)も今は真っ盛り(…のはず)。
(12月25日の4週間前の日曜日から24日までの期間をアドベント(待降節)と呼びます。 この頃からクリスマスに向けて本格的に準備を始めます。)

今までに色々な場所でクリスマスを迎えましたが、どこが一番良かったか???それは矢張りニュールンベルグです。
派手なイルミネーションや騒々しく繰り返し流れる「ジングルベル」より、私はドイツ式にアドベントを過ごし、クリスマスを静かに迎えるという方が好きです。寒いのは苦手なMizkoですが、クリスマスは寒い方がいい!ホワイトクリスマスならもっといい!!

日本にいると、クリスマスと忘年会、新年会、いつもの飲み会、普段のデートとの区別があまり分からず、私にとってはスペシャル感が何か薄いです。

アドベントの頃のニュールンベルグは、午後4時にもなれば暗くなり、段々に石畳から冷えが体に伝わって来ます。
そんな頃、FrauenKirche(女性教会)の前のHauptmarkt(マーケット広場)だけは、暗闇の中に沢山の露店の電気が煌煌と光を放ち始めます。
露店ではクリスマスの飾りやおもちゃ、乾燥プラムで出来たお人形などが売られ、Gluewein(ホットワイン)の湯気や焼きソーセージの煙が寒空に登り、いかにもそこだけは暖かそう!!誰もが立ち飲み、立ち食いを楽しみ、座ってお行儀良くお食事しましょう!!なんてここでは無視!これがドイツ流クリスマスマーケットの楽しみ方です。
ホットワインを注文する時には、マグカップ代も払います。飲み終わりカップを返却するとそのお金を返してくれますが、カップが欲しい場合はそのまま持ち帰れます。私の東京のオフィスで使っているカップも、何年か前のそのホットワインのマグカップです。
スタッフT(肉食系)と一緒の時には、焼き立ての50センチのソーセージのホットドッグを左右から二人で食べましたが、唇だけではなく顔までかじられるのではという程の迫力ある食べっぷりのTでした(?!)

何回かこの日記でもご紹介させて頂いているニュールンベルグ…本当に美しい街で、寒い冬は冬なりに大きな楽しみがある街です。

日本の仲良しさんと一緒に、ニュールンベルグのクリスマスマーケットで、寒い中肩を寄せ合いあつ~~いホットワインで、あつ~~い焼き立てのソーセージが食べたい!!





2010年12月04日
写真:Mizkoはバッグが大好き!ブランドには全く拘らず、拘るのは、そのバッグに惚れ込む自分の気持ちと私の体とバッグとのバランス!
2010年に自分用にゲットしたバッグも何点かありますが、その中のMizkoのベスト3はこちらです。

左:今回日本へ出発の一日前の大忙しの中に偶然出合っしまったFurlaのバッグ。それも100パーセント私好み。色…文句なし。大きさ…文句なし。重さ…レザーだと思えないほどかる~~い!別売りのポーチはどうしようかちょっと迷いましたが、何万円もするわけではないのに、後になって「買っとけば良かったア~~」なんて後悔するのは、私の性格に合わないので、ゲット!最近のお出掛けにはこのバッグが頻繁に活躍しています。先日の急な雨…自分が濡れても、バッグはコートに包んで帰りました。

真ん中:これは2010年Mizkoのベストバッグです。以前日記でも触れましたが、私が長年探していた赤!こんな赤が欲しかったんです。パリで見つけた時にはやっと出合えたと感無量で即ゲット。ノンブランドで一点物でした。ケリーバッグでこの大きさがお洒落。今回のパリのムーランルージュのキャバレーショーに行った時には、黒のドレスにこのバッグを持って行きました。正にムーランルージュの赤。現在このバッグはMizkoの宝物です。因みに赤のドレスを着た時に持ちたいので、同じ大きさの黒もゲットしました。現在そのバッグはミラノ滞在中です。

右:これはMaxMara。このバッグはレザーですが、雨の日でも心配がないので、雲行きが怪しい日に活躍します。抑え気味のゴールドなので、黒の服の多い私には、なかなかお洒落な色合いだと思っています。実際に使ってみてあまりにも使い心地がいいので、現在商品としてアップされている全く同じバッグのピンクも、自分用にゲットしようかなと思っているのですが、私にあのピンク似合うかな……。



さて、今回の帰国後にまだレザーバッグはご紹介をしていませんが、そろそろと思っています。先日、リング「マティーナフランカ」をお求めになり、オフィスに受け取りにいらしたお客様…真ん中のケリーバッグシリーズのピンクのケリーバッグに一目惚れ???私の赤より大きく、一般的なケリーバッグよりはちょっと小振り。これまたサイズが微妙でキュート。そして何より色がステキなピンク!ピンク好きにはたまりません!
Made in Franceで、これも一点しかなかった商品です。「なるべくお財布に優しく」がモットーですから、パリからミラノ、ミラノから東京にMizko自身が手荷物で大切に持って来ました。型崩れなく持って来るのが大変でした。ですから大切に使って下さる方にご提供したいと思っています。それだけは守って頂くことが条件(?)で、送料込みで19800円で近日ご紹介致します。イヤですよ~~~、パリジェンヌ(?)のバッグさんを雨の日にびっしょり濡らしたりしちゃ~~~!可哀想ですからね~~。
このバッグに一目惚れ(?)のお客様は、もうそこで買っていらしゃりたいご様子でしたが、他のお客様にフェアーではないので、先ずはアップさせて頂き、後はお客様にHPのチェックと素早い行動でゲットして頂きたく思います。正直な所、またいつ同じ商品をゲット出来るか自信がありません。あれだけあんなに色々な町を歩いて、初めて見つけた色ですから。

また上記のお客様のように、商品を直接受け取りにいらっしゃりたい方、他の商品も実際にご覧になりたい方は、ご連絡頂ければMizkoがご案内させて頂きます。どうぞお気軽に「お問い合わせ」までご連絡下さいね。
2010年12月02日
写真:1日から表参道はライトアップも始まりました。
モバイル版のショップのサイトは、このクリスマス期間中、Dita van Teeseで飾ります。男性商品がまだまだ無いので、男性の皆さんへのちょっとしたプレゼントです。いえいえ男性だけではなく、パリのショーでは女性ファンもいましたから、彼女のゴージャスさを男女問わず楽しんでくださいね。

ある夜の私はセルフ酒…。セルフ酒というのは、一人でお酒を飲みに行くことです。随分前にカラオケボックスに行った時、演歌の英語版がありました。一人酒がSelf Sakeと訳されていて、それから私は一人でお酒を飲むことをセルフ酒と言っています。

私がセルフ酒をする時には必ず訳がある……。
先ずはいつものお店へ。そこはMizkoのセルフ酒を良く心得ていてくれて、そんな私の事を完全に放っておいたり、無視するのではなく、適度な話を適度に加えつつ、でも私の「一人」を尊重してくれます。
一軒目ではいつも通りのセルフ酒の時間を過ごし、最後の仕上げに行ったお店も知っている地元のお店。
カウンター席に座り、チーズの盛り合わせで、グラスの赤ワインを飲んでいる時でした。3人の男性が入店して、私の左隣に日本人男性、その向こうに外国人、そして一番入り口に近い所にもう一人日本人男性が座りました。3人は英語で話していました。私は彼らに半分背中を見せながら「一人」に浸っていました。その為のセルフ酒ですから。そして少し経った時でした。

腹立たしさ第一弾:
彼らは私とチーズを無遠慮に交互に見ながら話し始めました。「彼女が今口に入れたこのチーズは〇〇で、横にあるオレンジのチーズはあれは美味しいんだよ。」「ほら彼女が今掴んだやつ!」「どれどれ?」なんて人の気も知らずに覗き込んでいる……これって失礼じゃありませんか?距離がある所で話しているならともかく。初めは無視していたのですが、ああだこうだと話し続けていて、もう食べている気がしませんでした。「今彼女が食べたやつがさあ~~~」。私の頭の中でゴングが鳴りました。「かっち~~~ん!」
私は英語で「それなら召し上がりますか?」と言いました。びっくりしている3人の顔に向かって、更に「さっきからずっと眺めていて、チーズが美味しいだの仰っているんですから、どうぞ!」と言ってお皿を差し出しました。そう言っている私の不快な声を感じ取ったのか、隣りの日本人男性は「この人はフランス人で、チーズが気になって仕方がないんですよ。」と日本語で言い、聞きもしないのにあれこれ自分の会社だの仕事を語りました。Mizko聞き流し。

腹立たしさ第二弾:その後、英語を私が理解してしまったバツの悪さを皆で話し出しました。今度はイタリア語で!私はイタリア語で「私イタリア語、解りますから!」と言いました。そうしたらまるで私のイタリア語を試すようにイタリア語で日本人男性は話しかけて来ました。私が全部イタリア語で返すと、「イタリア語も解るんですね~~?へえ~」とその男性は私に言いました。
自分は英語、イタリア語を話しておいて、私が話せると分かると、「へえ~~」と驚いたような言い方……それも失礼じゃありませんか?

腹立たしさ第三弾:私は相手にせず自分の「一人」に浸ろうとすると、今度はフランス人男性がドイツ語で、「僕はドイツ語が話せるんだけど、君は解る??」と私に聞いてきました。これってテスト???人のこと試して!!頭の中はもう腹立たしさで一杯!「カチ~~~ン!カチ~~~~ン!」と鳴っている。もう私はドイツ語でまくし立てました。自分の個人情報には一切触れませんでしたが、「ええ!と~~~ぜん!確かに!勿論!私はドイツ語が解ります!問題なく話せます!!」これでもかとドイツ語で挑んで来たので、こちらも出来るだけ難しい単語も含めて返しました。

腹立たしさ第四弾:さっきまで威張った態度で、私を馬鹿にしたような隣りの日本男性はガラリと態度を変え、「すごいんですねえ~~~!」と変に媚を売った感じでおだて始めました。その豹変振りが気持ち悪い!イタリアではこんな時には大喧嘩になりますが、穏やかな日本ですし、私も日本式を試みて、燃え滾る怒りも胸に秘め、お勘定を済ませて立ち上がった時でした。
甘ったるい声で、隣りの日本人男性が「帰っちゃうんですか~~~?」と言うので、私は顔も見ず出来るだけ冷たい声で「そうです!!!」と答えた時でした。ああだあこうだあと今度はナンパ!(はあ~~~~~~~???)あれだけ人の事馬鹿にしておいて……。


何を言われても振り向きもせず、表参道消えたイルミネーションの中、風に飛ばした渡された連絡先。「絶対連絡下さいね~~!」……「絶対しません!」




2010年11月30日
写真:足は私の大切な旅の友。
Mizko…靴下だ~~いスキ!これは私のオリジナルです。
「M」の他に「Baci(キス)」と「amore(love)」がありそれぞれには赤いハートも入れました。
ミラノでもこんな靴下はなく、大好評なんですよ。結局私自身がsomething special が大好きで、私だけの靴下作っちゃいました。

今宵も例の助監督風のスタッフTは頑張っている。
朝の10時前に出勤して、只今23時。「だめだ、光が弱い!。この写真は明日の日中日光の下で撮り直してみます!」…言うことも最近はすっかり助監督風ではなく助監督!!


私は私で、夕方ジムで汗をたっぶり流し、仕切り直して夜の部に臨んでいます。

Mizkoの旅はとにかく歩きが基本。自分の足が頼りです。一回4~5日の旅の間の徒歩距離は30キロ以上になるので、日頃からの体力作りは必須です。最近は巨大飛行場も多いので、今回の帰国のように、手荷物だけで16キロの荷物を伴っての移動にはパワーが必要。今日も傾斜を付けての3キロの早歩きに加え、胸、肩、腕の筋力トレーニング。
頑張りすぎてお箸持つ手も震えます。アルコール不足ではありません!!!(きっぱり!!)
旅の間の体力よりも、万全な健康状態で旅に臨めるように体をもって行くのも、これもまた大切なことですし、大変なこと。

そして旅が終わった後の自分へのアフターケアーは、次の旅へ疲れを残さないためにももっと大切。

日記を通してお気付きになられたかと思いますが、Mizkoの旅は時に気温差も激しい。
この夏オーストリアの山では吹雪にも遭いました。
それにところ変われば、気温だけではなく、お水も違えば、お食事も違う。

旅から戻ると必ず私は内臓から身体を休めます。
東京のスタッフにも「ミラノの家に戻ったら、2日は寝る!」とメールを出し、これはホテルで言えば、「起こさないで下さい」の札の代わりです。別に2日間寝るわけではありませんが、仕事はスタッフに任せ、体を休める…と言うより、もう次の旅への準備でもあります。
胃腸の調子が悪いわけでもないのに、Mizko自家製雑炊で内臓も休ませます。
そして大事なのは、足の疲れを取ること!!
それだけ歩いた足は、そのままにはして置けません。イロイロな国での経験から自分も学び、、Mizkoのかくし芸??…足のマッサージ。なかなか上手だと思いますよ。
そしてタイでいつも買う特別な物でのマッサージ。
つま先から足を中心に、そして全身。そしてこれまた秘薬(?)を入れての入浴。全行程約一時間半。これでリフレッシュ。入浴後はこれまたタイの秘薬(?)を全身に塗り、体全体をしっかり休めます。
体の芯に疲れが溜まると、どんなに寝ても疲れは取れませんからね。寝る前に疲れを徹底的に取ることが大事だと思います。
そして数日間の禁酒も大事です。特にMizkoには必要です!

一回一回の旅が終わる度、外側だけではなく体の芯から疲れを取る…これが元気に旅を続けるコツだと思います。

アフリカ…特にタンザニアの私の学校に行くには、とんでもなく体力が必要です。
同行者全員男性。ほとんどマサイ族ですから。
Mizko紅一点、彼らに同行拒否されないように、これからも体力勝負!
2010年11月25日
写真:ポーランドで有名なバルト海の琥珀。ワルシャワでゲットしました。
モデル=Mizko…お見苦しい点はごめんなさい!

例の体調不良のスタッフTがやっとオフィスに戻って来ました!!…なのに初日に遅刻。それも電車の影響!!彼女、いざという時に弱い!でも休んだ分だけ頑張る意欲は窺えました。
アクセサリーの撮影はなかなか大変!これは前から皆さんにお話していましたが、
本当に難しいし、時間がかかる。デジタルカメラで結果を見るとなかなか上手く撮れたな…と思っても、いざHPにアップしてみるとなんだかイメージが違う。でも女性ならではのアイディアやセンスって絶対あるはず……。素人だからこその良さも絶対あるはず……なんていうことを信じて撮っています。
そこでスタッフT,休んだ分だけ仕事に対するエネルギーが生まれたのか、今日は映画の助監督風な感じでバシバシ写真を撮る!ボディに服を着せて、その上にアクセサリーを飾る際には、「Mizkoさんが着ている服をボディに着せましょう!脱いで頂けますか?」。剥ぎ取られる?!そのノースリーブのワンピースの下には黒のハイネックのシャツを着ていましたが、「次はハイネックをボディに着せます。申し訳ありませんが、脱いで頂けますか?」と次にシャツも剥ぎ取られる?!昼間からオフィスのカーテンはピシッと閉められ、「追いはぎ」に遭ったみたいなMizko!

今度は実際にアクセサリーをつけて写真を撮ることになりました。
私より若い彼女を当然モデルにと思っていたら……「だめです!肌は出せません(出せない深い理由があるようで)!」はあ~~~結局モデルはMizko。Tは助監督に徹する。イタリア式の(?)胸の開いたワンピースでは、やれブラが見えただの、胸が見えすぎただので再チャレンジ。「何?私の顔の横の紐?」「それMizkoさんの髪の毛の影です。だめだ!もう一枚撮りましょ!!」「え~~この首のシミなあに?こんなのあったっけ~?」「それも影です!撮り直しましょう!」。素人モデルと素人助監督で悪戦苦闘!

スタッフKも今日は「まいせん横丁から」の更新中に、「あれ~~~文章が消えたあ~~~!」のアクシデント。一時間以上の努力も水の泡。

とにかく二足の草鞋の素人達が悪戦苦闘の繰り返し!!インターネットショップの裏側なんて全く知らなかった私達ですが、解らなかったことも一つずつ理解をして、出来なかったことも一つずつ出来るようになり、ゆっくりですが、確実に前進しています。ですからReaderの皆さんも気長にお付き合い下さいね。どうぞ宜しくお願いします。

今は忍耐強く、学び時という考えはスタッフ皆同じです。
正に、「ローマは一日にして成らず」

2010年11月25日
写真:タンザニア、ルアハナショナルパークにて。


今日は朝から良いお天気……。何故だか遠い昔の彼を思い出しました。
私の人生であれだけ情熱的に一目惚れされたことはありません。

え~~~これってMizkoのモテてたっていう自慢話???なんて思わないで最後まで聞いて下さいね。

それはある夏の日でした。その日は当時のボーイフレンドとデート。
そんな時にその『彼』との出会いがありました。

誰が声を掛けても彼は振り向きもせず、不貞腐れた感じで背中を向けていました。
時々振り向いても、「うるさい奴らだな~~~!」っていう表情をしてご機嫌斜め。
私がそばに行った時でした。偶然振り向いた彼は私を見つけると、私に走り寄って来ました。そして私の顔を無言で見ている…。私が「こんにちは」って言うと、彼は黙って私の横に座りました。私もボーイフレンドそっちのけで、彼の横に座りました。
まだ彼はじっと私を見ている…その内私の髪や顔を撫でるのです。何度も何度も黙って撫でていました。時々ほっぺにキスもして、私が彼の方に顔を向けると、やさし~~い目で私を見つめ、また顔や髪を撫でて、私の唇にキスをしました。バッグを開けてハンカチーフを出す仕草も、髪を触る仕草も、私の動作全てを彼は目で追います。ずっと私を見ていて、また髪や顔を撫でてキスをする。その繰り返し。そんな私達の姿にボーイフレンドも呆れ顔!!

そこで告白!このお相手とは…………彼…毛深すぎる!!!
         :
         :
         :
実は動物園のゴリラなんです!!!
ガラス越しに何度も私の顔や髪を撫でキスをしました。
ゴリラを見ていた大勢の人達もこれを「恋」と感じたようです。

そこにずっといられるわけでもないので、私が「じゃあね」と言って立ち上がると、私を
見つめる瞳が悲しそうでした。私が彼に背を向けると、ガラスを思いっきり叩いて叫んでいる!ずっとずっとガラスを叩いて私を呼んでいる!!!こちらもそれを振り切って去ってしまうのが辛くて、戻ってガラスに近づくと、またカラス越しに私の顔や髪を撫でてキスする。背を向けると、またガラスを叩いて私を呼ぶ…。
それを見ていた皆が声を合わせて、「ゴリラが可哀想…」なんて言っていました。……でもどうすればいいのこの私???
後ろ髪を引かれる思いとはこういう事で、私も本当にこのお別れは辛かったです。
私がメスのゴリラだったら……絶対彼から離れない!!筋肉質の逞しい体に男らしい
顔。でも何より私にとって~~も優しい!その時横にいた人間の彼よりも、情熱的で男らしくて優しかったな~~~!私には忘れられないlove story(?)です。

Mizko,23歳の夏でした。

追伸:実はキリンとも忘れられない思い出があるんです。あ~~牛にモテモテで(?)もみくちゃにされた自慢話もあったっけ~~~~!あ~~そんなの自慢にはなりませんよね!




2010年11月23日
写真:ミラノのメルカート。この露店の靴屋さんにはグッチ、ドルチェ&ガッバーナ、トッズ、プラダの靴も並び、安くなっても日本円で何万円かはするというのに、このようにブーツは洗濯ばさみで留めてある……グッチの黒のステキなブーツも洗濯ばさみ留め……メンタリティーの違い?!夏に一部の生花店は、生花は売らず造花を売るのも理解出来ない。日本の生花店が、どれだけ夏に苦労してお花を扱っているかを考えると、生花店のプライドはどこなの??と聞きたくなるけれど、それはねえ、イタリアだからなの……と自分を納得させている。

スタッフKが遅い夏休みから戻りホッと一安心!
不調スタッフTはまだ出勤出来ず……。彼女、見た目より『お体お弱い』!
でも先日の私の日記での注文…元気になったら3倍働くこと、Mizkoの要望のご飯をご馳走してもらう件は彼女も納得!いえいえ帰国直後に、彼女の仕事までさせられてNOとは言わせません!!!どうにか昨日から在宅で仕事が出来るようになり、ア~~~良かった!
「あ~~日本に帰ってきた~~な~~」なんていう気持に浸るヒマなくバタバタになって、「まいせん横丁から」では、スタッフKが今の私の様子を語っていますが、それでもMizko…イタリアにいる時より大人しい…あのイタリアでの連日必須だったパワーに比べれば何でもない!!日本で私が吠えたところでそれはイタリア滞在中と比べれば、まだまだささやきぐらい?!!!腹が立つと言っても、あの激怒に比べればまだまだ……。それに日本には私の心を日本語で癒してくれる人がいる…思い切り日本語で愚痴り、それを聞いてくれる人がいる……気の張りが一気に緩み、へろ~~んとしちゃった時には、黙って付き合ってくれる人がいる……それだけで私は本当にしあわせだな~~と思います。それで頑張れないわけはない!!
海外滞在中には日本人との接触が余りありません。そんな生活をしているので、こういうことが有り難~~く思えるのかもしれません。何語を話せたところで、心許せる日本人の友達と日本語で話せるって素晴らしい!!
勝手な人生を生きて日本を行ったり来たりの私ですが、そんな私の事を、会えなかった時間を越えて暖かく迎えてくれる友人達に心から感謝しています。
会っている時に伝えたくでも、その時にはそのことも忘れてしまうぐらい和んでしまったり、騒いで(?)しまうので、ここで私の気持ちを伝えます。有難う!有難うございます!



2010年11月22日
写真:たっぷり日本に浸りたくなると、私はこんな処で一人和食を頂きます。
都会の真ん中とは思えない静けさなんです。Mizkoの隠れ家???

生まれ育ったここ表参道も、最近はなんかひっそりしていて寂しい。
246通りは何軒かビルごと壊されて、平地になって東京タワーがよく見えます。
まい泉通り付近もドンドン住人が出て行ってしまって、その後家は壊され、大きな敷地があちらこちらにあります。そして夜には人気がなくて暗く怖いぐらいです。
この町に生まれ育った私には、それがどうにもこうにも寂しくてたまりません!

私はこの町が好き。こんなご時世になっても、私がよく行くレストランやバーだけは消えて欲しくなく、私も応援しています。
そんなお店で私はいつもMizkoの名前を呼ばれ、帰国した後に行くと、そんな皆さんのウェルカムが嬉しい!!「Mizkoさん、お帰りなさい!いつ帰ってくるかと皆で話していたんですよ~~」なんて言われると本当に嬉しい!!
お店を辞めて他に就職する人も、他の支店に移ることになった人も、ミラノにいる私に知らせてくれました。お店で見ていた顔が、知らない内にいなくなっちゃうのは寂しいですが……。
昨夜は女子会で(後で説明しますね)原宿のヴィアクアドローノへ。以前青山店をご紹介させて頂きましたが、原宿店は青山店とはがらっとムードが違い、ヨーロッパ、それもイタリアというより私はフランスの雰囲気を感じていて、私のお気に入りのお店のひとつです。
そこで散々女子で食べて飲んで騒いで暴れて(?)帰宅。
家に着いた途端にメールが届く……お店のSWさんからでした。
ありがとうメールです。こういうのって心に響きます。そしてまたそのお店に行きたくなりますね。この町には美味しくて、スタッフの皆さんの人柄が素敵なお店がいくつもあります。
Readerの皆さんも表参道にいらしたら、もっともっとそんなお店にいらしてみて下さいね。
夜さっさと直帰しないで!!

ここで女子会とは…Mizkoと20代半ばチョイ過ぎの二人とのかしまし娘(?)で構成されています。食べて飲んで騒ぐだけではありません。ちゃんとテーマを決めてディスカッションもします。昨夜のテーマは「日本男児について考える!」でした。
いや~~テーマからして、盛り上がりも半端じゃありませんでした。
二人の話でMizkoも勉強になりました!年の差越えて!!かしまし娘のショットをアップしたかったのですが、皆…顔真っ赤のほろ酔い気分なので却下!!!三人共血液型O型。赤ワイン大好き!!昨夜はラテンのノリで軽くボトル2本を空けて解散!次回の女子会のテーマはどうなることでしょう?
「日本男児について考えるパート2」もいいな……。勉強になるし…。




2010年11月20日
写真:EROS RAMAZZOTTI 、エロス・ラマツォッティ(ラマゾッティ) 大好きです!!!
ご存知ない方は一度お聴きになってみてください。イタリアだけではなく、ヨーロッパの国々でとっても人気があります。ドイツではイタリアンレストランに行くと大体彼の曲が流れています。私もドイツ在住中に初めて彼を知りました。

日本では有名なイタリアの歌手と言えば、矢張りオペラ歌手でしょうか。
私は何と言ってもEROSが大好き……名前が微妙ですが。
RAMAZZOTTIというお酒もありますし。私もミラノでよく飲みます。「EROS下さ~い!」って注文しても、通じました!!!さすが遊び心一杯のイタリア人。
シンガーソングライターである彼のサウンドは私の感性にぴったり。歌詞は流石イタリア男、どこまでもロマンチック。

写真下のCD”e2”からの以下の以外なお相手とのデゥエットは最初驚きました。
特にアナスターシャとのデゥエットは画像もステキでした。
”NO ESTAMOS SOLOS” with RICKY MARTIN(これは絶対踊りたくなるサウンド)
”COSAS DE LA VIDA” with TINA TURNER
”I BELONG TO YOU” with ANASTACIA(二人の声がこんなに合うなんてびっくり)
”PIU’CHE PUOI”withi CHER
以上どれも私は好き。SANTANAサウンドで歌う”FUEGO EN EL FUEGO”もこれまた踊りたくなるサウンドで好きです。

でも何より、EROSサウンドを楽しむのはこちらのCD。写真上のCD”ER9S”は”UN ATTIMO DI PACE” ”UN EMOZIONE PER SEMPRE”が大のお気に入りです。
それにやっぱりスペイン語で歌っているよりイタリア語の方がいい!そしてこの声!!!
少し鼻にかかったような声がたまらない!!

母と私は性格が全然違う親子でしたが、母との数少ない共通点の一つは、『話し声』のステキな男性はすき……。テレビのショーで話しているEROSの声を聞いたら、「あれ~~~ちょっと違う!!」それにはがっかり。CDの歌声だけに酔いしれるとしましょう。

ステキな声の昨日のお二人へ。
Yさんへ:留守電のメッセージ有難うございました。メッセージはショートでしたが、久々に聞いたあなたの声もステキでした。留守の際は必ずメッセージは入れておいて下さいね。

Sさんへ:長い時間お付き合い頂き有難うごさいました。あなたの話し声はステキなのに、時々ぼそぼそって話すから聞こえませ~~~ん!あなたが留守電にメッセージを入れるタイプじゃないのも残念!

日本人は自分の気持ちを秘めて直接的に言わないとか……いえいえMizkoは言わせて頂きます。ステキなものはステキって!!でも好きという気持ちは秘めておきましょうか……それが日本式らしいので。でも私、出来るかな???

話の流れから最後になってしまってごめんなさい。
Kさんへ:海外滞在中はいつも緊張していて(特に夜の外出は)、心底お酒に酔うことも出来きませんでしたが、昨夜は久々にMizko酔いました!!。とって~~~も楽しいお酒でした。有難うございました。今のへこんだ気持ちはしっかり整えます!次回を楽しみにしています!滞在中宜しくお願いします。
2010年11月19日
写真;Mizkoの東京の自宅にある秘密のコーナー。
この写真は17歳で初めてアフリカ、ケニア、タンザニアに行った時に撮りました。
多分これはケニアだったと思います。私のお部屋のカーペットは茶色。ベージュの壁紙に当時のカーテンは白地に茶色の木の柄で(今は薄いイエロー)、正しくアフリカのサバンナをイメージしました。
そしてこれはただの写真が貼ってあるのではなく、私の写真を元に特注で作ってもらった家具で、どう言えばいいでしょうか……地下鉄駅にある看板のように、写真の後ろから電気が照らされていて。写真の上下は本棚になっています。こんなものが欲しいと言って建築やさんを驚かせたのは、Mikzo19歳の春でした。


新商品のアップが遅れています。私が海外滞在中に散々お待たせしたのに、またまたお待たせしていてごめんなさい。

只今Mizkoは一人奮闘中。開店時は今回ご紹介した商品のファンキーガールズ達のように4人組でしたが、本業に忙しかったり、一人は遅い夏休み。今週の唯一頼りだった写真担当のTは、この大忙しの肝心な時に月曜日から体調不良……この状況はイタリア語で言うなら正に”Mamma mia !”。(うわあ、なんということ!!)
Tも電話の向こうで弱弱し~~い声で申し訳なさそう。それに「いい!いい!今は出てこなくていい!」と答える。

Mizkoのお店は元気が取り柄!このお店では、スタッフもいつも元気に明るく楽しくがモットー!。スタッフが暗いとお店も暗くなる。暗いお店は嫌ですからね。私自身が消費者ですから、スタッフも暗い、お店に流れる空気も陰気だと、どんなに美味しい物も味は半減しちゃいますし、買い物もしたくなくなります。明るく元気なお店が一番!
そしてあなたがこのページを開いた時には、、一時でも日頃のストレスを忘れ、お疲れの心が少しでも癒され、時には私が世界の街角で戦い、吠えている(?!)姿があなたの励みになれば私は嬉しいです。
   
体調の悪い人は先ず休み、元気になることが第一番。その間は元気な人がフォローすればいい!!そしてその元気な人が現在Mizko一人です。
こういう時こそイタリアの儘ならない生活経験が役に立ち、こんなことはへっちゃら!
私が今まで以上に動けばいいだけ!
でも写真撮影は下手だし、商品に埋もれて右往左往してかなりスローテンポですが、
一歩一歩前に進んで行きますので、ご理解とご協力をお願いしますね。

スタッフTへ;元気になったら3倍働くこと!
それと原宿餃子で焼き餃子、水餃子、紹興酒、キュウリのお味噌かけ、もやしのピリ辛
ひき肉和え、すっぱいキャベツをご馳走になりま~~す。それとまい泉の黒豚ひれかつ定食とフラミンゴカフェのタルタルビザあたりで、今回の件は話をつけましょう!!
とにかく今はお大事に!
2010年11月19日
写真:表参道で有名なガレット&クレープやさん”Le Bretagne"にて。ご近所なので日本滞在中にはよく行きます。今回はスモークサーモンと生クリーム、ほうれん草のガレット。
ここではオーガニックのシードルをよく飲みます。ボジョレーも頂きました。でもお店の人達には、Mizkoのカルバドス好きは知られているようです。ごめんなさい!食べ始めてから写真を撮ることを思い出しました。

先日の商品の中の指輪、マティーナ・フランカを褒めて下さったカウンター席のお隣さん……。お話をしているうちに私は東京に住みながら、ミラノにも住んでいる。それでドイツ語も話すし、アフリカが好き……という話になり、話している内に彼の顔が「?????」となっているのが分かりました。今までにも数え切れないほど驚かれたり、呆れられたりしました。
そうですよね。このReader の皆さんもMizkoのプロフィールをご覧になって、何でアフリカ、タンザニアに学校なんて建てたの?好きな国はボツワナ??、好きな動物はアフリカ象??
東京、ミラノ、アフリカの接点が分かりませんよね。いずれそれをお話しようと思いながらも時が過ぎてしまいした。
私が何度もアフリカに旅をしていることを知っている友人達でも、何が切っ掛けでそうなったかを知っている人は少ないと思います。
アフリカの水を飲んだ者はアフリカに帰る……という諺があるのですが、私は正にその通りでした。でも先ずはなんでアフリカに行こうと思ったのか?…それをお話するのはちょっと恥ずかしい……。と言うのも、実はMizkoの子供の時からの憧れの男性像、それからお話しなければなりません。私には子供の時から秘めている一貫した憧れの男性像があるんです。それを語らずに私のアフリカ経験は語れません。
う~~ん今宵はまだお話出来ませ~~ん!

私の初めてのアフリカの旅は、ケニア、タンザニア。Mizko、17歳の春でした。
2010年11月17日
写真:シチリア島、パレルモのバールにて。周囲には朽ち果てた建物が並ぶ。思い切って潜入し、ビールを頼んでこのテラス席(???)で飲む。勿論グラスなんてない。
今は表参道のテラス、ある時にはこんなテラス……。人生色々。テラスも色々。


只今午後9時…もう眠くない!時差ボケは解消されました…というより楽しい友人と一緒だと、ここの所秘めていた私の本性がわっと出て、おしゃべり止まらず、眠いのも忘れてしまいました。その日から気分爽快!!時差ボケの眠さとの戦いはなかなか辛いですからね。
おしゃべり相手をしてくれて(特に聞き役)、時差ボケ解消のきっかけになってくれたあなたに感謝!


前回は思い通りにならないイタリア生活についてお話しましたが、勿論そんな人ばかりではありませんよ。以前「ミッチョリーナは見た」でもお話しましたが、海外に出れば、なかなか日本ではお目にかかれない面白い人もいれば、嫌な人もいるし、いい人もいます。世界は広いですからね。私が帰国すれば「楽しかったですか?」と直ぐ聞く人もいますが、言葉もメンタリティーも習慣も違う国で生活をするという事は、そりゃ~戦闘モードで乗り越えなければならない事も多いです。楽しみはそれを乗り越えた上でのことです。
それだからこそ、日本に戻り心を開ける人に会うということは、戦闘モードから開放されて、言葉で言えないほど安堵を感じます。疲れた時にゆったり体を沈めたいぬるめのお風呂っていう感じでしょうか……。お風呂大好きMizko、こんなお風呂なら長湯がしたい。









2010年11月16日
写真:ペックミラノ店のウォッカに浮かぶレモンシャーベット。生活の中でどんなに腹を立てても、そんな心を癒してくれるのは美味しいイタリア料理とドルチェ。誰でもこれにやられてしまう………。

帰国してからMizkoは自分を偽っている……本当のMizkoを隠している……。

日本ではさら~~と出来るふつ~うの事が上手く行かないイタリアでの生活では、些細なことでもやり遂げるのにはフルパワーが必要で、こっちで吠えて、あっちで吠えての生活。

例えば銀行で両替を頼んだら「出来ない」と言われました。そうすると日本の感覚であれば、「この銀行では両替をしないのかな??」と思ったりします。でもそこで引いてはいけません。「何故?」と尋ねます。すると返ってきた答えは……彼女がその手続きの方法を知らないからなんです。
ある日は郵便局で荷物の発送が出来ないと言われました。
「何故?」と尋ねました…………(皆さん驚かないように!!)彼女の回答は「書くもの(ペン)を持っていないから」でした。そんな個人の勝手な理由で諦めていたら、両替も出来なければ、荷物も送れません。そこでどうにかそういう人間を自分で動かさなければなりません。それには日本では不必要なパワーが必要になります。そういうところに使っていたエネルギーのやり場に日本では困ります。
自分を出せないでいるにも拘らず、周囲には十分パワフルに見えるらしい……。「今日はまだまだ元気じゃないんです」なんて言ったら仰天されて、益々自分を出すのを躊躇する今日この頃。それって結構内心しんどい!だからこそ仲良しさんの前では思い切り本性を出したいMizkoです。
2010年11月13日
写真:私が日本に戻って来て一番恋しいイタリアの彼です。彼はシチリアのパレルモで知り合い仲良く(?)なった私のアモーレです。

日本に戻ってこの一週間、なんだか時差ボケのためにとんでもない生活パターンでした。こんな日もありました………。

お腹が空いて目覚めたのは午前4時前。目覚めもすっきり!!「さあ何を食べようかな?」アドレア・ボッチェーりのCDなんか聴きながらお野菜を切り出してお一人様湯豆腐鍋……。「やっぱりボッチェーりの歌声は素晴らしい!」なんて一人で感動。その内「そうだ、湯豆腐にはやぱっり日本酒よね」と独り言言いながら、日本酒を探す。冷蔵庫に首を突っ込んで「あれ~~~日本酒どこ?」。久々の日本の我が家で、どこに何があるかが分からず。「あ~~良かった!」キャビネットの中に前回尾道のY鮨さんで頂いた尾道のお酒を見つけた。お気に入りのグラスに注いで「う~~ん!美味しい!」。ほぼ4ヶ月振りの日本酒に感動しながら一人ほろ酔い。
そんな私の背後ではボッチェーりが素晴らしい歌声で『オーソレミオ』を歌っている。こんな時間に湯豆腐に日本酒にボッチェーり……「私…こんな時間に何やってるんだろう?」という疑問が頭を過ぎる・・・・でも直ぐに「人生色々。私はわたしだもん。マッ!いいんじゃないの。」と疑問も消えて、また日本酒とボッチェーりに酔いしれる。心もお腹も満たされて「さあ~~そろそろ寝ようかな…」と椅子から立ち上がり、洗い物を始めようと窓の外を見たら明るくなってる!!!「そうだ!これから仕事仕事!!!寝ちゃいられない!!!スタッフも来る!!」、そうして現実に戻って仕事への支度をする。いつものぬるめの半身浴の長湯じゃ湯船で寝ちゃいそう。熱めのお風呂に入り、目を覚まそうとするが、体は寝よう寝ようとしているので、時差ボケはなかなか辛い。何事もなかったようにスタッフの前で振舞ってはみても、睡魔が私を襲う。いつもより余計に喋り、必要以上にチョコチョコ動き、睡魔と闘いどうにか仕事を終えた。

この日のMizkoは内臓も含め体内時計はミラノのままで、目覚めた朝4時は私にとってはミラノの前日夜8時でした。

一週間経った今もまだなんか変です。ヨーロッパに住む日本の友人達も、2週間位一時帰国で日本に戻ると、ずっと時差ボケで、時差ボケが治った頃にヨーロッパに帰るようになると口を揃えて言っていました。ミラノに住む日本人の女友達と表参道で会った時には、午後4時には「眠い眠い!」と何度も大口あけて欠伸をしていましたっけ。お洒落な表参道を歩きながら。とてもアモーレの国イタリアの住人とは思えなかったです。
私もこの状態じゃ楽しみにしていた友達との再会も儘ならず……。午後6時頃に眠くなって、午前4時頃に超ハイテンションで「会いましょ!」なんて言ったところでだ~~れも遊んでくれません。夜お出掛けするにはお昼寝、それも3時間位必要で、お昼寝なしだと午後6時には寝ちゃうなんてお子ちゃまみたいな活動時間のMizko です。時差ボケが解消され、再会で一緒にお酒を飲むことを心から楽しみにしています。

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